2016年4月2日(土)に都立尾久の原公園で開催された「第13回 シダレザクラ祭り」に行ってきました。
前日までの20度近い気温から一転、この日に限り、最高気温13度と昨年と同じく肌寒い1日でした。開花が間に合うだろうと思ったシダレザクラも、全体を見渡すと1〜5部咲きといったところ。来週なら・・・と思う桜模様でした。
そんな状況ですので、人出はどうかなと心配しながら訪れましたが、大変な賑わい。荒川区民のパワーを感じました。肌寒いとはいえ、風もないので人は増える一方。物販ブース(屋台)には行列ができていました。
さすがに生ビールのブースは閑古鳥のようでしたが、熱燗を提供する酒屋さんの前は、焼き鳥を購入した大人が代わる代わる訪れる姿が見えます。焼きそばに赤飯、和菓子にドーナツ、ソーセージにアレヤコレヤと、荒川区内の商店街から美味しいものが山盛りで届いています。何を買おうか迷ってしまって、行ったり来たりしてしまいました。
子どもたちも、スーパーボールすくいやキラキラすくい、くじ引きなどに興じています。きちんと並んで順番を待つ姿に偉いなぁと感心しました。そうそう、さすが子ども!気温関係なく、かき氷が飛ぶように売れていました(笑)
特設ステージ上では、子どもダンスチームの発表が繰り広げられています。今や、シダレザクラ祭りでのステージ発表は、各学校にあるダンスチームにとっての定番発表会になっています。
その真隣で、野点(のだて)会場なるものがあり、お茶をたててふるまっていました。私は初めて見たので、こんなこともやるんだなぁとびっくりしました。
物販だけではなく、体験のブースでは、尾久消防署の皆さんが防災の説明をしてくださいました。消防士の格好をして写真も撮ってくださいるんですよ。好きな人にはたまらないでしょう。
会場の案内図や、トイレの案内もしっかりわかるようにできていて、運営の方々の手配力と努力を感じます。
個人的に目について、これはいい!と思ったのが「ノボリ」です。よく見ると手書きではないですか!どこかの小学生が書いたのかなぁと、ほほえましくなりました。とても立派に描けていたんですよ。
常設のベンチは人でいっぱいになり、あちらこちらでレジャーシートを敷いてのお花見も始まっています。13回目となる 尾久の原公園のシダレサクラ祭りは、すっかり区民の憩いのお祭りになっているんだなと実感しました。
残念ながら寒くて、もっとこの場に居たいという気持ちと戦いながらも、早々に退散してしまった私。十分楽しみましたが、欲を言えば来年こそはパーっと桜が咲き、暖かい陽気の開催になることを願います! やっぱ、満開の桜に生ビールがいいな。
<施設情報>
- 施設名:都立 尾久の原公園
- 住所:東京都荒川区東尾久7丁目1
- アクセス:日暮里舎人ライナー、都電荒川線「熊野前」下車 徒歩8分、都電荒川線「東尾久三丁目」下車 徒歩10分
- サイト:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index016.html