昭和の温かい居心地ある現代版カフェが 2015年11月熊野前商店街にオープン！

nanako 2015年12月3日 1

最近、フジテレビやテレビ朝日の番組ロケがあったりと、何かと話題の熊野前商店街ですが、こちらも話題になりそうな素敵なカフェ「natural cafe こひきや」さんが２０１５年１１月１３日（金）にオープンしました。

natural cafeこひきやさんでは、出汁や素材にこだわったうどんやカレーなどのお食事と、手作りのスイーツやドリンクなどのカフェメニューが楽しめます。

「こひきや」という店名の由来はうどん粉を挽くことの他に、陶芸の技法のひとつである「こひき」の意味も含まれています。こだわりの器は、店長の奥様が学生時代に学んだ陶芸の技能や知識を活かして自ら焼いたものや、作家さんにお願いしたもので揃えたそうです。

お店のウリでもあるうどんの出汁は、讃岐うどんで有名な香川県に修行に行った後、北海道産真昆布、煮干し、鯖、うるめ、メジカ、カツオなどでオリジナルの味を作りあげたそうです。

「出汁を引くのは軟水じゃないとダメなんですよ～」と目をきらきら輝かせてさまざまな食材について語る店長さん。素材ひとつひとつを選び抜いたこだわりを感じました。

店内はゆったりとしていて、ベビーカーでも悠々と入ることができます。ベビーチェアも４つありますので、お子様と一緒にママ友とのランチもできますね。

「お子様うどん」（ランチタイム：ジュースとセットで税別５００円）もご用意があるそうです。

店長さんからオススメのメニューをいくつか紹介していただきました。

こちらは肉うどんです。ご自慢の出汁でいただくうどんは、旨味の後にカツオのいい香りが鼻にぬけます。

中でも印象的なのは千寿葱（せんじゅねぎ）。トロトロに煮込んであり、お口の中でジュワーと甘みが広がります。白髪ネギはシャキシャキと良い歯応え。同じネギでも別物です。どちらのネギも店長さんが千寿葱の葱商さんから仕入れているそうです。（ランチタイム：うどん、小鉢、香の物、ドリンクのセットで税別１０４０円）

そして、こちらは素材にこだわり過ぎたために土曜日限定のメニューとなった、親子丼です。

川俣シャモのモモ肉と胸肉を使う事で異なる食感と味わいを引き出し、岡崎おうはん卵という濃厚な卵でとじています。鶏肉は噛み応えがあり、しっかりとしたお味。トロトロな卵が鶏肉、出汁、ご飯を一体化させています。（土曜日のランチタイム限定：親子丼、小鉢、スープ、ドリンクのセットで税別１１８０円）

ちなみに、店長さん曰く「卵がけご飯も美味しいんですよ」とのことでしたが、今のところメニューにはありません。いずれ裏メニューなんかに登場するといいですね。

カフェメニューは米粉のシフォンケーキやティラミス、パンケーキなどの３種類（税別５５０円～）を用意する予定だそうです。私は米粉のシフォンケーキをいただきましたが、しっとりふんわり。甘さは控えめですので、大人はクリームや蜂蜜をつけて、子供はそのままシンプルでも楽しめます。個人的には蜂蜜を少しつけていただくのがオススメです。

実は、パンケーキにシロップを２倍頼むくらいドロドロの甘党の私なのですが、こちらは蜂蜜がシフォンケーキの甘さや風味を引き立ててくれて、やさしい甘さを楽しみたいと思わせてくれました。

ドリンクメニューは、コーヒーはもちろんラテも充実しており、ハニーシナモンラテ、キャラメルラテ、カフェモカがあります（税別４２０円～）。紅茶はポットで提供されるので、ゆっくり楽しめます。

ソフトドリンクの他には、お酒も各種ご用意。ランチに料金をプラスするとビールやスパーリングワインに変更が可能だそうです。

【店長さんより】

昭和ののんびりした温かい喫茶店の居心地をそのままに、現代版のカフェにしました。背伸びしたおしゃれではなく、お店に入ったときに「落ち着くね」と言って、ついつい長居してしまうような場所を目指してつくったお店です。

ご家族で来れる、もうひとつのご自宅という感覚でいらしてください。ゆっくりできる居心地の良さと、自然体のサービスで、皆様をお迎えします。

「natural cafe こひきや」さんの店名にある”natural”には天然素材という意味もありますが、何よりもお客様に自然体でリラックスしてくつろいで欲しいという思いがこもっているそうです。店長さんのアツい思いをたくさん伺いましたが、ここではとてもご紹介しきれません。新しく増やしたいメニューもたくさんあるそうですので、これから目が離せませんね。