先日ご紹介した「ごきんじょファーミング」に続いて、荒川区内の空き地で、また新しいプロジェクトが起こります。
今回の舞台は、公有地ではなく私有地。
実は荒川102記者である私も関わっているこの「想像建築プロジェクト」。
オープニングイベント「ミニ路地裏マルシェ&トーク」の告知と、プロジェクトの目的についてインタビューしてきたので、ご紹介させていただきます。
–「ミニ路地裏マルシェ&トーク」とは?
4月28日に開催するイベントは、2本立てです。
1本目は、小さな空き地に荒川区の人気カフェが集合する「ミニマルシェ」。
同時開催の2本目は、荒川区民が荒川区の魅力について語る「トークイベント」。
荒川区のステキなお店や暮らし方にご興味のある方、ぜひ遊びに来てください!
-マルシェ出店者
スタバのない区と揶揄されている荒川区ですが、裏を返せば魅力的な個人店が多いということですよね。
そんな荒川区の人気カフェと、町を愛するオーナーも参加。
いずれもおいしい料理とあたたかい場づくりをされている、近隣にとって欠かせない素敵なお店たちで、荒川102でもご紹介したことがあります。記事もあわせてご覧ください。
◆natural cafe こひきや 記事
◆カド珈琲 記事
◆BLACKHOLE COFFEE ROASTER 記事
-トークイベント(14時スタート)
マルシェと同時開催される、20〜40代の荒川区民によるトークイベント。
町の人、お店、場などの魅力を語り尽くします!
登壇者
◆戸田 江美 / 東尾久のデザイナー大家 「想像建築プロジェクトをやるワケ」
◆今場 雅規 / 荒川区民のトークイベント発起人 「ヨソモノが思い立って荒川区に転居してトークイベントを企画したら生活が変わった話」
◆伊藤 賢司 / 空き地・空き家活用する行政職員 「荒川区の空き地空き家問題から考える町づくり活動」
◆安谷屋 貴子 / デザイナー大家物件の住人 「スペック以外の条件で決めた荒川区暮らし」
チケット
トーク(3店舗のフード&ドリンク付き):1,500円
チケットのお申し込みはこちらのページから。
※マルシェの入場は無料です。お気軽に遊びにいらしてください。
-想像建築プロジェクトとは?
ここからは、プロジェクトの発起人であり、荒川102でも取材させていただいたことのある戸田江美さんが、そもそもどうして空き地でイベントを始めようと思ったのかご紹介します。
※戸田さんへの過去取材記事はこちら
※また、荒川102サイトのヘッダ画像を描いていただいたのも戸田さんです
町の魅力を作るのは人。生まれ育った荒川区に「住む人が町や家に愛着を持って暮らせる住宅」を建てたいと思ってこのプロジェクトを始めました。
まだ物件は建っていません。
いきなり物件を建てるのではなく、一年間、広場としてイベントなどに暫定利用します。
荒川区の人やお店と出会えるイベントを通して、 住人候補さんを集め、 叶えたい暮らしが叶う物件を一緒に想像し、建てたいと思っています。
住人候補さんだけでなく、近隣の方、荒川区に興味を持ってくれる方との交流の場にもなるよう運営することで、人と町に愛される場所(建物)をつくります。
路地裏にある空き地の大きさは15坪(畳30枚くらい)。
今まで運営メンバーやご近所さんなどと一緒に、人工芝を貼ったり机をDIYしたりと、イベントに向けて下準備をしてきました。
初めての試みの、初めてのイベント。
右往左往していますが、ご近所の方からは「がんばってね」と声をかけていただいたり、ご好意で空き地の脇にお花を植えていただいたり…荒川区のあったかさを実感しています。荒川区やお隣の北区に住んでる皆さんにはぜひ見守っていただきたいですし、ご興味を持ってくださった方とは一緒にプロジェクトを進めていきたいです。
大型ゴールデンウィーク2日目は、下町の空き地に集合です。
-ミニ路地裏マルシェ&トーク」イベント詳細
<イベント詳細情報>
- イベント名:ミニ路地裏マルシェ&トーク 荒川区の人と味が空き地に集合!
- ホームページ:https://souzou-kenchiku.com/
- 開催日程:2019年4月28日(日) 13:00~17:00
- 開催場所:東京都荒川区町屋4-35-4
- 最寄り駅:舎人ライナー・都電荒川線「熊野前」駅 徒歩10分 地下鉄千代田線・京成線「町屋」駅 徒歩15分 尾久の原公園近く。ミニストップの裏にある、路地裏の15坪の空き地です。
- チケットやタイムスケジュールなどについてはサイトをご覧ください。