夜、部屋で仕事をしていたらお腹が鳴った。仕事の納期で夕ご飯を食べていなかったのだ。
久々、町屋の麺屋 愛心で食べたいと思ったのだが23時、当然閉まっているわけである。
「麺屋 愛心のラーメンを食べたい……」
もう頭の中は100%愛心なのである。
次の日はオープン11時。あと12時間あるのか、どうせ明日まで待つなら新潟にある本店に行ってみるか。
そう、麺屋 愛心TOKYOは新潟に本店がある新潟ラーメンの店なのだ。
調べてみると300キロぐらいの距離。高速を飛ばせば車で5時間、下道でも10時間ほど。十分ランチタイムに間に合い、明日中に帰って来れるじゃないか。昨年、角上魚類本店巡礼ツアーもやっているから新潟へのドライブは慣れているのだ。
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時間は十分あるので、のんびり下道でドライブスタート。
そういえば夜ご飯を食べていなかったので、以前から気になっていた足立区加賀にある麺屋 稀水に立ち寄り。
この店は店内も広く大きな駐車場があるのが魅力。
メニュー表におすすめと書いてあった揚げねぎ醤油（950円 税込）を注文。
こってり目のスープに煮干しの風味、そして揚げねぎの香ばしさが完璧じゃないか。旅のスタートには最高の一杯！
ついに愛心の本店に到着！ しかし……
仮眠をとりながら観光しつつ、だらだら走り続けて昼すぎに麺屋 Aishin愛心 河渡（こうど）本店へ到着！
新潟市の市街地から東に数キロくらいの場所。
駐車場に車を停めると様子がおかしい。昼時なのに他に車が停まっていない……。
店内も電気がついていない。
おかしい、営業日は複数のネット記事で確認したのに。
うぎゃあ、ピンポイントで臨時休業。
どうなってんだよー。
そうだ、角田浜にHi-STANDARDのベーシスト、難波さんのラーメン屋「なみ福」があるじゃないか。
飛ばせばギリ間に合うんじゃないか？
がーん、定休日。
それでも一応、聖地巡礼ということでお店の前までは行ってみた。当然ながらやっていない。
昨年も行った角上魚類 寺泊本店に向かうと……
閉店間際、名物の浜焼きや番屋汁は終了。
何も買い物できずに終了。
ただただ美しい夕陽だけがオレを癒してくれる。
帰るか……。
新潟と言えば5大ラーメン、帰り道に長岡生姜醤油ラーメンを食べた。
長岡駅前のラーメンいちまる。沁みるなあ。
と、お店を回りながらのんびり帰っていたとき車の挙動がおかしい。
降りて確認すると前輪がパンク。スペアタイヤを積んでないのでJAFのロードサービスを頼むも23時、応急処置もできなかったのでレッカーされることになったのだが深夜に連絡がつく自動車工場がなかったので朝まで車中泊に決定。
高崎まで40キロ、群馬の山中、コンビニなし、自販機なし、トイレなし。
朝、野生の猿に起こされてアクシデントだらけで東京に帰ってきたのは翌日の昼過ぎ。
往復600キロ、旅の終わりに食べたラーメン
というわけで麺屋 愛心 町屋店へ。
海老寿久坦々麺（追いリゾつき 1200円 税込）
これだよ、これ。オレが食べたかったのは。
甘エビを殻ごと砕き自家製芝麻醤と合わせた濃厚なスープに辣油と山椒油のハーモニー。
スープを少し残してライスをドーン。
リゾットにして海老のスープを味わい尽くすのだ。
往復600キロの旅の終わりに食べたラーメンは本当に沁みた。
もう愛心は町屋でいいじゃないか。
町屋に愛心があることに感謝しかないのである。
次はどこの本店に行こうか？
聖地巡礼の旅は続く。
＜店舗情報＞
- 店名： 麺屋愛心TOKYO町屋店
- 住所： 東京都荒川区荒川7-39-3 シティハイム町屋 1F
- 営業時間： 11:00〜15:00 17:30〜22:00
- 定休日： 火曜日（たまに水曜日との連休有り）
- X（旧Twitter）： @AishinTokyo
- Instagram： @aishin_tokyo