10月5日、町屋発のサブカルライブイベント「マコフェス」が上野で開催!

町屋駅からちょっと入った路地にあるspaceMIST-スナックまこちゃん-。
スナックというわりに、ガラス張りの外観から全く普通のスナックの雰囲気ではない。

そう、ここは知る人ぞ知るサブカルスナックなのだ。
出演者がヤバすぎると一部の筋で話題のライブイベント「マコフェス」を、10月5日に上野で開催するということで取材してきた。

 

80~90年代のガチなサブカルに浸れる店内


サブカルっていうと漫画やアニメが取り上げられがちだが、この店は80~90年代のガチサブカルをしっかり押さえているところがすごいのだ。

店内に入ると
「お父さん、怖いよ。何か来るよ。大勢でお父さんを殺しに来るよ」
と、つい言ってしまいたくなるセレクション。

角川映画にヤコペッティ、ジャッキー・チェンもまた渋いセレクトだし、今でも劇場で観たい作品だらけ。ついつい思い出に浸ってしまう。

本棚にはナゴムレコード(1983年、有頂天のケラが作ったインディーズ音楽レーベル。過去に人生、筋肉少女帯、たまが在籍)やら、イカ天(1989年から1990年にかけてTBSテレビで放映されたアマチュアバンド紹介番組)関連の書籍やCDがたくさん。ここは中野か? 高円寺か?

店主のまこちゃんはどう見ても若い。80年代サブカル直撃の人たちは今50代のはず。

「中学のときに『たま(バンド)』の映像を見て、この音楽を聴くために生まれてきたと思ったんですよね。そこからナゴムやイカ天のバンドを聴くようになったんです。サブカルを知る入り口になるような場所を作りたくてこの店を作りました」
と、まこちゃん。

今回のライブイベントも普段ライブハウスに行かない初心者の人にも楽しんでほしいとのこと。
気になる出演バンドを紹介!

 





マコフェス出演バンド


原宿remote

オリジナルメンバーであるHIROを中心にremoteデビュー30周年を機に結成。
ドラマーにはカブキロックスの井上晴之介を迎え、remoteの曲をアレンジしながら毎回ゲストを呼び込むスタイルで常に進化中。
今回のイベントではメインの5人編成で出演予定。

妄念忍者

漫画家・逆柱いみりと怪獣造形作家・中安モモによる静岡中心に活動中のニューウェーブユニット。
打ち込みのカラオケ音源をバックに即興的に繰り出されるスリリングなノイズギターが特徴。

Dr.ロバーツKazuo

Dr.ROBERTS、BELLETS、The WATANABEなど多くのバンドで活動中。
BELLETSではイカ天にも出演、91年にメジャーデビュー。
今回はDr.ロバーツKazuoとしてアコースティックソロで出演予定。

膨張番長

ギター1本にマイク2本というミニマムな編成で、ポップな下ネタと共に客席を巻き込む愉快なステージを展開。
自主企画などを中心に関東圏で精力的にライブ活動中。

水中、それは苦しい

“楽器を持ったパンクバンド”をキャッチコピーに掲げるギター&ドラム&バイオリンという他に類を見ない編成のスリーピースバンド。
2023年には現体制20周年を迎え東名阪ツアーを開催。

宮尾すすむと日本の社長

大学の音楽サークルをきっかけに結成され、今年38周年になるファンクバンド。
10代目グランドイカ天キングとして3週勝ち抜き、1990年にメジャーデビュー。
今回のイベントではトリをつとめる。

と、取材中になんと今回のイベントに出演する宮尾すすむと日本の社長のヴォーカル、黒沢伸さんが来店。スナックまこちゃんの常連なんです。

どっぷりサブカルに浸れるライブイベント。
サブカル好きも興味がある人も楽しめること間違いなし!
10月5日は上野に集合!

 

▼スナックまこちゃんpresents マコフェス

  • 日時:2024年10月5日(土) 開場 15時20分、開演16時30分
  • 会場:上野Untitled(東京都台東区上野桜木1-5-6 B1F)
  • 出演
    • 原宿remote
    • 妄念忍者
    • Dr.ロバーツKazuo
    • 膨張番長
    • 水中、それは苦しい
    • 宮尾すすむと日本の社長
  • 主催・スタッフ スナックまこちゃん(東京都荒川区町屋2-1-14町屋プラザ103)
  • 終演後希望者での打ち上げも予定しております。

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