田端駅すぐのギャラリー「OGU MAG」にて10月29日から11月3日まで、「4 Way Street 〜 カナダの4人の日系写真家作品展」が開催されます。
展示されるのは、カナダの西海岸にある都市バンクーバーから世界中にいる日本人を元気にすることをテーマに情報発信を続けている情報誌「Cradle Our Spirit!」(編集長:Ojha Emu Goto氏)の定期コンテンツ「一写入魂」に寄稿しているカナダ在住日本人写真家4名による写真。東日本大震災をきっかけに始められたGotoさんのウェブマガジンには世界50カ国以上からアクセスがあり、4人の写真家もその運営主旨に賛同して寄稿をするようになりました。
バンクーバーではこれまでに3回開催されたこの写真展。日本では2年前にOGU MAGで開催された初回に続く2回目の開催となります。
自然に恵まれたカナダの中でも、海・山・森が街に隣接するバンクーバーは多くの観光客で賑わう美しい街として有名。ナチュラリストも多く、サンセットの時間には沢山の人が海岸で夕陽を眺めたりヨガを楽しんだり、それぞれが思い思いの生活スタイルを楽しんでいます。ギャラリーOGU MAGは、バンクーバーと同じゆったりとした空気感を感じる場所ということで選ばれました。
今回の展示では前回よりもさらにカナダの大自然にフォーカスした写真がセレクトされており、4人の写真を通じて来場者の方には「バンクーバーの自然の素晴らしさと、それぞれが既成の概念にとらわれず異なるビジョンで自由に生きている空気をぜひ感じていただける」展示になるとのこと。
会期中の11月1日にはオープニングレセプションを予定しており、バンクーバーを懐かしく思う人や興味を持っている人たちに大集合をかけた”バンクーバー同窓会”も同時開催されます。元バンクーバー総領事、現南スーダン大使の岡田大使も参加され、バンクーバーについて話をされる予定です。
「ワーキングホリデイの滞在先としてカナダを考えている方や旅行を予定している方も、いらしていただけたら楽しい時間をお約束します。ひと時でも、ホッとするような時間を体験していただき、翌日からのさらなる活動のエネルギーに加えていただけたらと夢見ています。」(Gotoさん)
<展示概要>
・名称:4 Way Street 〜 カナダの4人の日系写真家作品展
・会期:10月29日(火)〜11月3日(日)
・時間:13:00-19:00(最終日は18:00まで)
・場所:ギャラリーOGU MAG
・住所:東京都荒川区東尾久4-24-7 山手線・京浜東北線「田端駅」北口より徒歩8分。舎人ライナー「赤土小学校前駅」西口より徒歩3分
・TEL:03-3893-0868
・オープニングレセプション:11月1日17時〜19時。「バンクーバー同窓会」も同時開催。
<写真家プロフィール>
”カナダの生(せい)” by Tomoyo Yamazaki
京都の旅行を機に”写真だからこそ表現できる美しさ”に感激し写真家を志す。
チャレンジ精神をモットーに25歳で初めてのグループ展に出展。
自分の人生をどうありたいかを常に模索しながら、その模様を写真で表現することを心掛けている。
「カナダの広く大きな自然と人や動物がいつも隣り合わせで、お互いを尊重するように存在しています。自然と生きる事の美しさや清らかさを感じていただければと思います。」
”Love in Nature(自然界の愛)” by 中村”Manto”真人
平和、愛と感動をテーマにオリンピック、パラリンピックなど世界のスポーツ、ポートレートそして自然を描写するプロ写真家。
オーガニック納豆事業とサッカー指導も手がける。
https://www.facebook.com/MantoArtworksPhotography/
「自然界に存在する動物や野鳥達の様々な愛の描写から、人間が奢らず自然を守りそして世界平和をも創作するエネルギーを感じて欲しいと思います。」
“カラー・マイ・ワールド” by Sammy Takahashi
国画会滝沢遼平氏に師事し、芸術写真を学ぶ。
鮮やかな色を使って独自の世界をレンズを通して演出する。アメリカ、カナダ在住31年。
「体調4ー5センチのとてもちっちゃなハミングバード。そしで花をモチーフとした抽象作品。鮮やかな色を使って繰り広げるサミー高橋のファンタジーの世界をお楽しみください。」
“Bear Country” by Moritaka Matsumoto(松本 守隆)
慶應大学在学中に演劇部に所属。裏方として稽古や本番の撮影を始めたのが端緒で写真を始める。
その後北米に渡り、カナダのバンクーバーで35年間大学教員を務め、引退した現在は再びカメラを提げて写真を撮り歩く。
“Bear Country”の主役は、北米屈指のスキーリゾート、ウィスラーに多く生息するアメリカンブラックベア(Ursus americanus)たち。厳しい生存競争に日々晒されているはずの彼らがふと見せる、無邪気で愛らしい表情に惹かれます。