なぜ人気のバーが焼肉店を？そのこだわりは？炭火焼ペンザンス〜絆〜町屋

川村大 2020年7月16日 1

2020年6月29日、肉の日にオープンした町屋の炭火焼ペンザンス〜絆〜。
名前からもわかる通り、お隣のバー、ペンザンスの姉妹店です。
正泰苑町屋駅前店、いっとく、焼肉ドラゴンなど焼肉店が続いた場所。
緊急事態宣言下でテイクアウト弁当を販売していた時も、オープン前の炭火焼ペンザンス~絆~のスタッフ全員で毎日調理の研究と練習を重ねてご用意していたそうです。

両ペンザンスのオーナー、生まれも育ちも荒川という藤井さんにお話を聞いてきました。

なぜ店を開店しようと思ったんですか？

地元の後輩や友人知人と一緒に働き、スタッフたちと夢と希望を持つことでお肉を通じて地域に活力も発信出来るような飲食店を作りたかったからです。
皆様に美味しい肉を味わってもらい肉を楽しむ食文化を広げたいです。

そして私は「新しいことをはじめます」を自分自身の原動力にしてます。座右の銘「敬天愛人」や新しいことをはじめるためには、やみくもになんでもはじめるのではなく「温故知新」、「愚者は経験から学び、賢者は歴史に学ぶ」がベースとなりますが

「地元地域」「仲間」「人」「確かな技術」「Bar ペンザンス」

地域を知る人たちが地域の食文化発展の一助となる可能性を求めて相集い、コンセプトに共鳴する仲間が集まった時を天の時と捉えて新規オープンを目指すことに至りました。
スタッフははじめて2月に集まり、当初4月オープンの予定でしたがコロナの発生、緊急事態宣言のため伸びてしまいました。

ペンザンスサラダにキムチ。野菜たっぷり — ペンザンスサラダに長芋のキムチなど。野菜もたっぷり

「炭火焼ペンザンス〜絆〜」の名前の由来を教えてください

ペンザンスはイギリスの地名。グレートブリテン島の西の端にあり、「地の果て」と言われているランズエンドに行くには必ず通らなくてはならない街です。留学時代の旅でも最終地点で思い出の場所です。

ランズエンドが皆様の1日の終わりにご帰宅されるご自宅なら、ペンザンスは必ず寄りたくなるお店になって行きたいと願いを込めました。

お店のコンセプトテーマが「町屋活力・絆と炭火が織りなす新しいコミュニティの創造に向けて」
と、いうことから「絆」1文字が、最もお店の名前に適してると判断しました。

料理に対するこだわりを聞かせてください

焼肉業界47年の料理長が確かな味を求めて手腕を振るっています。
北海道出身でありジンギスカンも本場の味です。

肉の切り方をはじめ、食材や素材の持つ可能性を引き出し
固定観念を超えて、新しい可能性の模索を含めて日々練磨していきます。

お酒に対するこだわりを聞かせてください

バーペンザンスという母体もあることからお酒の選別と食事との相性、飲みやすさにもこだわりがあります。
生ビールは隅田川エール、瓶ビールは下町で人気の赤星、オリオンビールを揃え銅製のマグカップで。
クラフトビールも複数取り揃えています。
ホワイトホースのハイボールは真空断熱のジョッキを用い炭火のそばでもぬるくなりにくいです。

今後はバーペンザンスのバーテンダー、ソムリエと連携してワインのペアリング、新ドリンクなども提供していきます。