ジョイフル三ノ輪入口の株式会社ダイオーズ ジャパンの三ノ輪社屋に設置された荒川区最大級のLEDビジョン。
南千住警察署の依頼で防犯啓発動画を発信されていたのに気づきましたか?
今回、その活動が評価されて、南千住警察署と南千住防犯協会会長の連名で防犯功労賞を受賞したとのこと。
6/17に行われた授賞式では区内の企業・個人33ヶ所が表彰されたそうです。
この新社屋に関して以前荒川102で取材した縁もあり、同社社長の柏﨑氏にインタビューを実施してきました。
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LEDビジョンに南千住警察から防犯動画投影の話が来た時、どう思われましたか?
元々常磐線から見えるように広報メディアとして作りましたが、そういう使い方もできるのかと驚きました。
南千住警察署から受賞の連絡があった時、どのように思われましたか?
全くいただけると思っていなかったので驚きました。
授賞式でお会いした他の受賞者の方々も三ノ輪のダイオーズを知っておられ、地域貢献出来て良かったと思っています。
以前の取材でダイオーズの社名の由来をお聞きしたとき、2つの説があるとお聞きしましたが、柏﨑社長から真実を教えてください。
- 当時、物流でダイエーが飛躍していたので「エ」の次は「オ」だろう。
- 創業者の大久保より「大」の文字をもらった。
創業者に確認したところ、両方とも正しいとのことです。
登記の関係で最後に「S」をつけてダイオーズとしました。
それまでクリンケア事業を行なっていたダイオーズで何故コーヒー事業を始めようとしたのですか?
創業者が海外に2年間流通業の研修に行った際、欧米のオフイスでコーヒーを飲む姿を見て、将来日本でもコーヒーを飲む時代が来ると考え始めたのですが、今や日本でもコーヒーは生活に欠かせない飲み物になりましたね。
始めた当初はコーヒーを淹れる機械も無く、実験室のビーカーみたいなもので淹れていたものです。
南千住、三ノ輪についてどう感じられていますか?
ダイオーズの創業は、代表の大久保の生家である浅草のお米屋さんが始まりです。
小さな米屋から配達スーパー、クリーンケアの事業を始め、事業の多角化をしたのは三ノ輪の地であり、私が入社したのも三ノ輪時代からでした。
三ノ輪はダイオーズの創業期から共に歩んできた重要な地です。
当時の南千住は貨物の駅で、今のようなマンションも建っていませんでしたね。
当初は入谷や下谷などから来られる人が多かったですが、今は南千住のマンションから自転車で通っている人も多くなりました。
三ノ輪の社屋で今後地域住民向けに何か実施する予定はありますか?
三ノ輪 Café Labは地元の方々にダイオーズを知って頂く機会として、当社のアドバイザーをしているコーヒーバリスタ世界チャンピオンの粕谷哲さんを呼んでのイベント等も考えておりました。コロナ禍でこれまでなかなか実現できておりませんが、コロナが収束したら、ぜひ実施したいと思っています。
ダイオーズは日本のコーヒー文化の礎を作ったと言っても過言ではなかったんですね。
創業50周年記念として建設したのが創業の地でもある三ノ輪 Café Labです。
働いている人も区内の人が多いとか。地域密着なダイオーズのこれからに期待です!