すべて無添加食材!町屋のこだわり洋食屋さん「洋食ICHIKAWA」

2003年に長野でレストランをオープン。
その後、池袋に移転し、そして地元町屋へ帰ってきて、2019年3月25日に洋食ICHIKAWAをオープンしました。

シェフの市川さんにお話を伺いました。
地元なので家族や知り合いなども多く、お店にも来てもらえるようになったが、ホームページなどに顔を出すと周りの友達に冷やかされるので顔出しはNGとの事^_^
なので、文章で人となりをご紹介いたします。

– ざっくばらんにお話させていただければと^_^ 「洋食ICHIKAWA」と言うことは、シェフのお名前がICHIKAWAさん、、でいいんですよね(^^;

はい。

– シェフというといつも厨房にいて色白なイメージだったのですが、何かアウトドアスポーツとかされるんですか?

いろんな事やりますけど、ゴルフは好きですね。あと、山登りとか。以前は長野だったんでゴルフとスキーくらいしかなくて。

– スキーもされるんですか?

長野にいたころには少し習って、ぜんぜん滑れなかったんですけど、そこそこ滑れるようになって。でも、こっちに帰ってきてからはやめちゃって。

– 他に趣味とかはありますか?

特にのめりこんでいるものはないんですけど、東京にいると自然が少ないんでゴルフで山の中へ行って息抜きをしてるって感じですかね。

– なぜここにお店を?

生まれも育ちも町屋なんです。その前は池袋でやっていて、同じ屋号を引き継いでこちらに。

– その池袋のお店が最初ですか?

いえ、その前は長野で、2003年から2014年まで木曽駒高原というところでレストランをやっていて、それをやりながら経堂でビストロをやっていたんです。それをやめて東京に戻って池袋にお店を開いたんです。
33~34席ある所だったので、4人でやっていたのですが、スタッフが2人辞め、その後人手不足で2人で回すのが結構大変になってきて、4年ほどやりましたが、親のこともあり地元に帰ってくることにしました。
ここだと同級生なんかもいるので楽しいし、今のお店はこじんまりしていて、家からも近いので楽ですね(笑)。

– 料理の道に入ったきっかけは?

ん~、なんとなくですよ。なんとなくそっちのほうにいたなという。憧れとかいうのも無く、何気なく。気づいたらそういう仕事してたなっていうみたいな。
母親が料亭とかで昔勤めていたので、話はよく聞いていて、そっちのほうに少し興味はあったことはあったんです。

– 料理の専門学校に行ったとか?

そういうのも無く、いわゆる叩き上げというか。専門学校にいってその道に進むということはまったくなく、なんとなく。
でも、やってるとお客さんに「美味しい」って言われると楽しいですからね。
最初は自分で作ってるわけじゃないんだけど、気持ちいいし。お皿が帰ってきたときに、料理が残っていると何がダメだったかなと心配してしまうし、文句言われるときもあるんですけど、ひとつの褒め言葉があるとやっぱり嬉しいじゃないですか。だから続いているんじゃないですかね。

最近はネットなんかでいろいろあること無いこと書かれるじゃないですか。厳しい書き込みには不安になることもあります。それでお店も大変なんで、やっぱストレスも溜まるんですよね。でも、綺麗に食べていただいたお皿が帰ってきて、一言「美味しかったよ」って言われると、やってて良かったなって実際思う。
あとは辛いだけですからね、暑いし、そんなに儲かるもんでもないし(笑)。

– お店のこだわりは?

こだわりはやはり添加物を使わないという所です。
長野も池袋も調理場が大きかったので、火がたくさんあったんですよ。でも今はストーブ1つとフライヤー1つでやってるので、ソースを作るのが大変ですね。
ソースは洋食屋さんのデミグラスというよりもフレンチよりのソースで、エスパニョールソースを組み合わせてるんですけどね。
プロとか同業者のお客さんが来たときにも恥ずかしくないものを出したいよねと。そうすると儲けが出ないんですけどね(笑)。
真面目にやるってことですかね。

– お客さんに合わせて味を変えたりとかはするんですか?

味は変えないで一本決めて、これで行くという風にしてます。
もちろん自分の体調もあるけど、一応プロですから、そこそこ一定の味にはできるんだけども、お客さんはそうはいかないですよね。体調もあるし、味覚も違うし、だけど暑いときには冷たいものを出すとかという感じにはしてるんですけどね。
こっちが揺れちゃうと、お客さんも揺れちゃうんで、やっぱりこっちが一本通っていないと。
超一流店であれば、この人に合わせるってのもできるんだけど、うちはうちの味で行ける所まで行こうという感じですかね。

〜記者の印象〜
■サービスのスタッフとでかれこれ17年のコンビネーションという。流石に息も合っていて、動きに無駄がなく落ち着いて食事ができる。
■ランチは、ハンバーグステーキや白身魚の料理、スパゲティなど。ディナーは、アラカルトでご注文いただけます。
■ワインもこだわり選んでいるとの事、ビールサーバーも常にきれいな状態でメーカーさんも驚くほど!ビールが美味しいと評判です。
■重厚なドアを開けるのに少し躊躇しますが、入ってみるととても心地よい空間が食事とともに創りあげられています。ぜひ気軽に顔を覗かせてみてください。


<店舗情報>

  • 店名:洋食ICHIKAWA
  • 住所:〒116-0001 東京都荒川区町屋8-4-6リーブル町屋2F
  • 電話:03-6807-8651
  • 営業時間:ランチタイム11:30~14:30(ラストオーダー14:00)、ディナータイム17:30~23:00(ラストオーダー22:00)
  • 定休日:毎週火曜日


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Shingo Hashimoto

BARRICADERS、西日暮里マリナーズというバンドでベース弾いてます。リンゴより梨が好き。荒川区西日暮里のI.G.O音楽教室/スタジオ代表。P.A機材.レンタル・オペレート、イベント企画・制作など。シンコ・デ・マヨフェスティバル主催。足立区在住。

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