子どもが学校からもらってくるチラシには、荒川区でのイベントものがたくさんあります。その中でパッと気になったのが、今回の子ども劇場<荒川・台東・文京>さん主催「子ども市」2016/4/24です。
実はチラシの内容をよく見ず(日付・場所・時間だけはバッチリ確認!)、子どものための催し物なんだろうな程度の認識で訪れました。なんだ、こういうことだったのね!会場に着いてドキドキワクワクがスタートしました。
その前に。
場所は西日暮里にある諏方神社です。広い境内の一角を催し物スペースとしてお借りしているようで、側を一般の参拝者も行き交います。神社好きの私は、もちろんまず参拝。こちらの境内には、末廣稲荷神社・銭降稲荷神社・三宝荒神社・三峰神社と、多くの神様がいらっしゃいました。JR線を見下ろす高台にあるせいか、見晴らしが素晴らしく、清々しい風が流れ込みます。この空気感、神々しさ、恐るべし。一瞬で心持っていかれました。
こまさんたちも凛としていて素敵。
神社談義はここまでとして、境内一角が賑やかです。はじめは正直、このイヴェントしょぼいかもと思う規模に見えましたが(すみません)、境内が広いので仕方がないです。多少の雨模様だったため、地面がぬかるんでいるところがありました。スタッフの方々がダンボールを敷いて、なんとか開催できるよう頑張ってくれたようです。
「子ども市」とは、アイディアから運営まで子どもたちが作り上げるお店やさんです。シートを敷いて、商品を並べ、売り子に徹しているのはみんな子どもたちでした。この風景を見て、私はドキドキワクワクがスタートしたのです。ただ、子どもたちが来て好きなものを買うだけじゃないんだと。
ふうせんテント わりばし鉄砲 おもちゃ屋さん 雑貨屋さん シール屋さん 段ボール迷路、など、創意工夫のお店が15種類ほど出ていました。「ただいま休憩中」なんて札があるところも。かわいい字で書いてあるんです。
我が家の子どもは、本を2冊とぬいぐるみ1つを買いました。なんと、閉店間際の90%オフの激安セールでゲットです。ここでも、売り残しがないよう値下げのタイミングを見計らい商売するんですね!立派です。
これはナイスアイデアと思ったのが、ハローワークです。
遊びに来た子ども達への求人広告を出していました。お金を持っていなくても、お店で腹炊くことで、ここだけで使える紙幣(ドリーム券)をバイト代としてもらえるのです。働いて、好きなものを買う、この仕組みですね。
行きに通った入り口のアーチの裏側には、「またきてね 子ども市2017」の文字が。
最後まで工夫を凝らしているなぁと、子どもパワーに癒され帰ってまいりました。来年も来ますね!
<施設情報>
- 施設名:諏方神社
- 住所:荒川区西日暮里3-4-8
- 主催:NPO法人 子ども劇場<荒川・台東・文京>
- サイト:http://arakodo.exblog.jp/