「下町あらかわ散歩道」は、「荒川区をもっと元気に!」を合言葉に地元の印刷会社さんが集まり、2012年に始まった活動です(HP)。
現在は、ふるさと画家である上野啓太氏に描いていただいた区内各所の水彩画の展示、販売などを通じて、荒川区の良さを発信し、ブランド化していく活動に取り組まれています。
この活動は、2008年に上野氏が湯島で始めた地元町おこし活動の流れを汲むもので、今では一般社団法人マーチング委員会、として全国に活動が広がっています。
いつも見ている景色も、当たり前すぎて普段ほとんど記憶にもとどめていないもの。そんな景色が、独特の透明感を持つ水彩画を通じて表現されることで、改めて記憶しておきたい情景として甦ります。
そんな水彩絵を下町あらかわ散歩道では絵はがきとして販売されていますが、それらを少しずつ紹介しつつ、区内各所をご一緒に回ってみたいと思います。
AR-001: 荒川区役所
荒川区のシンボルである建物が区役所です。区役所の中には、荒川区で育った片岡鶴太郎氏の墨
彩画「鷹図」が飾られています。区役所本庁舎前に広がっている公園が憩いの広場です。年間を通して毎朝ラジオ体操の会場として、また3月下旬から4月上旬には荒川区の木であるサクラの木の下では区民の宴が繰り広げられており、区民のオアシスの一つとしている場所です。(下町あらかわ散歩道HPより)
彩画「鷹図」が飾られています。区役所本庁舎前に広がっている公園が憩いの広場です。年間を通して毎朝ラジオ体操の会場として、また3月下旬から4月上旬には荒川区の木であるサクラの木の下では区民の宴が繰り広げられており、区民のオアシスの一つとしている場所です。(下町あらかわ散歩道HPより)
ちょうど桜の時期、満開の桜に彩られる頃の区役所前を描いた一点。
正面の明治通りから緩やかな曲線を描きつつ区役所に入っていく歩道、少し古いけれども飾り気がなく威圧感を与えない低層の区役所庁舎、目の前に広がる噴水や釣り人がのんびり糸を垂れる区役所前公園。
あまり自己主張をしないけど親しみやすく、住みやすい荒川区を象徴する一画とも言えるかもしれません。
秋の終わり頃には見事な黄金色の銀杏並木にも包まれますね。個人的にはあの時期の区役所のイメージもなかなか鮮烈。
あなたのイメージする区役所はいつの時期の区役所ですか?