突然のアサヒスーパードライ押し! 赤星から鞍替えか!?
田中さんにつけソバについていろいろ聞いていると「実は今、生のスーパードライがおすすめなんですよ」とのこと。ふと壁のメニューを見ると、たしかにスーパードライと書いてある!
タナカタロウといえば「赤星」の愛称で親しまれるサッポロラガービールがイチオシのはず。
さらに言えば田中さんはビアパブでの勤務経験があり、クラフトビール、特に苦味と旨味が感じられ、すっきりきれいな味わいのウェストコーストスタイルIPAを好んでいる印象でした。意外に感じながらも、田中さんが言うなら一度試してみなければ。
飲んでみて、その意味がわかりました。一口目で明らかに感じられる鮮度の違い。
すっきりしたスーパードライ特有のキレの中に、旨味とアルコール自体の香りが感じられます。新鮮でなければ、こんなふうに旨味は感じられないでしょう。ドライなビールのおいしさを再認識しました。
このおいしさの秘密は、お店で提供されるまでの流通経路にあるんだとか。通常はビールメーカーから酒問屋を経由して酒屋、飲食店に販売されるところ、こちらのお店が懇意にしている酒屋さんはアサヒビールからの信頼が厚く、直接アサヒビールから仕入れられるそうです。
「12時間では冷え切らない」という田中さんの信念で、仕入れたビールはお店でさらに24時間以上冷やします。
このスーパードライの提供のため、田中さんは冷蔵庫を改造したビールサーバーを自作。入荷した樽自体をすぐ冷やし、注ぐその瞬間も冷やしながら提供しています。
なお、メニューには「おつまみつき生ビール」も。メンマとコロチャーがついてくる、お得なセットです。
生ビールにぴったり! 2種の餃子も提供スタート
なんと、11月から餃子もスタートしています。通常の餃子(330円・税込)と梅餃子(400円・税込)の2種で、店内では夜のみ提供。持ち帰りはいつでもOKだそうです。追加注文は時間がかかるので、まとめて注文しましょう。
「味がついているので、醤油などはお好みで」と提供されたのがこちら。手前が梅餃子です。
濃いめの味なのかなと思いきや、さすが出汁の旨味のタナカタロウ。素材の旨味が感じられる、やさしいおいしさでした。
梅餃子は紫蘇と梅が香ります。肉汁が多めでジューシー! ビールがすいすい進みます。麺類なしで、ひたすら餃子だけでもいいくらい。
この他にも、チャーシュー皿、ワンタン皿などおつまみメニューも充実。夜の遅めの時間に、しっかり飲みに来たいなぁと思わせるラインナップです。
お酒は焼酎も追加されていました。スパイス焼酎カルダモンのソーダ割とたんたんわんたん皿といった組み合わせもおいしそう!
アルコールメニューも充実のタナカタロウ。麺類と味わうちょい飲みから、餃子などおつまみメインの注文まで、楽しみ方の幅広がりました。
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【2022年12月の営業日はこちら】
<店舗情報>
- 店名:タナカタロウ
- 住所:東京都荒川区町屋8-4-8 藤和シティコープ町屋II 101
- 営業時間:
- 火曜〜土曜 11:10〜14:30/17:30〜20:45
- 日曜祝日 11:30〜14:30
- 定休日:月曜日
- Instagram:https://www.instagram.com/ramentanakataro/