帰宅前、人とのつながりを感じる場所に。町屋のニュー阿波屋が再始動

新たな管理人を迎え、町屋のニュー阿波屋が再スタート


町屋の尾竹橋通り沿いで、ポップアップストアや日替わりマスター、ママが立つ飲食店として運営されていたニュー阿波屋。コロナ禍の影響からか閉店していることが多かったこちらのお店が、再始動することになりました!

ニュー阿波屋を引き継ぐのは、同店で「たこ焼き247」を不定期営業していた仁科 吉裕さん。エアコンとハウスクリーニングの仕事をしながら、赤羽でシェアハウスや子ども食堂を運営。北区を中心にイベント企画に携わるなど、「関わる人と少し楽しい社会をつくる」をモットーに活動しています。

忙しそうなのに、なぜニュー阿波屋も引き継ごうと思ったのだろう? 疑問に思って聞いてみると「1人で晩ごはんを食べるのが寂しいから、誰かと一緒に食べられればと思って」という、ゆったりした営業スタイルが伺えるお返事(笑)。

営業日はこちらのGoogleカレンダーで公開しています。仁科さんが寂しがるといけないので、お近くの方はぜひチェックしてください!

>> ニュー阿波屋Googleカレンダー

オープン初日は、鰹節問屋さんとのコラボ営業


引き継ぎオープン初日となった2022年10月1日(土)にお店に伺ってみると、メニューには「かつおサワー」の文字が。





この日は北区の鰹節問屋、湯浅商店の湯浅一正さんもカウンターに立ち、鰹節や昆布などを漬け込んだお酒によるサワーの試験的な提供が行われていました。

ビジュアルはこんな感じ。つぶした梅が入ったサワーに、鰹節がこんもり。

「最初は混ぜずに、鰹節に鼻を突っ込むように飲んで鰹節の香りを楽しんでください」とのこと。

鰹や昆布の出汁の風味が感じられます。梅干しサワーのように、お酒とおつまみが融合したような味わいです。今後もお客さんの感想を聞きながら、どんどんブラッシュアップしていくとのこと。

人の出会い、友達づくりの場をめざして


ニュー阿波屋は不思議な雰囲気が漂う建物で、「何をやってるの?」と立ち寄る人が多く見られました。立ち寄るお客さんもさまざま。プレオープン日には、仁科さんのお友達でイベント出演している楽器奏者の方による演奏で、楽しい時間を過ごすことができました。

仁科さんいわく、「昭和を感じる雰囲気と、年々新しくなる町屋の様子。ニュー阿波屋が新しい管理者を織り交ぜながらどのように変化していくのか、自分自身楽しみながら運営しようと思っています」とのこと。

ニュー阿波屋の明かりが点いていたら、ぜひ立ち寄ってみてください。

<店舗情報>
店名:ニュー阿波屋
Instagram: https://www.instagram.com/new.awaya/
Facebook: https://www.facebook.com/new.awaya
営業時間:不定期営業 営業日はGoogleカレンダーにて
定休日:不定休
住所:東京都荒川区町屋8-1-10

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