町屋駅から徒歩5分。
米粉と水で自家製麺している、出来立てのもちもち米粉パスタが人気のかくれん穂。
今年3月のリニューアルで「グルテンフリー & オーガニックのワインバル」として生まれ変わった店内は、ナチュラル感あふれる内装やお一人様でも気軽に食事やワインを楽しめるカウンターが人気です。
もしかしたらまだあまり知られていないかもしれない、かくれん穂のもう一つの売りが、農家直送の新鮮野菜。オーナーの引間さん自らが足を運んで土作りから確かめた農家から送られてくる、有機・無農薬栽培の野菜をふんだんにつかった料理は、送られてきた野菜を見てから店長が毎週考えています。
「私は自分でも野菜をたくさん食べるんです。小さなお皿にちょこちょこっと盛られてるぐらいだと、こんなんじゃ足りない!って思ってしまって」という引間さんが作るかくれん穂のメニューは、どれも、カラフルな厳選野菜がボリュームたっぷり。見た目にもお腹にもガツンと来ます。
「実際に農地に行くとそれぞれの農家の違いがわかります。例えば有機栽培といっても肥料にも動物性のものも植物性のものもあります。土も長年耕していい土にしてきたとか。無農薬の野菜の場合、その場で引っこ抜いて土が付いたまま食べても大丈夫だったりするんですよ。」
農家から届くのはその季節の旬の新鮮野菜のみ。箱を開ける瞬間まで何が届けられたのかはわからないので、箱を開ける瞬間はワクワクです。
「野菜を見てからどんな料理が合うのかな、って考えます。同じ野菜でも農家によって見た目も味も、少しずつ違うんです。それぞれに合った調理方法は何かなぁ、って考えるのが楽しいです。」
季節の野菜を活かした料理はおすすめメニューから選ぶのがオススメ。
例えば冬であれば根菜。かくれん穂では皮付きのまま調理するなど、素材の良さをしっかり活かした調理で、野菜本来の栄養と甘みをしっかりと味わえます。
今回の取材では、特にこの時期おすすめのメニューとして、旬のパスタのおすすめより「大根と生姜とカキのポカポカあんかけスープ」をいただきました。
「パスタっていうよりうどんぽいかもしれません」と言いながら引間さんが運んできたお皿は、ポタージュスープのようなスープにゴロゴロとカキや大根がたっぷり。取材日の大根は白い大根と赤い大根。農家から送られてくる大根によって違う大根が入る日もあります。広島産の新鮮なカキは5個入り!
一口スープをすくって飲んでみると、野菜の滋養やカキのエキスが染み込んだスープに、じーーーんわりと生姜が効いていて寒い日のお腹にくぅっと沁みていきます。ぷりっぷりのカキと一緒に食べればそれだけで幸せな気分に。。
そしてもちろんかくれん穂自慢のもちもちの米粉パスタ。見た目にもかわいく、ポカポカスープとしっかり絡んで、つるっつるっ、とどんどん食べられます。
ちなみにこちらは取材しながら我慢できずに頼んでしまった、ねっとり里芋の甘糀味噌チーズ焼き。皮付きの里芋に糀の効いたチーズの相性が抜群。
個人的には、ちょびっとタバスコをかけてみるのもオススメです。赤ワインとの相性がばっちりでした。
記者が個人的に好きなのはカウンター席。1人でぶらっと訪れて自然派ワインを楽しみながら小皿料理を気楽に楽しめます。
料理を食べながらの店長との会話もかくれん穂の魅力。それぞれのメニューのおすすめポイントなどを教えてもらうと、より楽しみ方が増えますよ。
なお、かくれん穂では不定期開催される人気イベント「深夜カレー食堂」始め、様々なイベントも随時開催しています。
公式Facebookページなどで発信されていますので、最新情報をぜひ確認してみてください。
(*2019年11月末時点で確定しているイベント)
2019年12月
8日 園山真希絵さんコラボイベント
14日 深夜カレー食堂
22日 クリスマス会
2020年1月
29日 南極料理人の講演会コラボイベント
参考情報:「世界初の米粉パスタ専門店かくれん穂の開発秘話&実食レポ」2016年7月荒川102取材記事
<店舗情報>
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- 店名:グルテンフリー & オーガニックのワインバル かくれん穂
- 住所:荒川区町屋2-2-20 斉藤ビル2F
- 電話:03-6458-2432
- 営業時間:
月〜木 11:00-14:30, 18:00-22:30
金 11:00-14:30、18:00-24:00
土 11:00-24:00
日 11:00-21:30 - URL:ホームページ
- Facebook:かくれん穂Facebookページ
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