あらかわ遊園地までの道 – 2014冬 – [こち荒] vol.4

「こちら荒川遊園地前が事務所」、略して「こち荒」。 せっかく都電荒川線「荒川遊園前」そばに住んでいるので電停から遊園地までの道のりをご紹介します。 取材したのは1月半ばの雪が降るかも。という日の夕方。

都電荒川線「荒川遊園前」を降りて、ピンクのアーチをくぐると。
都電荒川線「荒川遊園前」を降りて、ピンクのアーチをくぐると。

荒川区で育った方なら遠足などで1度は行かれたことと思います。

「あらかわ遊園」と聞くと、入場料を払って入るエリアのことを思う方も多いと思います。が、 実は遊園は都電を降りて交番脇のアーチをくぐったとたん、始まっているのです。 その証拠に”あらかわ遊園”という石碑が鎮座しています。

荒川遊園の石碑。
荒川遊園の石碑。

厳密には同じ荒川区でも無料の公園部分は公園緑地課、入園料のいるエリアは子育て支援課が管理しているようです。

では、無料ゾーンと有料ゾーンはどのように区別しているのか?と言うと、特に区別する名称は無いようです。 (グラウンドやスポーツハウスなどの施設名はあります。)

ウチの子どもは無料ゾーンの方を気に入って「いつもの公園」と言っているのですが、他の人に言っても通じないので 何か通称でも欲しいものです。

(※この記事では有料、無料ゾーンの総称を「あらかわ遊園」。有料ゾーンを「あらかわ遊園地」と区別しています。)

 

さて、アーチをくぐると石碑を中心にした、ちょっとした広場があります。ベンチや灰皿、公衆トイレなどがあり、お年寄りや周辺で働く人の憩いの場となります。

さすがにこの日は人影もまばら。 ベンチ脇に防災井戸があり、その後ろの茂みに猫がたむろしていました。 さすがに猫もこの寒さはこたえるようです。

防災井戸脇にある茂み
寒さのせいか、目を閉じてじっと固まっていました。

石畳の小道を遊園地の方へ向かうと左手に砂場や児童向けの遊具やグラウンド、右手にはバラの花壇があります。 春や秋はバラの花が咲き乱れるのですが、時期的に寂しい限り。 ただ今年の冬は花が残っているのもいくつかありました。

シーズンではないため、元気はありませんが、ひっそりと咲く姿も趣きがあります。

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児童向け遊具のそばには親子の像があります。 ベンチに座る母に2人の子どもが寄り添っている姿。 ウチの子はこのお母さん像に甘えて抱きついたりする時があるのですが、 実は。。。お母さんの首に補修の跡が。

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ベンチに座る母子像。いろんな子達が甘えたらしく、けっこう摩耗しています。

一度首がもげてしまった模様。どこのお母さんも大変!?
一度首がもげてしまった模様。どこのお母さんも大変!?

児童向け遊具を越えると、左にスポーツハウスがあります。 トレーニングや水泳、その他ダンスレッスン…登録団体への貸し出しも行っています。 プールは可動する天井が壊れてしまったようで現在使用できません。

さらに進むと横断歩道があります。焼き芋屋さんがいました。

焼き芋屋さん
焼き芋屋さん

実は初めて見かけたのですが、300円〜と良心的。

横断歩道を渡り、子どもプールが左手にあります。春は子どもボート、夏はプールが行われていますが、今の時期は水が抜かれています。
流れる円形プールなので冬はスケートリンクにできるのでは。。。などと思うのですが、屋外リンクは難しいのかな。

ここを通り過ぎると、もうあらかわ遊園地は目の前。 残念ながら、遊園地はすでに閉園していました。。。

あらかわ遊園入り口
あらかわ遊園入り口

都電と観覧車が印象的な遊園地。

遊園地までの遊歩道、石畳になっているのですが、スパッとカットされ、工事の跡があります。
これは隅田川の水を消火用水(永久水利)とするための管を通すためのものだとか。 どれくらい役に立つのでしょう。

石畳
石畳

遊歩道に工事の跡が。

水利施設整備概要
水利施設整備概要

永久水利整備工事の概要。

で、最後に猫がいた茂みに戻ってみると、エラいことになってました。

猫

同じような色味で分かりにくいですが、6匹が身を寄せ合ってました。(さらに奥に1匹)

実は広かったあらかわ遊園。バラだけでなく、桜もけっこうキレイです。

暖かくなったらふらっとお出かけしてみては?

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