フィンランド発祥のニュースポーツ「モルック」を知っていますか?
モルックとは、木の棒を投げてスキットルという木の棒(ピン)を倒して、倒した本数の数を競うゲームです。
荒川区にはモルックのチーム「モルックあらかわ」があり、区内の公園で練習しています。
今回、モルックあらかわが荒川区の社会福祉協議会にモルックセットを寄贈したと情報をいただきましたので、代表の角田さんにお話を聞きました。
性別世代を問わず楽しめるのがモルックのいいところです!
下町荒川区にもぴったりかも?
実は町田の看板制作会社で働いている角田さん。
荒川区での仕事終わりに練習していたら声がけされて一緒に遊んだのがきっかけで荒川区にチームを作ったんですって。
「仕事が早く終わったので尾久の原公園で練習をしていたところお声をかけていただいて。即席メンバーで練習試合となり、そのままチームが出来た
という不思議なご縁で始まったのがきっかけです(笑) 荒川区の魅力の一つでもありますね!」
もともと仕事仲間に誘われたてからモルックの楽しさにはまったという角田さん。
モルックは誰でも楽しめるそうですよ。
「世代や性別を問わず誰でわかる簡単なルールです。また、常に簡単な計算をするため、お子様や高齢者の脳トレにも活用できるのではないかと思います。」
世代を超えて楽しめる=世代を超えたコミュニケーションのきっかけにもなりやすい。
そんな特徴は、下町荒川区だったら生かせるんじゃないかなーと思ってチーム結成に至ったそうです。
「10代チーム vs 70代チームの真剣勝負とかも想像しただけで楽しそうです(笑) これが実現可能なのが、モルックのいいところだと思います。」
参考動画
アジア大会参加の予定がコロナ禍でキャンセル。
一人でも多くの人に知ってもらいたくてセットを寄付することに。
そんなモルックあらかわさんですが、今回モルックのセットを社協さんに寄付することになったきっかけはコロナ禍でした。
「実は、今年2021年3月に第2回アジア大会が予定されていたんですが、当初予定されていた3月が緊急事態宣言のため延期となり、開催未定となったんです。」
192チームも参加する予定だったアジア大会にモルックあらかわもエントリーしていましたが、予定が立たないことや感染リスクも考え、キャンセルすることに。
元々納めていた参加費は戻ってきますが、使う予定だったお金なので何か有効なことに使いたいと思い、寄付してみようという考えに至ったそうです。
「参加費はそのまま返金して終わりでもよかったのですが、一人でも多くの区民の皆様にモルックを知ってもらいたい、経験をしてもらいたいという思いから寄付をしてみようということになりました。寄付するといっても、どこの誰にどうすればいいのかもわからず、メンバーの一人が知り合いの議員さんに相談してみたところ、社会福祉協議会様が一番適しているのではないかとご提案をしてくださり、今回このような形で寄付をさせていただくことになりました。」
いつかは区民大会を開催してみたい。
一緒に公園でモルックしましょう
今後どのような活動予定なのかお聞きしたところ区民大会を開催したいとのこと。
「荒川区は南千住・荒川・日暮里・町屋・尾久の5つの町にわかれていますので各地区でチームを作って楽しんでみたいですね。年齢や性別、特別な技能などは関係ない「モルック」なので、簡単に参加していただけて、街になじめるツールとしてモルック区民大会ができればいいなと思っています。」
現在はメンバー5名で活動中のモルックあらかわ。
コロナ禍で大きな募集はしていないとのことですが、不定期に尾久の原公園・汐入公園などで週末に練習しているそうです。
ホームページやTwitterなどでも情報発信していくということなので気になる人は是非チェックしてみてくださいね。
・モルックあらかわ
HP:http://arakawatown.tokyo/
Twitter:http://twitter.com/MolkkyA
・荒川区社会福祉協議会
http://www.arakawa-shakyo.or.jp/
*この記事は読者から寄せられた情報に基づいて作成されました(情報提供:「モルックあらかわ」角田様)。
*荒川102では常時読者の皆さまからの情報を募集しております。