三河島駅から徒歩1分。
夜23時まで営業しているインド料理屋さんがあります。
その名も「インドカレーハウス」!
思いっきりど真ん中の名前で、何屋さんなのかわかりやすさ満載です。
仕事帰りに、何種類もあるスパイスの効いたコクのある本格インドカレーと焼き立てのおっきなナンを楽しみながらビール一杯飲んで帰る。のが最近の楽しみの一つ。
夜中に疲れて帰ってきても駅近で遅くまで営業しているのが嬉しいです。
どの料理もとっても美味しいのですが、こちらの要望を丁寧に聞いてくれる店長さんがとっても親切なのも私のお気に入りのポイント。
仲良くなった店長さんにお話を聞いてきました。
– インド各地のレストランで12年料理を修行
とっても親切で穏やかな印象の店長さんのお名前はカレル・ジバラル(Jiba Lal Kharel)さん。
カレルさんはネパールの出身。ネパールの首都カトマンズから車で8時間ほどの町で育ちました。
高校の勉強が終わってからすぐインドに出て、デリー、ムンバイなど、インド各地のレストランで12年以上の修行を積んできました。
小さい頃から料理をするのは好きだったというカレルさん。
お店の料理は全てカレルさんが自分でアレンジした料理だということです。
– 南千住のあのカレー屋さんともつながりが
実は、カレルさんのお兄さんは南千住のインド料理店「フルバリ」のオーナーです。20年ほど前に先に来日していたお兄さんをたよってカレルさんも日本に来日。最初はフルバリで仕事をしていたそうです。
今でこそ流暢な日本語を操るカレルさんですが、来日当初は日本語は全然わからず、仕事を通じて話しながら覚えたと言います。
フルガリでの業務体験を2年ほど積んだ後、「インドカレーハウス」を2015年にオープンさせました。
– 本格インド・ネパール料理を日本人の口に合わせて提供
インド料理は辛いだけでなく、少し油っぽい料理が多いですが、カレルさんは、油を少なめにして、また、味も、日本人好みの味を研究してインドで料理を作るときとは少しスパイスなども変えてアレンジしているということです。
辛さもお客さんが自分で決められるようにしています。
初めて来たお客さんがカレーを頼むときには、まずは「普通」の辛さで食べてもらい、その後、自分の感覚に合わせて辛さを調整してもらうのがオススメということです。
ちなみに私はいつも「中辛」を頼みますが、日本人の好みに合わせてあるので、辛口好きな人は大辛でも良いかもしれませんね。
– 女性にもピッタリ!夏にピッタリのボリュームたっぷりスパイシーチキンサラダ!
カレーが美味しいのはもちろんですが、私が特にオススメしたいのが、ボリュームたっぷりのスパイシーチキンサラダ。
どっさりと盛り付けられたチキンサラダに、スパイスの効いた特製ドレッシングがかかっていて、食べるほどに食欲が増進されます。たっぷり入ったクリスピーな揚げ麺がパリパリとして、食感も抜群です。
サラダですが、これで十分に一食の食事になります。
「女性客なんかはサラダを頼んでビール一杯飲んで帰る、という方も多いですよ」とカレルさん。
「たまには新鮮な生野菜をたっぷり食べたい~~」という方にピッタリの一品です。いや、寧ろこれを食べるためにお店に来てもいいぐらい。
– 本格ネパール料理やインドワイン、いろいろな味のラッシーなどもどうぞ。
お店にはインド料理だけでなく、本格ネパール料理もあります。
ネパール出身のカレルさんの作るネパール料理。あまり試したことのない方は一度試してみてはどうでしょう。
その他、日本の唐揚げや日本のカレーうどん、枝豆などもおいています。
インド料理屋で日本の食事?と思うかもしれませんが、お客さんの声を聞きながら追加したそうです。
インド料理屋なんだからインド料理だけにしたら?と思う方もいるかもしれませんが、郷に入れば郷に従え、という言葉もあります。知らない土地で、お客さんが何を求めているんだろうということを考え、要望に応じてメニューに追加する柔軟な姿勢が私は好きだなあと思います。
ラッシーもいろいろな味のものがあって子どもが喜びそう。
今回は巨峰ラッシーをいただきました。ほのかな巨峰味がとっても美味しかったですよ。
お酒もいろいろなものが置いてあり、インドを代表するビール「キングフィッシャー」や、実は今世界で徐々に認知を上げつつあるインドワインもおいてあります。ぜひ一度試してみたいですね。
本格インド・ネパール料理が気軽に楽しめるお店「インドカレーハウス」。
お一人でも家族連れでも、ぜひ一度試してみてくださいね。
<店舗情報>
- 店名:インドカレーハウス
- 住所:荒川区荒川3-63-1
- 電話:03-5811-8799
- 営業時間:11:00~16:00(ランチ)、16:00-23:00(ディナー)
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