つけ麺とどう違う?町屋タナカタロウが限定麺「つけソバ」を開始!

つけ麺じゃない! つけソバってなに?


町屋の尾竹橋通り沿い、ドン・キホーテの手前にある支那ソバ、つけ麺、たんたん麺のお店タナカタロウ。開店から新メニューなど何度も取材させてもらっていますが、ずいぶん久しぶりの訪問になってしまいました。

この日、券売機で見つけたのは「つけソバ」の文字。つけ麺とは違う新メニューで、透き通った清湯(チンタン)スープベースのつけ麺とのこと。木曜、金曜のみの提供のようです。

お腹も減っていたし、せっかくなら豪華なメニューで写真を撮ろうと思い、全部のせの得勢つけソバ(1,100円・税込)を注文しました。

得勢つけソバはチャーシュー1枚、ワンタン3個、味玉1個、のり2枚が追加されます。つけソバ自体についているトッピングもあるため、チャーシューはさまざまな種類が合計3枚、のりは合計4枚に。

つけソバは全品、お好みで揚げねぎ、わさびがつけられます。注文するときにお願いしましょう。





かけ汁×つけ汁で旨味がダブル! さらにスープ割りも旨い


つけ麺との大きな違いは、麺が出し汁に浸かっていること。つけ麺は湯切りをしたあと水で締めた麺が提供されるイメージですが、つけソバの麺は冷たい「かけ汁」にひたされています。このようなタイプは「昆布水つけ麺」と呼ばれる、つけ麺の派生形なんだとか。

かけ汁にもさまざまな出汁が入っており、水とは明らかに違うとろみがあります。店主の田中さんに伺ったところ、昆布以外にもさまざまな素材から出しをとっているよう。たしかに、このかけ汁だけでも旨味が分厚い!

こちらのつけ汁につけていただきます。タナカタロウの看板メニューである支那ソバでもおなじみの、出汁の旨味を実感できるあっさりスープ。カエシのキレがよく、ワンタンなどトッピングとも好相性です。

かけ汁、つけ汁の旨味の相乗効果により、やさしいながらもリッチな味わい。もちもちでコシのある太麺は口当たりなめらかで、かけ汁とつけ汁がよくからみ、旨味が濃厚です。トッピングのわさびのキリッとした辛味が、ちょうどいい箸休めになります。支那ソバのファンや、つけ麺はちょっと重いと感じる人には待望のつけ麺といえるでしょう。

つけ麺は食べ終わったあと残ったつけ汁と割りスープで「スープ割」を味わうことができますが、つけソバは麺のかけ汁と、つけ汁を混ぜて味わうことができます。つけ麺同様に温かい割りスープも用意されており、かけ汁、つけ汁、割りスープと3種のスープが味わえる実にリッチなメニューです。

それにしても得勢つけソバはトッピングが山盛りで、おつまみにも最適ですよね。

得勢つけソバとビールを注文したら、トッピングでちょい飲みして〆ラーメンのようにも味わえそう。壁にはテイクアウトのチャーシューの表示も。年越し用にそういうのもあるのか、などと考えていると……?

「実は今、生のスーパードライがおすすめなんですよ」と田中さん。生ビールがおすすめってどういうこと!? 11月から提供開始となった餃子など、タナカタロウのおつまみメニュー記事に続きます!

>>(続きはこちら)ビアサーバーを自作!町屋タナカタロウのスーパードライ×餃子が旨い

 

【2022年12月の営業日はこちら】

<店舗情報>

  • 店名:タナカタロウ
  • 住所:東京都荒川区町屋8-4-8 藤和シティコープ町屋II 101
  • 営業時間:
    • 火曜〜土曜 11:10〜14:30/17:30〜20:45
    • 日曜祝日 11:30〜14:30
  • 定休日:月曜日
  • Instagram:https://www.instagram.com/ramentanakataro/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です