朝方まで原稿を書いていたらお腹が空いた。
昼ごはんにはまだ早いが、三河島のラーメン店「藤」が朝ラーメンをスタートしているということで食べにいくことに。
到着したのは10時過ぎ。この時間にやっている飲食店は、仕事時間が不規則な自営業者にはありがたいんです。
11時までは具なしの朝ラーメンが普通麺で500円(税込)、プレミアム麺で750円(税込)。
ここはプレミアム麺を醤油味で注文。
香り立つ朝の一杯。でき立ての出汁の香りを堪能
「ちょうど今、出汁ができたところです」
と、店主がラーメンを出してくれました。
でき立ての出汁は透明感があり、なによりも香りが強いんだそうです。
実際食べてみると、確かに煮干しの風味が効いていて食欲をそそります。朝ラーメンは具がないのでスープと麺そのものの味をしっかり感じることができるのです。
伊吹産の煮干し(写真左)と九十九里の煮干し(写真右)。
日本一とも言われる瀬戸内海の小島、伊吹島で作られた煮干しと千葉県で作られた煮干しをじっくり水出しした後、丁寧に温度管理をしながら煮て出汁をとります。
出汁を作るのは2日に1回。早朝から煮出し、だいたい10時ぐらいに出汁ができ上がります。
出汁はでき立ては香りが強く時間が経つにつれ弱くなり、味は寝かせることによりまろやかになります。
「藤」の自家製麺、ふたつの表情。あなたはどちらを選ぶ?
今回の麺はハルユタカをはじめ、厳選した小麦粉を使って製麺した歯ごたえ、喉越し、香りがいいプレミアム麺。
藤の麺は全て自家製麺。普通麺でも十分おいしいのでプレミアム麺、普通麺のどちらを選んでも個人の好みだと思いました。私個人としては小麦の香りが強いプレミアム麺がおすすめです。
出汁がいつできるかは店舗として告知はしていないが、2日に1回ぐらい作っているそうなので通っていればでき立ての出汁に出会えるチャンスは多いはず。
出会えたらラッキーぐらいの気持ちで行ったらいいと思います。(今日出汁つくってますか?という問い合わせを店舗にしないようお願いします)
<店舗情報>
- 店名:麺屋 藤
- 住所:東京都荒川区荒川3-61-6
- 営業時間:7:00〜14:00 / 18:00〜21:00
- Instagram:@fuji_mikawashima