みなさんカレーお好きですよね?
日本風のカレー、タイカレー、欧風カレー、インドカレーなどカレーと言ってもたくさんの種類がありますが、今回はネパールのカレーの専門店をご紹介です。
住宅街のど真ん中にひっそりとオープンしたネパール料理専門店、ヒマラヤンキッチン。
ネパールといえばヒマラヤですよねー。
オープンしたのは1月22日。まだ一ヶ月ほどしか経っていない出来立てのほやほや!
店内も出来立て。
インド料理店のような置物やタペストリなどはなく、ウッディな感じでカフェみたいですね。
奥に見えるのがご主人のゴウタムさん。
実はもう来日して10年以上。
学生の時に日本へ留学しに来て、日本が好きになったためそのまま就職したそうです。
ヒマラヤンキッチンを開く前は丸の内でイタリア料理店で働いていたのだとか。
日本人が海外に長くいると和食を食べたくなりますよね。和食の場合は世界中にお店があるけど、ネパール料理はなかなかありません。
そこで、日本にいるネパールの人が来たら懐かしがる料理のお店を作りたかったとのこと。
インド料理とは違う、ほんとのネパール料理を食べられるお店です。
ネパール料理ではよく使われる山羊の肉。
日本ではなかなか食べる機会がありませんよね。
ヒマラヤンキッチンでは冷凍ではない山羊の肉を用意。
山羊肉を使ったカレーを食べることができます。
ヒマラヤンセットでは山羊カレーを含めた数々のカレーから好きなものを二つチョイス。
さらに日本の味噌汁的なダル、タルカリ(ほうれん草の炒め物)、大根のアチャル(漬物的なもの)、月替りのサラダにタンドリーチキンという欲張りなセットです。
もちろん焼き立てのナンにライス付き!
インド料理と見た目も似ているネパール料理。
どこが違うのか聞いてみました。
「一番違うのはスパイスの使い方。なんでも辛くするわけではなく、素材の味を大事に引き立てる使い方をする」
とのこと。
その違いを楽しみながら食べてみるのも良いですね。
お酒もネパールのものを揃えています。
こちらのビールはヒマラヤの水で仕込んだMUSTANG。
苦味が少なく、すっきりとした感じ。
また、イタリア料理店の経験を活かしてワインの品揃えにも力を入れているそうです。
もう一つのこだわりはタンドール。
一般的なタンドールはガスを使っていますが、ヒマラヤンキッチンのタンドールは炭を使っています。
炭を使うことで、香り高くふっくらとした仕上がり。
これほど柔らかくジューシーなシークケバブを食べたのは初めてです。
美味しいものを食べるのが好きでよく食べ歩いているというゴウタムさん。
来日10年なので日本語ももちろんペラペラです。
見かけたらぜひ話しかけてあげてください。
<店舗情報>
- 店名:ヒマラヤンキッチン
- 営業時間:11:00~23:00(ラストオーダー22:00)
- 定休日:月曜日
- 住所:荒川区西尾久2-20-3
- 電話:03-6754-6530
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