荒川区がふるさと納税を開始!
ふるさと納税とは、生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度。
納付した税金に対して贈られる返礼品や節税効果で人気の制度ですね。
荒川区もふるさと納税を開始。担当の植村さん、内潟さんに話を聞いてきましたよー!
なぜふるさと納税を開始するようになったんですか?
平成21年から制度が始まって、14年目となり、全国的に活用されています。
一方で、財源が地方へ流出していることなどが問題となっています。
これらの問題は、本来の「生まれ育った地元を応援したい」という趣旨から逸脱しており、 23区の区長会を通じて制度の見直しを求める意見を出していました。
令和3年度には区の税収から8億円程度、令和4年度には10億円ほど他の自治体へ流出する見込みであり、この状況は看過できないということで、少しでも補填できるようふるさと納税を実施することになりました。
また、荒川区の特産品を返礼品として出すことで、区外の方、都外の方に荒川区にはこんな素敵なものがあるというのを知っていただく機会になればと考えております。
ふるさと納税を始めてみていかがですか?
今はまだ、始めたばかりなのでたくさんのお申し込みを受けているという状況ではないのですが、複数の方から寄附いただいており、手応えを感じ始めています。
ふるさと納税のピークは年末であり、今は閑散期のようなところがありますので寄附いただいた方からのお声を拾いながら進めていこうとしています。
ふるさと納税の使い方について教えてください
「子育て分野」「環境分野」「区政全般」の3つを予定しています。
区としても注力していく分野、事業として設定しました。
子育て分野:子育てしやすいまちの形成
環境分野:地球環境を守るまちの実現
区政全般:荒川区にお任せください。
どこのサイトで掲載されているのですか?
ふるさとチョイスと楽天ふるさと納税です。
お好きな方をご利用ください。
しかし、荒川区民は寄附をすることはできますが、返礼品を受け取ることはできません。
今、チラシを作成しております。区外に転出される方などにお配りしたり、区の魅力発信ということでPRしていければと思います。
返礼品はどのようにして選ばれているんですか?
今は区の伝統工芸品、ものづくりブランド、あら坊などのキャラクターグッズなどをラインナップしています。
総務省の基準に則ったものですね。
区の魅力発信に寄与するものを返礼品とすることで、一定のルールを設けて審査しています。
また、返礼品につきましては公募しています。
物品に限らず、飲食店におけるお食事券 も出品できますので、区内事業者の方にはぜひ応募していただきたいです。
返礼品にあらかわ遊園入場券などもありますね
はい、あらかわ遊園に来ていただいて、またその近辺のお店でお食事や買い物をしていただくことで、地域の活性に繋がっていくと思います。
荒川102に掲載されている商品も多いですよね
エボナイトや折り網など、荒川102のサイトを見ながら「あれがいいんじゃないか」など話していることもありますw
まとめ
荒川区のふるさと納税はまだ始まったばかり。
返礼品の提供もまだ受け付けています。
荒川区外の方にもふるさと納税を通じて荒川区のことを知ってもらえると良いですね。