東京に来て、主人に連れて行ってもらった下町レストランが「レストラン山惣」だった。お店は1階にありますが、当時は2階にお店がありました。少し急な階段を上がって店内に入ると、下町のレストランって感じの雰囲気がよくって、その「レストラン山惣」で食べたのがミックスフライ。こんなにおいしくて、心がホッとあったかくなる料理があるのか?と衝撃を受けたことを今でも覚えています。私の中で「レストラン山惣」は特別なお店。その「レストラン山惣」のバックヤードを間借りしてバーがオープンしたと知って、これは取材に行くしかない!と思い、すぐに連絡しました。取材をすることに快諾いただき、さっそくお店に伺いました。
「レストラン山惣」は、都電熊野前駅から徒歩3分ほどのところにあります。バックヤードってどこなんだろう?と思っていたら、お店の横のところにありました。Bar Frogsの看板が立っているので迷うことなくすぐにわかります。入りにくいかな?って思ったけど、ライトに誘われて店内に導かれていくかんじ。
なんか隠れ家みたいな存在。中に入ると、テーブル席が2つとカウンターがあります。広い、というわけではないけれどバーとしてはちょうどよい広さ。心地の良い音楽が流れていました。この音楽は店長が1時間ほどの曲をミックスして作ってきて流しているそうです。なんと若いときにクラブDJをしていたので機材一式お家にあるんだそうです。うらやましい~、私も欲しい。
お店の名前の「Flogs」は、店長の柳川さんがカエルが好きだから名付けたそうで、また家に帰る(カエル)途中に寄っていただけたらなという想いもこめられているそうです。
そしてBar Flogには、支配人がカウンターの上から様子をうかがっているそうです。柳川店長は、総支配人の支持の元働いているんですって(笑)
柳川さんはレストラン山惣で働き、そのあとBar Flogs店長となる二束わらじを履いてます。そのため、お店は週3日(水・金・日)オープン時間は21:30からとちょっと遅め。二件目行こうっていうのにもってこいのお店ですよ。厨房で働いているとお客さんと接することがないので、Barで実際にお客さんと話ができるのが楽しいんです。と話してらっしゃいました。
Bar Flogsのお勧めは?
お店の名前になっている、カ・エ・ルです
カエルグミをウォッカとメロンリキュールでつけているもの。お酒が弱い人はちょっと厳しいかも?私は大丈夫でした(笑)梅酒の中に入っている梅みたいな感じ。グミにお酒が含まれている感じです。私は好きです。
そして、お勧めのお酒をいただきました。
メロンのリキュールとミントのリキュールを炭酸で割った、カエルサワー。緑色が好きな私は色で好きになりました。実は、私ミントが苦手なんですが、カエルサワーは大丈夫。ミントの味が強くないので、さわやかにいただけました。このカエルサワーは、酔っ払いカエルと一緒にセットになっています。
荒川区では珍しいチャージ料(300円)を支払いますが、おつまみ代が含まれているのでおつまみは食べ放題にしているそうです。
今日のおつまみは、バナナチップと柿ピー。おつまみはなくなると変わるので、何になっているかはお楽しみ。
お勧めのフードメニューのロースハムをいただきました。
自家製ロースハムは、自家製のソミューリュ液に1週間マリネしたお肉を、燻製したロースハムです。食べ応えがあって、脂身がこんなに~って思うかもしれないけれど、嫌な脂じゃないのでパクパク食べれちゃう。
その燻製機はお店の端っこに鎮座していました。
フードメニューはレストラン山惣で出しているものだそうです。私はいつもレストラン山惣ではセットメニューしか食べたことがないので、新鮮でした。セットメニューの付け合わせについている酢キャベツが好きで、フードメニューにあったので酢キャベツもいただきました。
この酢キャベツはレストラン山惣の創業からあるメニューなんだそうです。懐かしいような、この甘酸っぱい味が大好き。私も作ろうと試みるのですが、なかなかうまくできないんですよね。
店長はウィスキーが好きだというので、ウィスキーを勧められました。店長の好きな余市のウィスキーをいただきました。
球型の氷がおしゃれ~、久しぶりに球型の氷が入ったグラスでウィスキーを飲むなんて何年振りだろう?久しぶりすぎて数えられません。氷が球型になると氷が解けるスピードが遅いのでウィスキーの味が薄まりづらいのだそうです。触れる面積が少ないのでゆっくりと氷が解けていくからウィスキーの味をゆっくりと楽しめます。ウィスキーなんて久しぶり「ウィスキーといえば、だるま」だねって話したら、「だるまってなんですか?」と店長。げ?!これはアラフィフ世代しかわからないのか?ジェネレーションギャップが(汗)若い人は知らないんだ~。そ、店長は若い方なんです。
どんな、店長なのか?恥ずかしがり屋さんで、写真はNGだったんです。俳優の鈴木亮平さんに似ていると私は思うのですが、、、
お話している時に、「寒くないですか?」とエアコンをつけてくれたりと、とても気遣いのしてくれる店長さんですよ。
Bar Flogsのお勧めはウィスキーだけではありません。珍しいビールもいただけます。
今回はもう飲めなかったのですが、今度行ったときはビールをいただきたいと思います。
最後にデザートをいただきました。
お店でデザートはまだ出たことがないんだそうですよ。こんなにおいしいのに~。絶対締めはデザートでしょう~!!
下のスポンジは木苺のピューレで浸した酸っぱいスポンジにマスカルポーネのクリーム、そしていちごのパウダーがふりかけられていて、横には桜のリキュールで作った桜ゼリーが添えられています。
本当においしかった。女子はこのデザートだけで幸せになること間違いなし。このイチゴと桜のティラミスは5月末までの季節限定デザートなのでお急ぎください。
お店に伺って、誰にも教えたくないなぁ~私だけの隠れ場にしたいなぁ~という気持ちと、こんなに素敵なBarができたんだよ~って大声で叫びたい自分が存在する複雑な気持ちの記者であります。(笑)
6月末まで「荒川102を見た」と言うと、フードメニュー一品サービスしてくれるとのこと。ほかの特典とは併用できませんのでご了承ください。
<店舗情報>
- 店名:Bar Frogs
- 住所:東京都荒川区東尾久8-20-2
- TEL:090-5550-6839
- 営業日:水曜日、金曜日、土曜日
- 営業時間:21:30~2:00(L.O 1:30)
- HP:https://bar–frogs.com/
- Instagram:https://www.instagram.com/bar__frogs/