新型コロナウィルスの影響で私たちの生活は大きく変化しました。外出自粛、テレワーク、飲食店の時短営業…。地域メディアとして荒川102が今できることについて話し合っている時にテイクアウトマップのアイデアが生まれました。
公開から1ヶ月、今では掲載店舗数も200を超えています。
このマップに対する想いを、マップ製作の中心的立場にある荒川102編集長川村と荒川102代表の中里に聞きました。
「コロナ禍の中にあって奮闘する飲食店、不自由な中でも美味しいものを食べたいお客様を応援したくて「#荒川テイクアウト」のハッシュタグを作りました。
飲食店の皆様は食べてもらいたい料理、お客様は応援と感謝を込めてテイクアウトした料理やご家庭での様子、そこに込められた想いがたくさんの人に届けられればと思います。」(川村)
「日頃お世話になっている地元の飲食店が危機に陥っている。 できることでお手伝いしたい。 それに、コロナが明けてやっと町に出てみたら、どこにもお店がない、なんて事態は僕ら自身も避けたい。 それが動機でした。 今も、それは大事です。 ですが、 料理のプロが作ったお店の料理を、 家の食卓の普通の選択肢にする。 やってみたら、シンプルに美味しいし、 調理や片付けの手間もかからない。 普段とはちょっと違う料理で 外行き気分を味わえて楽しい。 これ、普通にいいじゃない。 もっとスタンダードになっていいんじゃない? そう思ってます。」(中里)
そして今回、取材の中で撮った写真を使って#荒川テイクアウトのPRビジュアルを作りました。
「テイクアウトマップを作った時に良いビジュアルを考えていました。区内の飲食店の苦境を聞く中で思わずテイクアウトしたくなるビジュアルってなんだろう?料理を並べるとか弁当の写真1枚でとか、テイクアウトした料理を食べてる家族のビジュアルはどうか?などのアイデアもありました。
誰かの想いを伝えるために荒川102に参加した原点に立ち戻ると、料理の写真ではなく店主の写真を並べるイメージが湧きました。こんな時期だからこそ1食1食を大事に、食でみんながハッピーな気持ちになればとおもいます。」(今池吾郎)
テイクアウトマップを利用することで、今までよく行っていたお店はもちろん、見逃していたお店も見つけることができます。 毎日の料理も大変ですし、ぜひ新しい生活様式としてテイクアウトの活用をしてみてください。
※テイクアウトを利用する際はぜひ事前連絡を。 お店で待つことなく受け取ることができるので、三密を回避することができます。
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