三ノ輪橋駅すぐ!古着とお酒を楽しめる「HOLIC HOUR」は大人の秘密基地だった

都電荒川線、三ノ輪橋駅から歩いてすぐの場所にあるHOLIC HOUR(ホリックアワー)。一見すると古着屋さんのようですが、実はおしゃれな空間でお酒も楽しめる、新感覚のショップバーなんです。

今回は「服もお酒も楽しめる」と地元の人にもじわじわと人気が広がる、こちらに実際に行ってきました。センスあふれる空間と、心地よい古着とのお酒時間をご紹介します。

 

扉を開けるとヴィンテージアメリカンの世界へ


場所は荒川区の都電駅の始発・終着駅である三ノ輪橋駅のすぐ目の前。降りたらすぐに入れるところに佇んでいます。入口には古着がずらりと並び、まるでお洒落な古着屋さんのよう。

店内に入ると、ヴィンテージアメリカンの雰囲気が漂うお洒落な空間が広がります。ネオンサインが輝き、ダイナーを思わせる雑貨が並ぶその様子は、まるで海外のバーに迷い込んだよう。

細やかなインテリアは、店主・堀川さんがさまざまな場所から仕入れたものだそうです。ベースはアメリカンテイストですが、よく見るとヨーロピアンな時計やメキシカン雑貨など、多国籍なエッセンスも感じられます。

 

古着屋としても楽しめるラインナップ


BARとしてもとてもお洒落ですが、他と違うのはこの古着の数々。店外にはシャツがずらりと並び、通りすがりでも思わず足を止めたくなる雰囲気です。

店内にはトップスだけでなく、ジーンズやパンツ、靴や帽子なども豊富に揃い、BARでありながらも古着屋さんとしても十分に楽しめる品揃え。古着に目を奪われ、筆者もついお酒を頼むのを忘れてしまうほど。

 

人気No.1の「角ハイ」で乾杯!


古着は店内に置かれており、興味がある人だけが手に取って楽しめるスタイルです。お酒を飲みながらでもいいし、気になる方はじっくり見て自分のお気に入りを探してみてください。

筆者も一通り見たのちに、人気No.1という角ハイを注文。

濃いめでキンキンに冷えたその一杯は、最高のスタートを切る味でした!

ドリンクメニューもビール、茶割り、サワー、カクテル、ハイボールにシャンパンまで、いろんなものがそろっています。

 

2杯目はニッカ フロンティア「大人のフルーティーハイボール」


2杯目には「ニッカ フロンティア」をいただきました。グラスを近づけた瞬間、ほんのり甘い香りがふわっと立ちのぼって、フルーティーな抜け感があって、口に含むとまろやかで軽やか。角ハイとはまた違う、大人の余韻が残る一杯です。

古着屋としても楽しめる店内の雰囲気と相まって、ゆったりとした時間の中でお気に入りのシャツやジーンズを眺めながら味わう一杯は、大人の贅沢さを感じました。

 





三河島のGOODTHANG TOKYOのソーセージがここに!


最近ではフードメニューもいくつか提供し始めたという店主・堀川さんのおすすめで、GTハラペーニョソーセージ(440円)をいただきました。ピリ辛で肉感たっぷり、ジューシーな弾ける旨味がたまりません! お酒もどんどん進みます。

GOODTHUNG TOKYO
GOODTHUNG TOKYO

聞けば、堀川さんは三河島のグルメバーガー店「GOOD THANG TOKYO」の常連。ソーセージの味に惚れ込み、お店に掛け合ったところ、自分のBARでも提供できることになったそうです。

 

3杯目はジン&生ハムロールでキメる!


ウインナーでガツンと楽しんだあと、3杯目にはジンを注文。グラスを口に運ぶと、さっぱりとした清涼感が口いっぱいに広がり、先ほどのピリ辛ソーセージの余韻をすっきりリセットしてくれます。

お供には生ハムロール(1,100円)にしました。ほどよい塩気としっとり感、口の中でほどける脂の甘みがジンと絶妙にマッチ。

ジンの口当たり軽やかな感じと、生ハムの満足感のある組み合わせは、古着の雰囲気とBARでの大人の特別な時間を感じさせてくれます。

 

店主オリジナルブランドも楽しめる洋服達


最初にオリジナルブランドの洋服だと知らずに棚を見たとき、その生地感の高級さに思わず目を引かれ、堀川さんにその旨を伝えました。すると、「自分で作ったものです」と聞いてたいへん驚きました。

少しストレッチの効いた素材で、シワがつきにくそうなしっかりとした生地感。洋服好きやこだわりのある方には、この生地感やデザインがぐっと刺さるだろうと感じました。

ブランド名は「KAMIISAM」。洋服の生地選びからデザインまで、すべて堀川さん自身が手がけているそうです。

単なるプリントではなく、襟元や袖のデザインなど細部にもこだわりが感じられ、着る人を楽しませてくれる一着になっています。

 

フォーマルにもいけるベストまで


入口付近のおしゃれなマネキンに目が止まり、話を聞くとこちらのベストも「KAMIISAM」のブランドのものでした。店内全体にも通じることですが、さまざまなテイストを好む堀川さんは、ヨーロピアンなデザインもお好きだそうです。

このベストは、まるで英国紳士を思わせるような雰囲気があります。さらにストレッチが効いているため、体型を気にせず着られるとのことで、堀川さんも笑顔で「太っても大丈夫ですよ」と教えてくださいました。

 

夜だけの特別空間とこれからの楽しみ


「HOLIC HOUR」を営む堀川さんは、実は現役サラリーマン。平日は19:30からの営業ですが、その分、夜ならではの落ち着いた雰囲気とお酒を楽しめる空間が広がっています。

店内には1階席だけでなく、2階にもゆったり座れる席があり、少人数でもグループでも落ち着いて過ごせます。

オープンは今年の8月9日とまだ新しいお店ですが、堀川さんは来店されたお客様の意見を積極的に取り入れながら、お店づくりを続けています。今後はポップアップイベントなども企画中で、お知り合いのアーティストとのコラボレーションも予定しているとのこと。

夜だけの隠れ家のような特別空間で、おいしいお酒や古着、雑貨を楽しみながら、これからどんな新しい試みが生まれるのかもワクワクできるお店です。

<店舗情報>

  • 店名:HORIC HOUR
  • 住所:東京都荒川区南千住1-17-7(都電荒川線 三ノ輪橋駅目の前)
  • 電話番号:080-8146-7356
  • 営業時間:平日 19:30〜23:30 / 土日祝 夕方くらい〜23:30
  • 定休日:木曜予定
  • Instagram:@holichour

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