なぜ? 千住大橋で国土交通省が「落雪注意」を呼びかけるワケ
先日、近所の人と話していて「国道4号線の千住大橋手前に落雪注意って看板あるよね」という話題になり、雪も降らないのにどこから雪が落ちてくるんだろう?という疑問が浮かびました。
荒川102で調べてよ!ということになり、翌日調査開始!
確かにありました。
「落雪注意 国土交通省」
と大きく書いてあります。
画像で検索したところ数年前からある模様。
路面凍結注意の看板より大きいので、やはりここは落雪危険地帯なのだ!
落雪っていうぐらいだからどこかから落ちてくる?
近所の人たちの予想は、足立市場が近いので東北から来たトラックの屋根に乗っている雪が溶けて千住大橋に向かって登る坂で道路に落ちるのではないか?という結論に。
たしかに高速道路でトラックの屋根から雪が落ちてくるのを見たことあります。
とはいえ千住大橋でそんなことが頻繁におきているのか?
答えてくれたのは「国土交通省関東地方整備局東京国道事務所亀有出張所」
考えていても埒(らち)が明かないので国土交通省にきいてみたところ「国土交通省関東地方整備局東京国道事務所亀有出張所」という、とて〜も長い名前の出張所が担当ということで電話しました。
荒川102「国道4号線の下り、千住大橋のたもとに落雪注意という看板があるのですがどういう理由で設置されたのでしょう?」
担当者「ちょっと調べてみますね。(画像検索で)あー、確かにありますね。ちょっと担当に聞かないとわからないので後ほどかけ直します」
どうしようもない質問になんて親切なんだ、国土交通省関東地方整備局東京国道事務所亀有出張所。
しばらくして電話が
担当者「これはですね、橋の上から落ちる雪に注意を促すために設置しています。」
え?橋の上?
たしかに橋の上に鉄のフレームがあり、雪が降ったら積もるだろうなあ……。
でもですよ、今年雪が積もった日はあったっけ?と思うぐらい雪積もらないですよね。
担当者「確かに年に一度あるかないかなんですけど……」
結論、年に一度あるかないかのことでも突然雪が落ちてきたら危険だから注意を促してくれている。
たしかに突然フロントガラスに数日前の雪の塊が落ちてきたらっちょっとびっくりしますよね。
私たちが日々使う道路の安全を細かいことまで気にしてくれる国土交通省関東地方整備局東京国道事務所亀有出張所は優しい。
ありがとう、国土交通省関東地方整備局東京国道事務所亀有出張所!
これで今回の謎は解決しました。
読者の皆さんの気になることをできる範囲で調べていこうと思ってます。
もし気になる謎があったら気軽に荒川102「調べて!102」まで連絡してください!