日暮里からスターが生まれるかも?2月24日、サニーホールにて漫才新人大賞開催

2月24日、日暮里サニーホールにて漫才新人大賞が開催されます。
漫才新人大賞は2002年から開催され、23回目の今年は漫才協会所属の37組の芸人がエントリー。

また昨年に引き続き予選も決勝もサニーホールなので、見応えのあるイベントです。

というわけで今年もエントリーしている芸人さんの予習に行ってきました、浅草東洋館!

 

荒川区からのアクセス抜群! いざ、浅草東洋館へ


浅草東洋館は、つくばエクスプレスの浅草駅徒歩1分。南千住駅から10分もあれば着いてしまうのだから、ほぼ荒川区と言っても過言ではない。

浅草東洋館は正式には浅草フランス座演芸場東洋館といい、ビートたけしの故郷とも言われる伝説の演芸場とのこと。

毎月1日から19日は漫才協会主催の漫才大行進というお笑い寄席が開催されています。毎日12時半開演。出演芸人は毎日同じではないので、浅草東洋館のホームページで確認することができます。

『ザ・漫才協会ファンブック』は出演各芸人のプロフィールをチェックできる一冊。
このファンブックを東洋館1階の券売所で見せれば、漫才大行進の入場料が500円引きに(利用時、他割引サービスとの併用はできません)。
ちなみに入場券は現金でしか購入できないので要注意。

寄席のおもしろいところは舞台と客席の掛け合い。舞台から自分に話しかけているような雰囲気を感じます。
出てくる芸人さんも老若男女いろいろ。今ニュースになっているタイムリーな話題が出てきたり、テレビではちょっと言えないような話をおもしろく笑いにしていたり、バラエティーに富んでいて飽きないです。また、ベテランの芸人の安心感もたまらない。肩肘張らずにただただ楽しめる4時間30分でした。

この日の出演者の中で漫才新人大賞にエントリーしているのは8組。どの漫才もしっかり見応えあったので、今年の漫才新人大賞はかなり期待できるのではないか?

漫才協会の理事であり第一回漫才新人大賞で大賞を受賞したロケット団の三浦さんにお話を聞きました。

 





漫才新人大賞の見どころは? ロケット団、三浦さんインタビュー


―― 今日、舞台を見ていて思ったのですが、エントリーしている芸人のリストを見ると結構キャリアの長い方もいるように感じたのですが?

「新人と言っても、出場条件は漫才協会所属の若手漫才師ですからね。今回の出場者で若いのは19歳の完熟フレッシュの池田レイラさん、一番年長なのは75歳、高円寺Kのカトーさんですかね。その辺りも漫才協会っぽくていいかなと(笑)」

 

―― 年齢の幅が半世紀以上! 孫とおじいさんぐらい歳の差がある出場者が同じ舞台で新人大賞を争います。また、各出場者持ち時間が5分と長いのもおもしろいですね。

「そこも見どころですよね。予選でもM-1の決勝より長いですから、テレビで見る漫才よりもしっかり見応えがあると思います」

 

―― 東洋館の漫才大行進の持ち時間はもっと長いですよね?

「そうですね、若手からベテランまで差はなく、10分か15分です。

若手で東洋館とは別にライブにたくさん出ている子たちもいますけど、どちらでもウケてほしいですよね。ライブ、寄席とどちらもできたらとても強いと思います。僕らもですけど、ナイツは寄席もライブもすごいですから」

 

―― 三浦さんは漫才新人大賞の担当理事だそうですが漫才新人大賞とは芸人にとってどんなコンクールですか?

M-1とかに比べるとエントリー数も格段に少ないので 、取りやすいというか、チャンスなんじゃないかと思いますけどね。大賞受賞の肩書きとかも外で言えるので。僕らも第1回目の優勝なんですけど。第1回目が我々で、2回目がナイツ、で4回目が宮田陽・昇さん。一個のステップにしてもらいたいですね」

 

―― 今回の新人漫才大賞は日暮里サニーホールで開催されるのですけど、三浦さんは日暮里に思い出はありますか?

「日暮里は通っている美容院があるので行きますよ。あとサニーホールはWエースの谷エース師匠が漫才の会をやっていて、そこからずっと引き継がれているので行き慣れた会場でもあるし、アウェイ感がないかなって感じがしますね。自分たちの力が出しやすいんじゃないかな」

 

―― 先日、漫才協会タップダンス部の取材をしたときに、宮田陽さんも浅草の次の第2のホームみたいな場所と言ってました。

ほんとそんな感じですね。師匠方からの代々のサニーホールなんで」

 

―― 日暮里あたりでよく行かれる店とかありますか?

「馬賊でしたっけ。サニーホールで公演があるときに何度か行きました」

 

最後に荒川区民にメッセージをお願いします。

「地元の方にもいっぱい来てほしいですね。日暮里の方々、荒川区の方々。この東洋館っていう小屋から日暮里サニーホールに移って、もしかしたらスターが生まれるかもしれないっていう、その1日を見逃さないでください」

2月24日、日暮里サニーホールで新たにお笑いのスターが生まれる瞬間を見に行きましょう!

 

爆笑ひぐらし名人会『2025年度漫才新人大賞』


公演日時:2025年2月24日(月・祝)14:30 開演(開場14:00)
【予選】14:30 ~ 18:00 【決勝】18:30 ~19:20 予定

会場:日暮里サニーホール

出場者:ニードル/左利き/なにわプラッチック/漫才56号/クマムシ/やすと横澤さん/道草らくや・てんや/とんとん拍子/パラダイムシフト/キープランニング/シリアル/プロポーズ/完熟フレッシュ/ランフィッシュ/青空一風・千風/らんちゅう/いち・もく・さん/2世代ターボ/バイバイ/パワーステアリング/サインコサイン/なんやかんや/ちゃんぴおんず/爆弾世紀末/ぽ~くちょっぷ/キラーコンテンツ/さくらだモンスター/まみわ/マッハスピード豪速球/きんぶら/九州男子”/ドルフィンソング/ふうりん/アマレス兄弟/高円寺K/惑星カッポ/うぐいす餅

特別審査員:ユウキロック

会員審査員:塙宣之(ナイツ)、宮田陽、セイワ太一(エルシャラカーニ)
※決勝進出5組の選出は 審査員選出による4組に加え、もう1組はお客様投票数による選出となります。

MC:中島和彦(コンパス)

チケット(全席自由)
【前売券】3,500円 ※前売券をお持ちのお客様は13:45よりお並び頂き、14:00より順にご入場

●カンフェティ https://www.confetti-web.com/

●電話予約 カンフェティチケットセンター ☎ 050-3092-0051(平日 10:00 ~ 17:00)

●窓口 前売券販売:町屋文化センター ☎03-3802-7111

●ACCオンラインチケット購入サイト https://piagettii.s2.e-get.jp/accarakawa/pt/

【当日券】4,000円
会場にて14:00より販売開始。14:00より順にご入場される前売券をお持ちのお客様の列の最後尾より並びご入場

主催・制作・お問い合わせ: 一般社団法人漫才協会 info@manzaikyokai.org
共催:ACC(公財)荒川区芸術文化振興財団、荒川区

2月5日、漫才協会 THE MOVIE ~舞台の上の懲りない面々~DVD発売されました。

写真満載のブックレットと「出演者のその後」、予告編というDVDだけの特典もあるので劇場で見た人も買うべきなんじゃないか?

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