【入場無料】気軽にオーケストラを楽しもう!11月16日、サンパール荒川で霜月音楽団 定期演奏会開催

11月16日(土)にサンパール荒川で霜月音楽団 第1回定期演奏会が行われます。
霜月音楽団は2024年9月に活動開始の、出来立てほやほやのオーケストラということで練習現場に伺ってきました。

練習現場は熊野前にあるアクト21。
荒川区で練習しているんですね。

ホールに入るとちょうど練習中。こんな近くでオーケストラを見たことがないのでびっくり!
この日、練習に参加していたのは総勢36名。指揮に合わせて奏でる音に圧倒されます。

指揮者の久世武志さんが細かく指示を入れて修正し、また演奏していきます。

「みなさん他のオーケストラのトップ奏者が集まっています。音の出し方一つとってもそれぞれやってきたフィールドが違うので、最初はちょっと戸惑いがあったり、うまくまとまらなかったりしたところもあったんですけど今日の練習ではまとまってきましたね」

と、久世さん。

全体で練習するのはまだ数回なのに、こんなにしっかり演奏できるのはただただすごい。本番が楽しみです。

 

霜月音楽団、結成の経緯は?


フレンチホルン担当の荒川区在住、大根田さんと幹事の岸川さんにお話を伺いました。
(左から新垣さん、大根田さん、岸川さん、田中さん)

霜月音楽団結成の経緯を教えてください。

「私がドボルザークの8番を吹いたことがないと言ったらお前モグリだなって言われたことがあって、じゃあドボ8を演奏するオケを作ろうって。この4人は大学の先輩後輩でその友達、知り合いに声をかけて9月に結成しました。20代から60代、53人の団員がいます」

結成から2カ月で第1回公演はすごいですね。サンパール荒川で公演、練習も熊野前と荒川区に縁があるのでしょうか?

「練習場所の取りやすさですね。あと東京の東寄りや千葉在住の団員が多くて集まりやすいんです」

 





演奏会の見どころは?


今回の公演の見どころを教えてください

「W.A.モーツァルト:交響曲第38番 プラハ、F.プーランク:バレエ組曲 牝鹿、A.ドボルザーク:交響曲第8番の3曲を演奏するのですが、それぞれ特色がある曲なのでどんな方でも楽しめる構成になっていると思います。一見バラバラの構成に見えるかもしれませんが、それぞれ繋がりがあるんです」

1曲目、モーツァルト交響曲第38番 プラハはチェコ共和国の首都プラハのために書かれた曲ですが、3曲目のドボルザークはチェコを代表する作曲家でチェコつながり。
また2曲目の牝鹿にはモーツァルトを感じる旋律が散りばめられているので、いくつ見つけられるか?という楽しみ方もできそう。

今回の公演は無料なんですよね?

「無料ですので気軽に聴きにきてほしいです。一応チケット購入サイトから申し込むようにはなっているんですけど、いきなりホールに来ても大丈夫です。
クラシックっていうと構えちゃう人もいると思うんですけど、敷居が高くてコンサートに行けないって人も結構多くて。

今回のコンサートでは楽しい曲を選んでいてクラシック、クラシックしてないっていうかジャズっぽい雰囲気もあったり、ふらっと来ていただいても楽しんでいただけると思っています」

クラシックが好きな人も、なんとなく興味はあるけどコンサートに行ったことがない人も、この機会にサンパール荒川に足を運んでみてはいかがでしょう。
未就学児の入場はできませんが、小中学生にもぜひ聴いてもらいたいですね。

<公演情報>

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