南千住図書館と併設されている「ふるさと文化館」。
入り口前には、奥の細道へと旅立つ松尾芭蕉の3Dアートも。
これ、意外なほどリアルなんですよ。本当の橋に見えませんか?
荒川区の歴史を丁寧に解説したその展示は、リアリティ溢れる昭和初期の路地裏光景を再現した展示など、とても充実した内容。
住んでいるこの町の古代からの変遷を知り、発掘物や古地図などと合わせ見ることで、普段何気なく目にしているものが歴史的遺跡であることや、この地域を駆け巡っていた武士、町人などの様子がありありと浮かんできます。
そんなふるさと文化館では現在、「はばたけ!若手職人展」と題して、若手職人の方の作品を飾っています。
展示エリアは館内入ってすぐの伝統工芸ギャラリーのエリア。
無料でどなたでも気軽に観覧できます。
飾られているのは、荒川区の匠育成制度を通じて独立に向けた修行を積んできた方々の作品。
習得した伝統技術を公開し、独立に向けた契機とすることを意図しています。
伝統技術を活かしつつ現代に売れる商品とするため、職人それぞれの工夫やアイデアを見ることができます。
展示は8月12日まで。
ぜひ足を運んで、若手職人の作品をその目で確かめてみましょう。
<イベント情報>
開催期間:8月12日(水)17時まで。
時間:9時30分〜17時
場所:荒川ふるさと文化館1階 あらかわ伝統工芸ギャラリー
住所:荒川区南千住6-63-1
電話:03-3807-9234
休館日:月曜(月曜が祝日の場合は開館、翌日休館)、毎月第2木曜(館内整理日)
イベント情報詳細(イベントカレンダーに飛びます)