ウィーン君が行く:「第3回健康ダイアローグ」@フロマエ

荒川102にはいろいろなイベントのお知らせが届きますが、102はイベント掲示版ではないので、区民記者がイベントに参加したり、主催者にお話を伺って記事にする形になっています。

そこで先月、健康都市推進コミュニティーさんから西日暮里のカフェ、フロマエで「第3回健康ダイアローグ」を開催というお知らせが来たとき、前からフロマエ行ってみたかったし、こう言う活動に興味あって自分も開いたりしてる私が「行ってみたい」と手を上げ、参加者として申し込んで行ってきました。

専門家を交えて興味のある参加者が集まってちょっとむずかしいテーマについても意見交換をゆるく自由にという「カフェ」と呼ばれる集まりはあちこちで開かれるようになってきています。ダイアローグ(会話)というのも似たタイプの集まりで車座集会と呼ぶこともあるものというのも知っていました。
だけど、健康都市推進コミュニティーってどういう団体?荒川区の地元の活動なの? と、そちらがよくわからなかったので、まず代表の松本さんに連絡すると充実した資料を送って下さいました。

区の健康講座を受講した仲間が、仲間と一緒に楽しんで続けて健康作りをすること目的にしている活動で、「仲間」には医療専門家もいて、行政とも連携しているのだそうです。

でもまだピンと来ないところもあるなあと思いつつ、イベント当日5月25日、カフェ・フロマエにウィーン君を走らせました。

フロマエは本当にお風呂屋さんの前の古い民家を使ったきれいなお店(オーナーのご実家だそうです。また改めて取材に来たいお店でした)。
入り口の扉越しにお向かいのお風呂屋さんが見えるので、それだけでほっこりしたムードになります。

フロマエカフェ 1

参加者は初めての人も他のイベントに来たことがある人もいるとのことでしたが、地元繋がりの人が多かったせいか、スタート前からわいわいとくつろいでオープンな雰囲気でした。
こういうカフェでの開催は初めての試みというお話でしたが、美味しそうなものには人が集まりやすいからいいですよね。

フロマエ 2

ところで健康都市推進コミュニティーでは、いつもこうしたダイアローグをやっているのですか?と、近くにいらっしゃったスタッフの方に伺うと、ダイアローグは隔月ぐらいのペースで、毎週週末に区内各所でヨガ教室とかバレーボールとかスポーツイベントをやっているんですよとのこと。
毎週はすごいなあ。知らないところでいろいろなことが行われていることに改めて驚きました。

フロマエ 5

美味しそうな野菜料理はビュッフェスタイル。ビールを頼む方もいて、真剣ながら楽しい雰囲気です。ずっと健康関係の活動をしてきている集まりだけに、講師の話にうなずきながらも、鋭い質問も飛びます。

フロマエ 3

野菜の種を見たり、紙コップで「かいわれ」を育てる準備をしたりの体験もあって、自分が食べているものに関心を持つと、食べることがもっと楽しくなるということなんだなあ。

フロマエ 4

最後に全国の市民主体の健康作り活動の東京における事例として紹介されましたという報告もあり、会場はますます盛り上がっていました。

インターネットの時代だからこそ、実際に会ったり、いっしょに身体を動かしたりすることの楽しさが必要なのかも知れないです。スポーツで身体を動かして、楽しい勉強もするというのは面白い活動。こうした活動をしている人たちがいることがわかって良かった。

地元荒川での認知度が上がって、さらに荒川発の活動として広がっていったら良いですね。

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