味噌樽が並んだお味噌専門店。
都心ではなかなか見かけることがなくなりました。
そんな数少ない味噌屋さんの一つが荒川区、ジョイフル三ノ輪の中にある「坂本屋 小島味噌店」さん。
味噌汁は国民食の代表とも言えるだけに、お味噌にはこだわりのある主婦も多いはず。
とはいえ、ジョイフル三ノ輪で日々お買い物をしている方でも、「気になっているけどどう注文したらいいのか分からなくて買ったことがない。。。」という主婦も多いのではないでしょうか。
小島味噌店は、創業90年。
今もお店を切り盛りするおかあさんのご主人のお父さんにあたる先代が開店しました。
赤羽に本店を構えていた坂本屋から暖簾分けする形での創業でした。
坂本屋からは複数の暖簾分けがあり、今も都内に数店残っているそうです。
お味噌の調合や、味噌漬けなどの加工品の作り方は先代から教わって伝承したもの。
お味噌を頼むといっても、スーパーで出来合いの味噌しか買ったことがないとどうすればいいのか、ちょっと困りますよね?
心配無用ですよ!
産地や甘み、豆の食感があるのが良いなど、欲しい味噌のイメージを伝えればちゃんと適したお味噌を選んでくれます。
スーパーと違ってその場で試食もさせてくれて、どんな味噌とブレンドしたのかも教えてくれるので買うときの納得感が違います。
味噌の香りにも引かれて、買い物の間に早くこれで味噌汁を作りたい〜と気分がアゲアゲに。
気に入った味噌が決まれば、あとは重量を伝えるだけ。
しゃもじですくって秤で重さを測り、ビニールに包んでくれます。
こだわりの買い物をしてプロになった気分に。
今日は、やや甘口の、豆感のある信州味噌を購入。
店頭に置いてあった自家製の昆布の味噌漬けも気になったのでそれも購入。
生姜の味噌漬けとゴボウの味噌漬けを「これもうちで漬けたものなのよ」と言いながらちょこっとおまけしてくれてました。
こういうやりとりが嬉しい〜
さっそく味噌汁、と言いたいところですが、少し爽やかに食べたかったのでサラダの味噌ドレッシングを作ってみました。
ビニールに包まれた味噌は、しゃもじで掬ったあとがわかりますね。
お酢やごま油で作ったベースに味噌を加えます。
少し混ぜるだけで出来上がり。
あとは、まろやかな味噌ドレをサラダにかけるだけ。
はい。激ウマです。
いくらでも食べられます。
味噌漬けはこんな感じ。
生姜は丸ごと入っていたので少し切りました。
ご飯に乗せて、、、
マジ旨です。
ひとかけで茶碗一杯余裕ですね。
どうです?食べたくなってきました?
ぜひ、小島味噌店の暖簾を一度くぐってみてください。
<店舗情報>
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- 店名:坂本屋 小島味噌店
- 住所:荒川区南千住1-22-9
- 営業時間:10:00-18:30
- 定休日:火曜、水曜
- 電話:03-3891-4965