溜まり醤油と有明海苔が香る、下町出身のバゲット
町屋の南仏風パン店、スカイプロバンス ベーカリー&カフェでは、新商品「下町バゲット」の販売を開始しています。
有明海苔を練り込んだバゲット生地に、溜まり醤油とバターのソースで仕上げた、一風変わったバゲット。しっかりした歯ごたえとふわっとした食感はそのままに、有明海苔の磯の香りと溜まり醤油のコク、バターの甘味を味わえる一品です。バゲットでありながら、おせんべいや磯辺焼きのような風味を味わえます。
焼きたてがおいしいのはもちろんのこと、少し時間がたつと、ぬれせんべいのようなしっとりとした食感に。家庭のオーブントースターで再加熱することで、もろみの豊かな香りが引き立ちます。
同店の人気商品、バゲット・オーバーナイトはワインにあう正統派のバゲットですが、下町バゲットは日本酒、焼酎などにもぴったりです。
下町バゲットに使われるのは、創業明治12年の愛知の老舗、中定商店(なかさだしょうてん)の溜まり醤油「宝山 濃搾り 丸大豆たまり」。旨味成分が通常の醤油の2倍で、濃厚な味わいを生み出します。
店主の奥様の一言を、若手パン職人がかたちに
下町バゲットは、宮崎シェフの奥様による「海苔の風味が楽しめるバゲットを食べてみたい」という一言から開発をスタートしたのだとか。メインで進めたのは若きパン職人、河合さん。
試行錯誤の末、海苔の食感が楽しめる生地の製法と、溜まり醤油とバターの旨味を味わえるソースの配合にたどりつきました。
「河合は、スカイプロバンスの人気商品であるカヌレの開発でも実力を発揮してくれました。デザインやコンセプトについて同じビジョンをもつ、クリエイター仲間です。エッジの立った感性で、今や当店のパン製造の中核を担っています」と、宮崎シェフも若手の活躍に期待を込めます。
スカイプロバンスでは下町バゲットのほかにも、季節の新商品を随時開発中とのこと。新作情報を発信しているInstagramも注目してみてください!
<店舗情報>
店名:スカイプロバンス ベーカリーカフェ
ホームページ:https://sky-provence-bakerycafe.business.site
Instagram:https://www.instagram.com/skyprovence/
営業時間:(短縮営業中)木曜〜土曜 10:00~19:00
電話番号:03-6807-6076
住所:東京都荒川区町屋3-20-16 ブリリオ町屋 101