植物の存在感を描き出す…東尾久OGU MAG+、石川遼個展「訛る目」

移り変わる植物の表情を、さまざまな視点から表現した作品たち


東尾久のギャラリーOGU MAG+では2023年3月23日(木)から4月2日(日)まで、石川 遼個展「訛る目」を開催中です。

植物を描いた線画が展示されています。

ここ数年は漫画などに使用されるペンで描いているという石川さん。

描くモチーフに合わせて、紙の種類やペン先を変えて試行錯誤を続けているそう。

緻密で力強い線に、引き込まれます。

線の色や濃淡を、つい目で追ってしまう作品たち。

植物の生き生きした生命力だけではなく、

時とともに徐々にしおれていくさまも、繊細なタッチで表現します。

ドライフラワーのように茎が折れた様子や、

羽毛のように表現された葉脈も。

触れた質感、こすれたときの音まで伝わるような存在感です。

作品に近づいてみると、タッチの違いを感じられます。

真っ黒のように見えて、角度を変えると思わぬ発見も。

会場では作品の購入も可能です。

夏には府中で展示を予定しているそう。石川さんの作品にもっと触れたい人は、Instagramをフォローしてください





OGU MAG+は、焼き菓子とお茶が楽しめるカフェも併設


OGU MAG+に併設されたカフェスペースでは、荒川8丁目「焼菓子工房アトリエ・エヌ」のお菓子とともにコーヒーや紅茶を楽しめます。

春限定の桜のメレンゲも。

サクッとした食感ながら、口の中ですっと溶けていき甘い余韻を残します。

写真集や絵本、アート関連書籍が並ぶテーブル席。本を手に取り、ゆったりとした時間を楽しめます。

石川遼個展「訛る目」は4月2日(日)まで。東尾久OGU MAG+に、ぜひお立ち寄りください。

<展覧会情報>

  • 石川遼個展「訛る目」
  • 会期:2023年3月23日(木)〜4月2日(日)
    • OPEN: 木曜-日曜 13:00-19:00(最終日18:00迄)

<ギャラリー情報>

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