西日暮里にハンドメイド雑貨と珈琲のお店、Picotが2021年6月28日にオープンしました。
場所は道灌山幼稚園のすぐ目の前。青い屋根が目印です。
お店の名前の通り、各地の作家さんの手作り作品を販売している他、コーヒーを買って飲むことも出来ます。
レースとドライフラワーで飾ったちょっとノスタルジックな雰囲気の雑貨屋さん。
Picotという店名の由来は、レースの縁を彩る輪っかの飾り。
お客さんと作家さんとのつながりの輪を作れるといいな、という店主のtama(タマ)さんの思いからこの店名にしました。

実はこちらのお店は、tamaさんが生まれ育った場所。
「ここは元々呉服屋さんだったんです。内装を改修してお店にしたんです。」というPicotさんは三代目。
以前あった呉服屋はtamaさんのお祖父さんが開店したお店ですが、10年以上前に他界。
亡くなった祖父の思いを活かしたかったというtamaさんは、お店の天井も床も棚も、もともと呉服屋さんで使っていたものをそのまま残して使いました。
子供のころから慣れ親しんできた思い出の詰まった空間。素敵ですね。
驚くのは、天井や棚がくすみのない、綺麗な木肌を見せていること。何十年も前に作られたものとは思えません。
「おじいちゃんがお金をかけて作ったくれたんだなあって。当時の大工さんがしっかりとした作りのものを作ってくれたんだなって思います。」
もともとレースやアクセサリーなど手作りのものが好きなtamaさん。
ファッション系の専門学校を卒業後、アクセサリーパーツの専門店で働いていました。
「そこでのご縁でいろいろな作家さんと繋がることができて。作家さんの作品をこちらで販売しています。」
店内には全国の作家さんから寄せられたかわいいアクセサリーやお土産にすると喜ばれそうな珈琲などの商品がたくさん。
それぞれ作家さんの紹介名刺も置いてありますよ。
Picotではアクセサリーの委託販売をしているお店としては珍しい、珈琲も飲めるお店。
ゆっくり珈琲を楽しみながら作家さんの作品を楽しむことが出来るのは嬉しいですね。
この辺りは閑静な住宅街。西日暮里方面へ散策のついでに寄ってみるのも良さそうです。
「ご近所の方には自分が赤ちゃんのころから良くしていただいていて」というtamaさん。
生まれ育った土地だけに開店時にはここにお店を出すの〜、なんてご近所さんからの応援もあったようです。
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これから再開発も予定されている西日暮里。
また一つ、町を明るく灯す、ほっこりするお店ができました。
<店舗情報>
- 店名:ハンドメイド雑貨と珈琲のお店 Picot(ピコット)
- 住所:〒116-0013 東京都荒川区西日暮里4丁目9−12
- 営業時間:平日12:00-19:00、土曜日12:00-18:00
- 定休日:日曜日
- Instagram:https://www.instagram.com/picot.2021/