南千住、仲通り商店街の中ほどメインストリートから少し入ったところにある居酒屋「ふくろう」。女将さんは広島にある「八昌」というお店で修業し、広島で10年以上お好み焼き屋を経営していましたが、諸事情のため家族の住む東京に引っ越してきました。
引っ越し当初はお店を開いていませんでしたが、広島で培った”お店魂”がふつふつと湧き始め、2014年12月に小さな鉄板の小さなお店を南千住に開くことにしたのです。
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小さなお店とはいえ、いや小さなお店だからこそ、広島焼きは本格的です。まず驚くのは広島焼きの食感を決めると言われている麺です。
作業の手間等から蒸し麺を使うお店もありますが、「ふくろう」では、本場「いその」の生麺を広島から仕入れています。たくさんのキャベツをじっくり蒸し焼きにして甘みを出し、修業した「八昌」のオリジナルブレンドのソースを使って仕上げます。
「広島から東京に転勤になった方がいつもテイクアウトで買っていってくれるんですよ」
と女将さん。
手間がかかっている分、一枚焼くのに15分ほどかかりますが、軽くつまみながらビールを飲んで待てば気にもならない時間です。
「広島で店やっていたころは4メートルある鉄板の前に立ってたんだけどねえ」
と女将さん。毎晩店を閉めるときに4メートルの鉄板をキレイに磨きあげていたので帰宅は深夜。今は体力的にも小さな鉄板がちょうどいいようです。
「飲んだ後の〆に食べに来てくださいね。」と女将さんは言うけれど、このボリュームは〆というより立派な主食。
テイクアウトもやっているので晩御飯にもいいでしょう。南千住で広島出身の人たちがわざわざ食べに来る本場の広島焼きを堪能してください。
広島焼きをご注文のお客様は、来店時に「荒川102を見た」で50円引き。(お好み焼き550円→500円。そば入り700円→650円。2016年2月中有効。公式Facebookページから取得できるクーポン券を持っていくのが便利です。)
<店舗情報>
- 店名:ふくろう
- 住所:荒川区南千住5-31-15
- 営業時間:12時~27時、木曜定休
※荒川102の取材情報は地図からも探せます。ぜひご活用ください。> 「荒川102取材マップ」