荒川区初のLGBT写真展、熊野前のアクト21にて開催中!(1/31まで)

熊野前にあるアクト21で開催されている荒川区では初めてのLGBT写真展に行ってきました。(会期は2022年1月31日まで)

アクト21は荒川区の男女平等推進センターという施設で、区民には熊野前ひろば館の場所といったほうがわかりやすいかもしれません。

LGBTということ言葉は最近、だいぶ認知されるようになってきましたがLesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人)の頭文字をとった言葉で、性的マイノリティ(性的少数者)を表す総称のひとつです。

今回の写真展は写真の点数こそ少ないですが現在、自ら知ろうとしないと知りにくいLGBT当事者の想いをや現状をわかりやすく知ることができます。

昔は同性愛者のことをホモとかオカマとか差別的に扱うケースも多く見られましたが現在の調査で日本におけるLGBTの割合は人口の約3〜10%(この写真展では約8%と書いてありました)と言われていて決して特別なことではありません。むしろ身近にいると思った方が正しいと思います。

写真展の中に「それでもこの街、生きたい。」と書いてあったのが印象的でした。
みなさんの周りにLGBTは居ないと思っているかもしれませんが、自分はおかしいんじゃないか?知られたら仕事や友人関係、家族関係にヒビが入るのではないかと怯えながら暮らしている人がいるかもしれません。

写真展示の前にはLGBTの理解に繋がる資料や、当事者のための相談窓口の資料も置いてあるので残りの会期も少ないですが22時までオープンしているのでぜひ見に行って欲しい写真展です。

荒川区議会でも昨年、パートナーシップ制度を導入してほしいというの陳情が採択されました。荒川区は暮らしやすい街ですが誰もが自分らしく差別に怯えず暮らしやすい街になっていくといいですね。


<イベント情報>

  • 会場:アクト21 1階交流コーナー
  • 住所:荒川区東尾久五丁目9番3号
  • 営業時間:9時00分~22時00分
  • 会期:2022年1月31日(月曜)まで

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