「尾久という地域がもっと活気ある楽しい街になるように、新しく尾久に住み始めた人にも古くから住んでいる人にも、外から遊びにくる方にも、もっと尾久の街を知って楽しんでもらえるように」という共通の思いで市民アーティストの浅野可奈子さんとギャラリーOGU MAG齊藤で立ち上げたヲクノキオク・プロジェクト。
色んなの方に参加していただき、ご協力を得ながら、いずれ 今の尾久の街を歩きながら、昔の尾久の街を歩いているような感覚になるアートプロジェクトを考えています。
まずは昔のことを覚えている街の人たちの話を聞き記録することから始めていきます!
「ヲクノキオクを聴く会」第一弾は 7月2日(木)夜8時より尾久の長い歴史を知る、今年で70周年を迎える都電荒川線宮ノ前の「どん平」のご主人によるオンラインのお話会です。
昭和20年代のこともご存知の叔母様も一緒にお話しいただけるそうで、同じく西尾久で地域の人たちに愛されている「天ふじ」のご主人長沼さんがつないでくださいました。
皆さんもアーティストのギャラリートークを聞くような感じで一緒にどん平さんの話を聞きませんか?
下記URLに7月2日(木)夜8時よりご参加ください。
https://msngr.com/Ib8MB5AQ1csIEXnH
一発描きで 紙に描いた植物を 丁寧にハサミでカットしつくる「 紙の花屋 」であるasano chiakiによる個展。
美容専門学校卒業後、美容師として活動をしながら、あることをきっかけに2015年より絵を描き始め、題材として 枯れない花を、変わりゆくものの中で変わらないものを 描き続けている。
2018年には第28回 紙わざ大賞 準入選、コピックアワード 入選、2019年には第29回 紙わざ大賞 入選。
1992年青森県出身、2018年多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻油画研究領域を修了した川邊真生による初個展。
2016年多摩美術大学卒業制作展で福沢一郎賞を受賞した作品「snow shoveling」では巨大な画面とベニヤ板に直接描いた生々しさ、荒々しさが見る人を圧倒し威圧し、不可能性への挑戦で鮮烈な息吹を放った。
その後も、キャンバスに納まらない油画を2018年「independent tokyo 2018」(浅草橋ヒューリックホール にて)、「 gimmick overlap」(turner galleryにて)などのグループ展で発表する。
本展は今回の緊急事態宣言後の自粛期間中の作家自身の状況と、ひどく虚無と焦燥を覚えたいた子供時代が重なった感覚を、作家の今の視点から形にするというもので、本展を観る者の「環世界」を更新する一助となることを望んでいる。
■会期→7月21日(火)-7月26日(日)
■開館時間→OPEN: 13:00-19:00 (最終日7月26日のみ17:00迄)

参加作家名
勝田 修太朗 Syutaro Katsuta
会期
2020年9月17日(木)-9月22日(火・祝)
開館時間
OPEN: 13:00-19:00
(最終日9月22日のみ13:00 – 17:00)
展覧会紹介文
油彩や水彩などスタイルは決めず、様々な技法を用いて作品制作をしている勝田修太朗。元々は、その時の感情や刺激を得たものを原動力に、具象表現や抽象表現、描き方やテーマもあえて統一していなかったが、今回のコロナで自身がどのような絵を描くのがすきだったのかともう一度自分を見つめ直すきっかけになり抽象画に原点を見出し今回その作品群を展示する。
URL
https://ogumag.wixsite.com/schedule/single-post/Syutaro-Katsuta

不条理でありながらどこか懐かしい世界観の絵画作品を描く川瀬裕之と荷札を使ったオブジェ作品を制作している支倉隆子の二人展。
●川瀬裕之
広い道、広い空、晴天なのに水たまり、人と影、午後の時間よ止まれ、オレンジの中で。メランコリックな幽愁、一抹の哀しさ、白日の不条理、以前どこかで見たような風景。現実に在りそうな不可思議な光景、不可思議こそ感動であり、感動は不可思議の中にある。不可思議を求めてさまよう日々でもある。
〈プロフィール〉
北大中退 太平洋美術学校に学ぶ
国画会出品国画会受賞2回、朝日ジャーナル表紙に掲載
ブロードウエイ新人展奨励賞、芸術センター出品審査員賞受賞4回
個展・2人展26回(東京銀座・神戸市・群馬県桐生市、弘前市・札幌市他)
●支倉隆子
私は荷札人をしている。
30年前、私は本郷の文房具店から小さな荷札をたくさん買った。
それから、小さな荷札に色を塗り、18枚たまると針金でとじ、そこに名前をつける。(一郎参上、次郎参上、みぎわ、うみうし参上、緑の人、空豆本参上、永遠です、ピングリーン人。 ・・・今は「アフリカ人参上」「大地溝帯参上」にはまっている。大地溝帯!私たちの生まれたところ!
〈プロフィール〉
札幌市生まれ、北大文学部ロシア語学科卒
・詩集『音楽』『琴座』『オアシスよ』『魅惑』『身空Ⅹ』等9冊
・小針金荷札人(POP ART)を製造している荷札人展(東京高輪/神戸/札幌/弘前等で開催)
・詩劇公演『洪水伝説(稽古篇)』『支倉ウリポん』『ピングリーン人・アフリカに渡る』
(東京/神戸/横浜詩人会/北海道立文学館/小樽/弘前など)25回開催
※東京在住。現代詩人/歴程同人。個人詩誌『√2通信』75号まで発行。