【荒川涼麺13】西日暮里、中華そば つけそば 伊蔵八本店の四川チキン冷麺にやっと会えたね

「やっと会えたね」
作家の辻仁成が中山美穂にそう言ったのはもう20年以上前。そんなすでに離婚している2人の話を記事の最初に持ってくるのは常識的に良くないというのは理解している。

しかし荒川涼麺 第13回、西日暮里にある中華そば つけそば伊蔵八本店の四川チキン冷麺との出会いはまさに「やっと会えたね」というのが相応しいんです。

荒川102のボスから
「伊蔵八本店の四川チキン冷麺の取材行ける人いますかー?」
と声がかかり、引き受けたのが7月末。

店舗もバタバタしているだろうから12時は避け、13時30分に到着したらなんと売り切れ。
翌日もうちょっと早く13時に到着したものの、やはり売り切れ。
そして3度目の正直? 2度あることは3度ある?

12時40分に到着
「がーん、やはり売り切れとは……」
そんなに人気なの?

 

やっと会えた、伊蔵八本店の四川チキン冷麺


時は過ぎ8月の最終週、今回は20時に挑戦。

自動券売機を見ると売り切れになっていない!
チケットを買って着席、もう期待しかないのである。しかし着席してただ座ってるだけじゃダメなのだ。
伊蔵八初心者なら、まずLINEの友だち登録。リピーターならLINEで送られてくるサービス券を使うべし。

このサービス券を使うと各種トッピングや卵かけご飯が無料でもらえちゃうのだ。
これを使わない手はない!
座ったら店員にスマホの画面を掲示、これを忘れてはならない。

「やっと会えたね」

これが四川チキン冷麺(900円・税込)。
たっぷりのネギの下にはさっぱりしたチキン、濃厚なゴマだれ酢に香ばしラー油、もちもちの麺。食感の違いと彩りの両方を楽しめる冷やし麺は、ボリュームもたっぷりで夏バテ対策には最高!

「四川チキン冷麺のこだわりは何と言っても麺とラー油です。
毎朝、系列店のナポレオン軒から運ばれて来る釜玉中華そばの打ち立て麺。
そしてお店で作るラー油は辛さを抑え、旨味と香りを引き出しています。
あまり辛くないので、麺にたっぷりラー油を絡めて食べてもらえるとうれしいです」
と店主の小宮さん。

ナポレオン軒といえばラーメンWalkerグランプリ2023で新店部門第2位受賞の店なんです! さすが歯ごたえと風味が違います。
と、これだけでは終わらない。





旨味たっぷり、特製醤油で食べる卵かけごはん


先ほど使ったサービス券特典の特製醤油の卵かけごはん。

店主がつけ麺TETSUを創業した当時から使っている旨味たっぷりの特製醤油で食べる卵かけごはん。この卵が高い時期になんと2個も付いてくる。
熱々のごはんにぶっかけていただきます。

カウンターの上には冷たい四川チキン冷麺と熱々の特製醤油の卵かけごはん、まさに冷静と情熱のあいだにオレがいるわけである。

さらに情熱を感じたい、辛口大好きな人には卓上にある調味料の激辛バカニラもおすすめ。これはほんとに辛いので様子を見ながら少しずつ投入。

ネギ、ニラ、チキンの相性はバッチリ。

四川チキン冷麺の販売期間は9月いっぱいとのこと。
まだまだ暑い日も続くのでチャンスがあったら是非食べてもらいたい一品です。

<店舗情報>

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