1周年を迎えたあらかわ遊園
3年間の工事を経て、2022年4月21日にリニューアルオープンを迎えたあらかわ遊園。
それから1年経った今、オープンしてからの1年とこれからの1年について、荒川区子ども家庭部荒川遊園課の遠藤課長にインタビューしてきました。
あらかわ遊園は荒川区が運営しているので、園長ではなく課長なんですね。
遠藤課長は2023年4月に赴任してきたばかり。
あらかわ遊園の思い出も聞かせていただきました。
遠藤課長のことをお聞かせください
昨年度まで、荒川区に15館あるコミュニティ施設、ふれあい館の整備、管理運営などを担当していました。
令和5年4月に荒川遊園課長に着任しましたが、利用者にとても近い環境となったことで、来園する方々の表情や声をダイレクトに感じています。あらかわ遊園のサービスをしっかりと向上させていくことが私のミッションであると考えていますが、このような環境に居ることはとても重要な要素の一つと捉えています。
区民の誇りであるあらかわ遊園を任された者として、魅力向上に全力を尽くします。
遠藤課長はあらかわ遊園の思い出はありますか?
15年ほど前、私の子どもたちがあらかわ遊園に来ているのですが、都電に乗るのも初めて、あらかわ遊園も初めてということで、とても興奮し、満喫して帰ったそうです。
なぜ伝聞調かと言いますと、その日、私は荒川遊園運動場で開催されたあらかわ川の手まつりの業務に従事していたからです。間接的に私が子どもたちをあらかわ遊園に連れてきたと思っています。
2022年のあらかわ遊園はどうでしたか?
2022年4月21日にリニューアル開園を果たしたわけですが、新型コロナウイルスの影響により事前予約制を実施していた期間が長く、入園者数に制限がありました。
本来であれば制限なくお客様に来ていただきたい、という職員・スタッフの思いは強かったものと想像します。
そのような状況下でもさまざまなイベントや取り組みを考え、実施したことにより、多くのお客様にご満足いただけたのではないかと評価しています。
また一方で、お客様からのご意見もいただいておりますので、今後の改善の種にしていきたいと考えています。
2023年のあらかわ遊園はどのようにしていこうとお考えですか?
二つのことを考えています。
一つ目は新規客およびリピート客の獲得、二つ目は顧客満足度の向上です。
お客様の獲得はあらかわ遊園の来客数を安定的に向上させるために必要なことです。
令和4年にリニューアルしましたが、その効果はやがて薄れていきます。
よって、常に新しい仕掛けが必要だと考えています。
顧客満足度の向上は、おもてなしの心を具現化することにより、いつ家族で来ても居心地がいいと感じていただくことで、子育て支援の拠点施設としての役割を果たしたいと思います。
これらを達成するため、リニューアルからの1年間をしっかりと振り返り、失敗を恐れずに何事にもチャレンジしていきます。
あらかわ遊園を一言で表すと
冒頭の繰り返しになりますが、荒川区民の誇りだと思います。
荒川遊園地前の電停から入園口に向かう子どもたちの心躍るような笑顔を見ると、「楽しさと期待感だけを抱いて来ていただける施設はそうそうあるものではない。ましてやそれが23区内に唯一、荒川区にある。しっかりと未来に引き継いでいかなければならない」と感じます。
まとめ
遠藤課長をはじめ、スタッフの皆さんの情熱によって、あらかわ遊園は確実に新たな歴史を刻んでいきます。
遊園地のゲートをくぐるたび、訪れる人たちの笑顔と活気を感じるあらかわ遊園。荒川区が誇る遊園地の未来を一緒に楽しみましょう。
<施設情報>
- 施設名:あらかわ遊園
- 住所:東京都荒川区西尾久6-35-11
- 電話番号:03-3893-6003
- 営業時間:9時〜17時(夜間営業日は20時)
- 定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)
- Twitter:@arakawayuuen
入園料
大人 | 65歳以上 | 中学生 | 小学生 | 未就学児(3歳以上) | 2歳以下 | |
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入園料 | 800円 | 400円 | 400円 | 200円 | 無料 | 無料 |
フリーパス料金 | 1,800円 | 1,400円 | 1,000円 | 700円 | 500円 | 無料 |
小さなお子様は無料です。
フリーパスは入園料込み、乗り物乗り放題(一部硬貨式の遊具は除く)、室内遊び場わくわくパーク利用料込み