近ごろ急に盛んになったものの代表格といえば、オンラインミーティング。ですよね!
この度、荒川102では、町屋のデザイン会社「ROOM810」とのコラボレーションにより、荒川区の風景写真を使ったオンラインミーティングツール「Zoom」用のバーチャル背景の無料提供を開始しました。
今回はまず、素戔雄神社の天王祭の光景など計6枚の写真を用意しました。
さらに、読者の方からも、広く写真を募集!
南千住、町屋、荒川、日暮里、尾久。
あなたのお気に入りの町かど風景を切り取った写真を、バーチャル背景用に提供しませんか?
応募方法の詳細はダウンロードページの説明をご確認ください。
ROOM810の全面協力により企画開始から約3週間で公開へ
荒川区のバーチャル背景を提供するにあたり、地元のデザイン会社にお願いしたいと考えROOM810さんに協力を依頼したところ、すぐに快諾をいただきました。
業務で忙しい中、今回のプロジェクトには同社グラフィックデザインチームより3名の若手女性社員が参加。
ゴールデンウィークを挟み、プロジェクト開始から実質約3週間で公開に至りました。
「採用に至らなかった他のロゴ案含め、自社の所在地であり、自身も住んでいる荒川区のバーチャル背景ということで、写真を見ながらイメージを膨らませていたように思います。ちょうど緊急事態宣言期間中で、実際にZoomを使用しながらの作業だったので、イメージも湧きやすかったようです。自身のZoomにデザインした背景やロゴを入れてテストしながら背景画像として作り込んでいきました。」(グラフィックデザインチーム責任者 島さん)
店舗・オフィスなどのインテリアデザインチーム、Web・チラシ・ロゴなどのグラフィックデザインチーム、番組・イベント制作などを手がけるメディアチームの三部門からなるROOM810。
それ自体がデザイン事例であるオフィスの見学や、番組収録などで自社をスタジオとして使用していたりするため、荒川区外からの来客が多いと言います。
「『北千住の向こうだと思いこんで乗り過ごしちゃった』『初めてこの駅降りた』といったことは良く聞きます。最先端では無いかも知れませんが、なんだか懐かしくて暖かくて賑やかで、新しく創業した会社を受け入れてくれる懐の深い街だと思っています。そんな町屋を含めた荒川区の魅力を発信するお仕事のお手伝いが出来たこと、嬉しく思っています。」(島さん)
ロゴは荒川区の名所を猫が散歩して巡っているイメージでデザイン
今回のプロジェクトで採用されたロゴをデザインしたのは、台湾出身のデザイナー、リンリンさん。
もともと台湾でデザイナーとして働いていたリンリンさんですが、日本のグラフィックデザインが好きで来日。日本語学校卒業後にROOM810に入社し、荒川区に引っ越してきました。
「荒川区内を歩いていると、良く猫を見かけます。猫が多い街なのかなという印象があり、「荒川区」に何かワンポイントをデザインで入れようと思った時に、自然と「猫が散歩をしている様子」が思い浮かびました。」(リンリンさん)
バーチャル背景に使用されている荒川区の名所を猫が散歩して巡っているイメージでデザインしたとのこと。
ちなみに、散歩が大好きなリンリンさんの荒川区おすすめスポットは、谷中商店街入り口の夕やけだんだん。
「散歩が大好きで、特に夕方は散歩に一番良い時間です。谷根千へ散歩に行って、階段に座ってじっと夕焼けを見る。ついでにビールもあったら最高です。」(リンリンさん)
夕やけだんだんからの景色もぜひバーチャル背景に加えたいですね。
写真をお持ちの方がいましたらぜひ送ってください!
今回採用されたロゴ以外にもデザイナーさんが様々なロゴデザイン案を考えてくれていました。
どれも思いのこもったデザイン案で選ぶのが大変でしたが、ここで紹介させていただきます。
これからも、新しい背景写真が追加されるつど、紹介していきたいと思います。
荒川区のバーチャル背景で、ちょっぴり地元自慢を交えつつ、ぜひオンラインミーティングを盛り上げてくださいね!
Permalink
Permalink
Permalink