町屋駅から北に徒歩15分。尾竹橋の手前にあるラーメンヤミーマーゴで、新メニュー・昆布水つけ麺の提供を開始しています。
店主の広瀬さんが念願だったという昆布水つけ麺の提供開始は7月からですが、涼しくなってくるこれからの季節に向けて、割りスープの提供も開始したとのこと。早速伺ってみました。
一口ごとに昆布、鶏、野菜の旨味を実感……ヤミーマーゴの昆布水つけ麺
昆布水つけ麺はつけ麺の一種で、とろとろの昆布だしに麺が浸かっている麺料理。昆布だし、つけダレ双方の旨味が味わえるリッチなつけ麺です。
ヤミーマーゴの昆布水つけ麺は1,200円(税込)。今回は味玉もトッピングしました。
麺にも昆布だしを使うため、昆布水つけ麺は同店のなかでも最高価格のメニューですが、通常150円の味玉トッピングが100円(税込)になるというお得なポイントも。
後述しますが、この味玉をつけると非常にバランスがよく、個人的におすすめです!
店内には、昆布水つけ麺の楽しみ方が書かれていました。
「まずは麺だけで」というおすすめに沿って、昆布だしに浸かった麺を食べてみます。
昆布だしのとろみで、つるつるとした口当たり。昆布の旨味に、ほんのりとした塩気を感じます。これだけでも、薄味スープの麺料理として成立しています。
次は塩と柚子胡椒で。昆布だしの塩気に、よりシャープな塩味がプラスされて旨味のベースラインが引き立ちます。
柚子胡椒のピリッとした刺激と香りも、だしの旨味と相まって沁みる味わいです。ここで一気に食べきらず、つけダレと交互に味わうのが楽しそう。
いよいよ、つけダレでガツンと! これまでの昆布だし×塩気のおいしさと一転し、醤油のキリッとした風味と甘味によるまったく異なる料理になりました。
ヤミーマーゴはもともと鶏白湯ラーメンを提供するお店。昆布水つけ麺のつけダレにも鶏を使って、お店の特徴を打ち出しています。やわらかなプリプリの鶏肉、シャキシャキの玉ねぎが麺の食べ終わりまで残るほどたくさん入っており、甘みと旨味が濃縮されたつけダレです。
先ほどご紹介した味玉は、塩味をベースにしています。ここで「煮玉子」だとつけダレの甘さとケンカしそうですが、塩味の白身、とろっと半熟の黄身がつけダレとも好相性。この味わいを体験するためにも、トッピングの玉子は欠かせません。
改めて楽しみ方を見てみると、「レモンや卓上の昆布酢で味変」とあります。麺にトッピングされているレモンスライスをまるかじりしながら、麺のみ、塩、柚子胡椒など一口ごとに食べ方を変えてみました。
卓上の昆布酢は、レンゲに少しずつとって麺につけたり、つけダレに入れたりといろいろな楽しみ方ができます。つけダレに入れると甘味に酸味がプラスされて、落ち着いた味わいになりました。
最後、つけダレを残った昆布水でスープ割!……というのがこれまでの楽しみ方。ひんやりした冷製スープとして締められます。
ここで、9月からの新たな選択肢である割りスープをオーダー。温かいスープが保温ポットで提供されます。
割スープは日替わりで、この日は貝だしスープでした。昆布だし、鶏と玉ねぎのつけダレ、貝だしスープの3種の旨味。柚子胡椒を箸先につまみながら味わうのもおすすめです。
昆布水つけ麺の提供日は、お店のInstagramでチェック
ヤミーマーゴでは曜日によって提供メニューが異なります。昆布水つけ麺や、その他の季節メニューの提供日はInstagramで案内されているので、事前にチェックしてみてください。
なお、LINE登録によるスタンプカードや、平日ランチタイムのライスサービスも実施中。お気に入りの楽しみ方を見つけてください。
<店舗情報>
- 店名: ラーメンヤミーマーゴ
- 住所:東京都荒川区町屋6-19-14 1F
- 電話番号:080-8051-0593
- 営業時間:11:30〜15:00(LO 14:30)/17:00〜20:30(LO 20:00)
- 定休日:月曜・木曜
- Instagram: @ramen.yummy.margo