5月25日(日)にサンパール荒川で上映会が行われる映画「あらかわミラクルLOVE!」の記者会見が、映画の舞台の一つでもあるジョイフル三の輪で行われました。
映画に出演している林家三平さん、藤真由美さんが登場。
マスコミも集まっていました。
「あらかわミラクルLOVE!」はタイトルの通り、下町の古き良き面影が残る荒川区内のそれぞれ5つの地域(南千住、荒川、日暮里、町屋、尾久)でさまざまな世代や職業の人達が繰り広げるドラマ。イルミネーション輝くクリスマスのあらかわ遊園で起こる奇跡、ほっこりとしたファンタジームービーです。
記者会見の現場、ジョイフル三の輪の名物でもある「きく」、ここの紅生姜天が奇跡をおこす予感?
地元では有名な紅生姜天を販売している「きく」さんは、下町らしさを残す小さなお店。
名物の紅生姜天はご飯のおかずによし、蕎麦やうどんに乗せてよし、そのままスナック感覚で食べ歩きにもよしの万能お惣菜なんです。
その生姜天がなぜかハート型、ピンクのハートでかわいいじゃないですか?
映画の中ではハート型の紅生姜天が登場。これはゲットしたいですね。店頭販売の予定はあるそうですが、残念ながら常時販売はしていません。
記者会見は和気あいあいと進みます。
話題は商店街の思い出と未来についてなど。
時には林家三平さんが笑いを誘う場面も。しかしマスコミ陣、スタッフ誰も緊張していたのか笑わないという事態に思わずこのポーズ。
このポーズが見れただけでもうれしいですよね。
「あらかわミラクルLOVE!」出演者、林家三平さんにインタビュー
林家三平さんにインタビューしました。
今回の映画の撮影で苦労した点や楽しかった点はありましたか?
「今回の役は職人というか、やったことがない役だったので事前に研究しましたね。美味しんぼを読んだりとか。とても参考になりました。
あと撮影中、食べるものには困りませんでしたね。地元の人が持ってきてくれて。スタッフも地元の人もいい人たちで楽しく撮影に臨めました。
スタッフ、地域の人たちと作った映画ですよね」
―― とてもいい雰囲気で撮影が行われたようですね。そういういい雰囲気は映画の中でもわかりますか?
「わかると思いますよ。この映画は100年後にも見てもらえたらいいですよね。こういう風景や人。100年と言わず10年後でも。映画は残りますからね」
―― またその頃(10年後)続編があるかもしれませんね。
「自分たちの子どもの代の話とか」
公開前に続編の話も出るぐらい雰囲気のいい撮影現場だったのでしょう。
松村克弥監督インタビュー
荒川区を舞台とした映画を作ることになった経緯を今作のメガホンをとった松村克弥監督にお話を聞きました。
「2016年、遊園地通り商興会主催のすとりぃとふぇす向けのムービーを作ったんです。そこから荒川区を舞台にした映画を作りたいということになって、10年弱かかりました」
―― この映画の見どころはなんでしょう?
「荒川区の各地域の魅力について、映画的に脚本を書きました。また独居老人や商店街の疲弊など荒川区だけでなく、日本中で抱える問題にも触れているので荒川区民以外でも映画として楽しめる作品です。寅さんのように誰が見てもドラマとしておもしろい作品を作りました」
―― 荒川102読者にコメントをお願いします。
「私自身、荒川区に住んでいますが映画を作っていく中で初めて知ることもありました。この映画のタイトル『あらかわミラクルLOVE!』、ミラクルは大きな奇跡ではなく小さな奇跡はいつでもその辺にあるんです。LOVEは地元への愛という意味もあります。ぜひ上映会に足を運んでください」
荒川区民ならぜひ見たい映画。5月25日の上映会では出演者の林家三平さん、小宮孝康さんによるミニ落語、映画出演者、監督の舞台挨拶があるとのこと。当日券の販売もあるそうです。必見ですね。
<上映会情報>
- 開催日:2025年5月25日(日)
- 開催時間:午後3時30分開演(60分前開場)
- 会場:サンパール荒川
- 料金:【全席自由】一般1,000円 / 中学生以下500円 / ACC友の会会員各200円引
※3歳未満は膝上鑑賞に限り無料、ただし座席を使用する場合は有料 - チケット販売場所:
- 町屋文化センター
【窓口】営業時間:休館日を除く9:00~17:30
【電話】03-3802-7111 ※電話予約は友の会 現金・口座会員のみ15:00~受付しております。 - サンパール荒川
【窓口】営業時間:休館日を除く9:00~21:00
【電話】03-3806-6531 ※発売日の電話予約は15:00~ - イープラス
※割引チケットはご購入いただけません。
- 町屋文化センター