阪神大震災を機に、新しい防災訓練の形としてスタートし、いまでは日本各地で実施されている体験型防災イベント「イザ!カエルキャラバン!」をご紹介します。
・イベント概要
- 名称:イザ!カエルキャラバン!
- 日時:8月10日(日)13時〜15時
- 場所:尾久小学校ピロティほか
- 持ち物:いらないおもちゃなど(あれば)
- 主催:荒川区社会福祉協議会
Q. イベントを実施している社会福祉協議会とはどのような会ですか?
「地域福祉活動の推進を図ること」を目的として、国・各都道府県・各区市町村ごとに、社会福祉法に 基づき設置されている非営利の民間団体です。東日本大震災の際には、東北の各市町村の社会福祉協議会が災害ボランティアセンターも担いました。
Q. イザ!カエルキャラバンを実施する目的、想いを教えてください。
このイベントは、阪神・淡路大震災や東日本大震災の 教訓・知恵を次の世代へ伝えたいという目的でイベントの各体験プログラムが企画されています。防災訓練に「体験する楽しさ」を加えており、できるだけ多くの子どもたちに参加してもらえればと思っています。
Q. 必要な持ち物があれば教えてください。
イザ!カエルキャラバンのもう一つのプログラムに「おもちゃのとりかえっこ」があります。つかわなくなったおもちゃを持ってきてもらうと、そのおもちゃにポイントが付与されますので、おもちゃをもってきてみてください。防災体験プログラムにも参加することでも同じポイントがもらえます。
貯めたポイントは、ほしいおもちゃと交換するのに使えるようになっており、また、最後に行われるおもちゃのオークションにも、ポイントで参加することができます。
なお、余ったポイントは、全国の他の会場で行われるイザ!カエルキャラバン!でも使用することができます。
Q. 昨年の参加者人数はいかがでしたか?
荒川区では昨年から始め、240名の親子参加をいただきました。スタッフボランティアは、49名です。
Q. 今後の活動予定
昨年は瑞光小学校(南千住)で開催し、 今年は尾久小学校(尾久)で開催します。
来年以降、荒川区内の他地区(荒川、日暮里、町屋)でも開催予定です。 また、各町会・自治会や小学校などでの独自の開催をお考えの団体があれば、イザ!カエルキャラバンのプログラムや 道具などを貸すことなども計画をしています。
忘れたころにやってくるのが天災。
すてきなおもちゃとの交換を狙って、子どもたちと一緒に行ってみるのもいいかもしれませんね!