夏本番、キンキンに冷えた麺処 富士松の冷やし塩らーめんを食べてきた

もう日々暑い。
こんな日は涼しいものを食べたい。

いや、もう涼しいぐらいじゃ足りない、冷え冷えを食べたいのだー!と向かったのは、都電「荒川遊園地前」停留所近くの麺処 富士松。
富士松の冷やしラーメンは毎年私を暑さから救ってくれるのだ。

「厳選した鶏、数種類の魚節でダシをひき、麺には喉越しの良い細麺を使用しております。
トッピングには季節の野菜や薬味を添え、夏らしく冷たく仕上げました。
清涼感、香り、素材感等をお楽しみください」

この文章を読んだだけでも期待できる。もちろん冷やし塩らーめんを注文。

 





ジュレ状の冷たいスープと氷……清涼感を楽しむ冷やし塩らーめん


冷やし塩らーめん 1,400円(税込)
冷やし塩らーめん 1,400円(税込)

富士松のラーメンはまず見た目が美しいのが特徴。
目で楽しんだあと一口食べるとキンキンに冷えている麺。
これだよ、このキンキンを待っていたのだ。

冷たさのポイントはしっかりダシの効いたジュレ状の冷たいスープと氷。
この氷は氷屋から直接買っている純氷(透明感のある硬くて溶けにくい氷)。


氷はあまり溶けないので、食べ終わるまでスープが薄くなった印象はなかった。

低温調理で冷えても柔らかく、しっとりとおいしく食べられるように試行錯誤を重ねた鶏チャーシュー。
ハーブの香りがいいアクセントになっている。

夏らしく香り高い薬味は茗荷・大葉・柚子胡椒・オクラ・ライム。
食べ進んだらライムを絞ってみるとさらに清涼感が増して、ちょっとした味変ができる。

「けっこうがんばったんですけど値上げさせていただきました」
と店主の藤松さん。
昨今の物価高騰の中で味と値段を維持していくのは大変だと思う。

1,400円、それでも食べたくなる特別な一杯。
それが麺処 富士松の冷やし塩らーめんなのだ。
気になった人はぜひ食べてもらいたい。

<店舗情報>

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