2024年7月31日(水)、荒川区東日暮里3丁目に「あきの珈琲」がオープンしました。
イートイン・テイクアウトどちらも可能で、本格的なコーヒー類に加え、自家製のスイーツやお子様向けのメニュー、酒類の提供も行っています。
店主はお店の扉から、元気な声で街の方々への挨拶を欠かしません。
店主のあきさんは開店にあたり、バリスタとして「街に馴染むコーヒー」を提供したいと考え、店周辺の状況をつぶさに観察し、メニューを考えたと言います。
ご家族、ご年配の方々、そして同世代の若年層、街をつくる住人の皆さまに馴染むにはトレンドの味だけを追うのではなく、昔ながらの深く苦みのあるコーヒーをお店の味にしていくのがよいと考えたそうです。
朝7時半からオープン。地域の情報拠点となる場をめざしたい
開店時間は、なんと朝7時30分。朝が早い方々でも、目覚めの1杯を楽しむことができます。
(※詳しい営業時間は、お店のInstagramアカウントをご確認ください)
そんなお店の定番メニューとなりつつあるのが、バナナを丸ごと1本使ったエスプレッソバナナシェイク。
バナナと苦めのエスプレッソが大人の味で、しっかり栄養補給ができ、朝食代わりにも小腹が空いたときのおやつにもなるドリンクです。
「バリスタは、人と向き合うのが仕事です」と、店主のあきさんは語ります。
お客さまが何を求めているのか、どんな店内やメニューならうれしいのか、そういうことを常に考えてコミュニケーションを取っている様子が接客からも伝わります。
これから、荒川で生活する皆さんの情報拠点となる場をめざしたいとのことでした。
オープン直後はドリンクのみの提供でしたが、2週間ほど経ってスイーツの提供も始まっており、取材日には自家製のショコラテリーヌがメニューに追加されていました。
たくさんの本やレコードが並ぶ店内
もともと読書家で、音楽好きでもある店主のため、店の奥の書棚にはレコードや沢山の本、古物も並んでいます。
書棚の本は、貸出もおこなっているとのことで、気になる本があれば店主に伝えて読むことができます。
店内では様々な音楽も流れており、店主の気分に合わせてレコードがかかる時間も。
書棚で気になるレコードを見つけたら、ぜひ店主に伝えてみてください。
この日は、ビートルズの赤盤を聴きながら取材を終えました。
みなさまの日々の暮らしに、あきの珈琲でのひと時を加えてみるのはいかがでしょうか?
<店舗情報>
- 店名:あきの珈琲
- 住所:東京都荒川区東日暮里3-17-1
- 営業時間: Instagramでご確認ください
- 定休日:Instagramでご確認ください
- Instagram: @akino.coffee