蕎麦屋の店頭に年越しそばの広告が出始めると年の瀬だなあと感じる。
麺’s club 酒池肉林 東京荒川でラーメンを食べてたら壁にこんなポスターが。
大晦日から具材が無くなるまでの期間限定での提供らしい。
というわけで大晦日の前に試食させてもらった。
これは酒池肉林らしくない九州豚骨らーめん。
スープを飲んで一口麺を啜ると……、待てよ、これは……。
あの有名店をオマージュ! 酒池肉林の2024年、年越し限定麺
酒池肉「蘭」って書いてあるじゃん。しかもこのポスターの色使い。
「すべてを真似し」って書いちゃってるし。
「新しいラーメンの試作をしていたら大好きな○蘭のラーメンに似たのができたんですよ。もともと長浜ラーメンが大好きで、硬めな細麺が大好きなんですよね。来年わたし、巳年で年男ですし、年越しそばの代わりに硬めな細麺で食べられるちょっとみんなが年末年始を笑えるラーメンでも作ろうかなと作っちゃいました(笑)。こだわりは酒池肉林っぽい○蘭(笑)。」
と、店主のぐっさん。
大晦日に蕎麦を食べる、いわゆる年越しそばは細く長い麺を食べることにより延命や長寿を祈願する意味や、蕎麦はほかの麺類に比べて切れやすいことから、「1年の厄災や苦労を切り捨てて翌年に持ち越さない」という願いの意味があるそう。
それなら確かにストレートな細麺を食べてもいいわけだ。
スープは酒池肉林のクリーミーな豚骨ベースで○蘭よりコッテリ臭さはない、ニュー東京豚骨って感じ。麺は今回の年越し用に注文したもの。アクセントになる秘伝のタレは自家製ピリ辛醬、ピリ辛濃厚魚介豚骨用に普段出しているものを使っている。
確かに九州の豚骨ラーメンより匂いが少し弱いのだが、これは普段出している酒池肉林のスープのバリエーションと考えたら納得できるし、匂いが弱いぶん食べやすいという人もいるだろう。
実際、○蘭に食べに行き味の調整をしたというだけあってかなり近い味なのではないか?
酒池肉林のテイストを感じる替え玉は100円
麺を食べ終わったところで追加注文していた替え玉登場!
この替え玉は酒池肉林の特製カエシだれが和えてある。残ったスープに投入すると味変まではいかないが、かすかに酒池肉林のテイストを感じる。
替え玉100円はかなりうれしいんじゃないか?
真似したと言いつつ酒池肉林テイストを感じる○蘭オマージュラーメン。イベント日のラーメンとしては、かなり楽しめる1杯。
酒池肉林は大晦日26時ごろまで営業予定とのこと。
初詣前にラーメンを食べていくのもいいのでは?
<店舗情報>
- 麺’s club 酒池肉林 東京荒川
- 住所: 〒116-0002 東京都荒川区荒川3丁目63−3 シルバーマンション1F
- 電話番号: 03-6806-6699
- 営業時間:11:00〜14:00 、18:00〜24:00(来てくれたら夜中もやりますw)
12月31日はお客さんがいれば26時ごろまで延長営業 - 定休日:不定休
- 席数:カウンター7席
- お子様連れOK
- 店内全面禁煙(店外・屋外に喫煙スペースあり)
- クレカ、電子マネー・QR決済OK
- Instagram: @nikurin.tokyo