町屋駅から尾竹橋通りを北に徒歩15分ほどのところにある支那ソバ、つけ麺、たんたん麺のお店、タナカタロウ。
私が注目しているメニューは、木曜、金曜限定で提供されている「つけソバ」。素材の旨味を引き出した味わいは、タナカタロウのひとつの到達点ではないかと感じています。
つけ麺のように麺とつけ汁の2つの丼で提供されるスタイルですが、つけ麺と大きく異なるのは、麺が「かけ汁」にひたされていること。
このようなスタイルは「昆布水つけ麺」というジャンルで注目を集めています。
今まで見落としてた……「辛いつけ汁変更」ボタン
ある金曜のお昼につけソバを求めてお店に伺ったところ、券売機に「辛つけソバ」の文字を発見!
今までまったく気づいていなかったのですが、つけソバ発表時からラインナップされていたそうです。完全に見落としていました……。
今日はこれに決定! 全部のせの「得勢つけソバ」を辛いつけ汁にしてもらうことにしました。
辛つけ麺のニュアンスを含んだ、ちょいガッツリ系つけソバ
こちらが得勢辛つけソバ(1,240円・税込)。
通常のつけソバにチャーシュー1枚、ワンタン3個、味玉1個、のり2枚が追加された得勢つけソバ(1,180円・税込)に、辛つけソバに変更する食券(60円・税込)を追加することで注文できます。
特徴的なのは、やはりつけ汁です。
通常のつけソバは、支那ソバのように出汁の旨味とカエシのキレを実感できるあっさりめのつけ汁。
一方、辛つけソバはラー油、揚げネギ、ゴマなどにより、辛味とコク、塩味を感じます。
店主の田中さんによると、別メニューのつけ麺のバリエーションである「辛つけ麺」のニュアンスを取り入れているとのこと。
つけソバのあっさり風味×旨味の組み合わせと打って変わって、ガッツリ系のおいしさがプラスされています。
麺の丼には、つけソバの特徴である「かけ汁」にひたされた麺。味玉、のりも並びます。
冷水で締めたもちもち食感の太麺は、ひんやりとしたかけ汁とともにすするだけでも食べごたえ満点!
キリッとすっきりした旨味のつけ汁、ホットなかけ汁の往復で、サウナさながら整いそうです。一つのメニューで二つの味を楽しめます。
タナカタロウでは、この他にも冷やしたんたんつけ麺、冷やし汁なしたんたん麺といった、夏に食べたい冷たいスパイシーメニューが豊富です。
暑さが続く夏、ガッツリはキツいけれど辛いメニューの刺激が欲しい! そんなときに選んでみてください。
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<店舗情報>
- 店名:タナカタロウ
- 住所:東京都荒川区町屋8-4-8 藤和シティコープ町屋II 101
- 営業時間:
- 火曜〜土曜 11:10〜14:30 / 17:30〜20:45
- 日曜祝日 11:10〜14:30
- 定休日:月曜日
- Instagram: @ramentanakataro