荒川区イベントカレンダー

荒川区に関連する行政、各種団体、商店街、企業、店舗などのイベントや行事予定を紹介します。
荒川102編集部でピックアップした情報のほか、ご希望される方は、無料および有料での情報掲載が可能です。詳しくは「掲載依頼・お問い合わせ」をご確認の上、お気軽にお問い合わせください。

10月
29
日暮里繊維街ワークショップ(2025年10月開催) @ ふらっとにっぽり(荒川区立日暮里地域活性化施設)
10月 29 @ 11:00 AM

日暮里繊維街にある「ふらっとにっぽり」にて、Craft Apartment 日暮里のハンドメイド作家様を講師に迎えたワークショップを開催します。

手づくり好きが集まる日暮里繊維街でワークショップを楽しみたい方、ぜひご参加お待ちしております。

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10/1(水)、10/22(水)
「オリジナルブレスレット作り」
天然石やアクリルビーズなどを使った
自分サイズのオリジナルブレスレット作り。

開催時間 11:00〜最終受付16:00
所要時間 約30分
料金 ¥2,500(材料費込み)
定員 1回2名
講師 手づくり工房 ぼぼ屋

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10/4(土)
「クラフトバンドのおでかけバッグ」
クラフトバンドを編み込んで
オシャレな柄のバッグを作ります。
完成サイズ:横上部約26cm、横底部約22cm、縦約21cm、マチ約8cm

開催時間 10:30〜(15:30終了予定)
所要時間 約5時間(軽食付き)
料金 ¥5,500(材料費込み)
持ち物 洗濯バサミ30個
定員 4名 ※対象年齢:中学生以上
講師 夢衣

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10/8(水)
「裂き布でつくるマルチコースター 」
裂いた布をかぎ針で編んでいき
コースターor鍋敷きに仕上げます。
かぎ針初心者さん大歓迎です!

開催時間 11:00〜13:00の間にお越しください
所要時間 約3時間
料金 ¥3,000(材料費込み)
定員 5名
講師 DearM

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10/11(土)、10/29(水)
「タッセルチャーム作り」
裂き布やファンシーヤーンなどを
お好きに組み合わせたタッセルチャーム作り。
ファッションのワンポイントにいかがですか?

開催時間 10:00〜最終受付15:30
所要時間 約60分
料金 ¥2,500(材料費込み)
定員 1回4名 ※1日15名まで
講師 Denicla

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10/15(水)
「ペットボトルホルダー付きミニトート」
内側にペットボトルホルダーが付いたミニトート作り。
多数の布からお選びいただけます。
※ミシンを使用するワークショップです
完成サイズ:横上部約32cm、横底部約22cm、縦約21cm、マチ約10cm

開催時間 10:00/13:30〜
所要時間 約2時間
料金 ¥3,000(材料費込み)
持ち物 筆記用具、お裁縫道具(糸切りバサミ、マチ針など)
定員 各3名
講師 さゆき堂

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10/17(金)
「ソープカービング 」
専用のナイフと彫刻刀を使って
石けんを彫るタイの伝統工芸。
デザインは初心者向きの「ダリア」です。

開催時間 11:00〜/13:30〜
所要時間 約2時間
料金 ¥3,000(材料費込み)
定員 各5名 ※対象年齢:中学生以上
講師 Tenshi-box

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10/18(土)
「羊毛フェルトでつくるイルカ」
ふわふわの羊毛を専用の針で刺し固め、イルカを作ります。

開催時間 11:00〜最終受付13:00
所要時間 約2時間
料金 ¥2,500(材料費込み)
マット代別途¥110
※マットをお持ちの方はご持参ください
定員 5名
講師 Piccola Creature

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10/25(土)
「縫わない がまぐち」
針も糸も使わないで作れるがまぐちです。
お気に入りの生地を選んで、
ご自分だけの素敵な作品を作っていただけます。
パールやキラキラパーツをつけてアレンジも可能。

開催時間 10:30〜/11:30〜/13:30/14:30〜
所要時間 約40〜50分
料金 ①ちびかま ¥1,500
②カードケース ¥2,500
③メガネケース ¥4,000
④コインケース ¥4,500
パール1個¥30/キラキラパーツ1個¥50
定員 各2名
講師 マダムパプリカ

 

■開催場所


ふらっとにっぽり(荒川区立日暮里地域活性化施設)
住所:荒川区東日暮里6-17-6

 

■主催


荒川区
東京日暮里繊維卸協同組合

 

■予約・お問い合わせ


Craft Apartment 日暮里
店頭、電話、InstagramのDMにて承ります。
住所 東京都荒川区東日暮里5-32-2種村ビル101
営業時間 11:00~17:00(日曜・祝日定休)
TEL 080-7063-5799
Instagram @craft.apartment.nippori

 

10月
30
落合由利子 写真展「絹ばあちゃんと90年の旅―幻の旧満州に生きて」 @ ギャラリーOGU MAG
10月 30 @ 1:00 PM – 7:00 PM

■会期→2025年10月23日(木)~11月9日(日)

■開館時間→OPEN: 木金土日, 13:00-19:00

 

ギャラリーOGU MAGでは、2025年10月23日(木)より、落合由利子 写真展「絹ばあちゃんと90年の旅―幻の旧満州に生きて」を開催します。

写真家・落合由利子は、これまでさまざまな人々の暮らしを写真に収めてきました。ベルリンの壁崩壊直後の東欧を巡り、ルーマニアでは村に滞在しながら、人々の自給自足の暮らしを撮影。日本で自身も子どもを育てながら「働くこと」と「子育て」を題材に複数の家族を記録し、戦後生まれの「戦争体験」をテーマに40人へのインタビューとポートレートで構成された本をまとめるなど、精力的に活動してきました。

今回の写真展は、2015年に101年の生涯を終えた後藤絹さんという、落合がかつて一冊の本としてまとめた、一人の女性の日々の暮らしに流れる時間を写し撮った写真で構成されます。

1913年に生まれ、開拓団として満州へ渡った絹さんは、ソ連の侵攻によって三人の子どもを亡くし、日本の敗戦後も中国の内戦で看護婦として従軍し、8年後にようやく帰国しました。落合は、絹さんの話を聞くうちに、まるで絹さんの人生を一緒に旅しているかのように感じ、その人生は決して「過去の出来事」ではなくなっていったと言います。

本展では絹さんの写真に加え、インタビュー時にカセットテープに録音された声、そして絹さんの人生と戦争体験をまとめた小冊子を通じて、その波乱に満ちた人生を我々も一緒にたどるものになります。ある一人の個人史を通して歴史に触れ、戦争と平和について改めて考えるきっかけとなることを願っています。

写真展の開催に合わせて、特別冊子を発売します。

また、10月26日(日)17:00からはアーティストトーク「絹さんを語る」、10月31日(金)18:30からは現在KOSHA KOSHAで展示中(10/15~東京都写真美術館でも展示予定)の写真家・藤岡亜弥さんとのトークイベントを開催します。こちらもぜひご参加ください。

 

展示作家ステイトメント


「今が一番幸せだよ」

そう言いながら伊豆半島の中央に位置する天城の山奥で一人、畑を耕しながら暮らす後藤絹さんに初めて会った日、その過酷な人生のあらすじをかいつまんで聞いた。

1913年静岡県藤枝に生まれた絹さんは、看護婦をしていた1939年26歳のとき、家の事情で、当時国策だった開拓団として満州(現中国東北部)に渡る。

開拓団の青年と結婚し三人の子どもを授かるが、夫は召集され、1945年8月9日ソ連軍の侵攻、大混乱の中を転々とする避難生活の中で、三人の子どもを次々と亡くし、難民生活者となる。

そして日本敗戦後、内戦状態となった中国で看護婦免許が絹さんを帰国から遠ざけた。中国共産党八路軍従軍看護婦として「留用」され、後方衛生部隊として3年間従軍する。1949年中華人民共和国成立後は、ハルピン医大で看護婦養成のために働くことになる。

日本敗戦から8年が過ぎた1953年39歳でやっと念願の帰国。シベリア抑留を経て天城山麓に開拓に入っていた夫と再会し再び生活を始める。二人の子どもに恵まれ、その子たちも成人し、それぞれの家族を築いた。夫は他界し、絹さんは一人で畑を耕し日々を暮らしていた。

出会った日から6年間、ときどきふらっとやってくる私を絹さんは暖かく迎えてくれた。「こんな話を聞いて、おもしろいのかい?」なんて言いながらお茶を入れてくれるのだった。

彼女と日常を共有し、その記憶を旅するうちに、今まで実感として感じなかったことを感じるようになった。

例えばこんなことだ。

ひとたび国家の戦争が起これば、星の数ほどの「個人の戦争」が始まる。「戦争」は終戦で終わるものではない。

「亡くなった子どものことは忘れないよ、これは一生ついてまわるの、死ぬまでね」

絹さんの言葉だ。

喜怒哀楽の感情は生きてきた時代が違ってもそんなに違うものではないと思う。絹さんの顔はやはり深い感情が刻まれた顔だった。

絹さんは2015年101歳でこの世を去った。

「生きてきたこと嘘じゃないんだから、話して何が悪いと思うのよ」

絹さんの生きた歴史の断片を未来に向けて伝えたいと思う。

※当時の表現のまま「看護婦」を使用しています。

 

作家プロフィール


落合由利子(おちあい・ゆりこ)

1963年埼玉県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。人物ドキュメントを中心に仕事を展開する。

写真集に『東欧 1989 EASTERN EUROPE』(自主出版 2025年)、『話したい-戦争は知らないけれど』(私家版、2021年)、『WINDOW’S WHISPER』(私家版、日本大学芸術学部長賞受賞、1984年)。

主な個展に「東欧 1989 EASTERN EUROPE」(IG Photo Gallery、2025年)、「CORNEREVA-ROMANIA1991」(ギャラリー冬青、2025年)、「働くこと育てること」(全国巡回、2000-2017年)。美術家スクリプカリウ落合安奈とのコラボレーション展示「私の旅のはじまりは、あなたの旅のはじまり」(横浜市民ギャラリー、2024年/MYAF、2023年/ANB Tokyo、2021年)。

著書に『絹ばあちゃんと90年の旅-幻の旧満州に生きて』(講談社、2005年)、『働くこと育てること』(草土文化、2001年)。

共著に『ときをためる暮らし』(文藝春秋/自然食通信社、2012年)、『若者から若者への手紙1945←2015』(ころから、2015年)他。

WEBサイト: https://ochiaiyuriko.com

 

関連イベント


◉10月26日(日)17:00より アーティストトーク: 絹さんを語る
要予約、定員20名 参加費:無料

◉10月31日(金) 18:30より 写真家 藤岡亜弥さんとのトークイベント
要予約、定員20名 参加費:1,000円

予約制:OGU MAG店頭 または info@ogumag.com にて受付いたします。

※予約開始日:10/11(土)~ ※定員になりましたら、予約受付を終了いたします。ご了承ください。

 

10月
31
南千住クラシックバレエ体験会 @ 南千住ふれあい館
10月 31 @ 10:00 AM – 10:40 AM

こんにちは!南千住バレエサークルの高野です。

ふれあい館で安心・安全に、やさしいバレエ体験をしてみませんか♪
音楽に合わせて楽しく体を動かしましょう!
元バレリーナの先生が、やさしく楽しい時間をお届けします。

初めてのお子さまも大歓迎!3歳からご参加いただけます。

体験会からご入会いただいた方には、
バレエシューズとタイツをプレゼント♪

もし日程が合わない場合は、お気軽にご連絡ください。

みんなで楽しく、のびのびバレエを楽しみましょう^^

 

日程


2025/10/12(日)10:00~10:40、10/24(金)16:00~16:40、10/31(金)16:00~16:20
上記3日間の予定です。

 

連絡先


Instagram: @minamisenju.balletcircle

☎080-5081-7570(ショートメッセージ対応)

mirorii622@gmail.com

 

落合由利子 写真展「絹ばあちゃんと90年の旅―幻の旧満州に生きて」 @ ギャラリーOGU MAG
10月 31 @ 1:00 PM – 7:00 PM

■会期→2025年10月23日(木)~11月9日(日)

■開館時間→OPEN: 木金土日, 13:00-19:00

 

ギャラリーOGU MAGでは、2025年10月23日(木)より、落合由利子 写真展「絹ばあちゃんと90年の旅―幻の旧満州に生きて」を開催します。

写真家・落合由利子は、これまでさまざまな人々の暮らしを写真に収めてきました。ベルリンの壁崩壊直後の東欧を巡り、ルーマニアでは村に滞在しながら、人々の自給自足の暮らしを撮影。日本で自身も子どもを育てながら「働くこと」と「子育て」を題材に複数の家族を記録し、戦後生まれの「戦争体験」をテーマに40人へのインタビューとポートレートで構成された本をまとめるなど、精力的に活動してきました。

今回の写真展は、2015年に101年の生涯を終えた後藤絹さんという、落合がかつて一冊の本としてまとめた、一人の女性の日々の暮らしに流れる時間を写し撮った写真で構成されます。

1913年に生まれ、開拓団として満州へ渡った絹さんは、ソ連の侵攻によって三人の子どもを亡くし、日本の敗戦後も中国の内戦で看護婦として従軍し、8年後にようやく帰国しました。落合は、絹さんの話を聞くうちに、まるで絹さんの人生を一緒に旅しているかのように感じ、その人生は決して「過去の出来事」ではなくなっていったと言います。

本展では絹さんの写真に加え、インタビュー時にカセットテープに録音された声、そして絹さんの人生と戦争体験をまとめた小冊子を通じて、その波乱に満ちた人生を我々も一緒にたどるものになります。ある一人の個人史を通して歴史に触れ、戦争と平和について改めて考えるきっかけとなることを願っています。

写真展の開催に合わせて、特別冊子を発売します。

また、10月26日(日)17:00からはアーティストトーク「絹さんを語る」、10月31日(金)18:30からは現在KOSHA KOSHAで展示中(10/15~東京都写真美術館でも展示予定)の写真家・藤岡亜弥さんとのトークイベントを開催します。こちらもぜひご参加ください。

 

展示作家ステイトメント


「今が一番幸せだよ」

そう言いながら伊豆半島の中央に位置する天城の山奥で一人、畑を耕しながら暮らす後藤絹さんに初めて会った日、その過酷な人生のあらすじをかいつまんで聞いた。

1913年静岡県藤枝に生まれた絹さんは、看護婦をしていた1939年26歳のとき、家の事情で、当時国策だった開拓団として満州(現中国東北部)に渡る。

開拓団の青年と結婚し三人の子どもを授かるが、夫は召集され、1945年8月9日ソ連軍の侵攻、大混乱の中を転々とする避難生活の中で、三人の子どもを次々と亡くし、難民生活者となる。

そして日本敗戦後、内戦状態となった中国で看護婦免許が絹さんを帰国から遠ざけた。中国共産党八路軍従軍看護婦として「留用」され、後方衛生部隊として3年間従軍する。1949年中華人民共和国成立後は、ハルピン医大で看護婦養成のために働くことになる。

日本敗戦から8年が過ぎた1953年39歳でやっと念願の帰国。シベリア抑留を経て天城山麓に開拓に入っていた夫と再会し再び生活を始める。二人の子どもに恵まれ、その子たちも成人し、それぞれの家族を築いた。夫は他界し、絹さんは一人で畑を耕し日々を暮らしていた。

出会った日から6年間、ときどきふらっとやってくる私を絹さんは暖かく迎えてくれた。「こんな話を聞いて、おもしろいのかい?」なんて言いながらお茶を入れてくれるのだった。

彼女と日常を共有し、その記憶を旅するうちに、今まで実感として感じなかったことを感じるようになった。

例えばこんなことだ。

ひとたび国家の戦争が起これば、星の数ほどの「個人の戦争」が始まる。「戦争」は終戦で終わるものではない。

「亡くなった子どものことは忘れないよ、これは一生ついてまわるの、死ぬまでね」

絹さんの言葉だ。

喜怒哀楽の感情は生きてきた時代が違ってもそんなに違うものではないと思う。絹さんの顔はやはり深い感情が刻まれた顔だった。

絹さんは2015年101歳でこの世を去った。

「生きてきたこと嘘じゃないんだから、話して何が悪いと思うのよ」

絹さんの生きた歴史の断片を未来に向けて伝えたいと思う。

※当時の表現のまま「看護婦」を使用しています。

 

作家プロフィール


落合由利子(おちあい・ゆりこ)

1963年埼玉県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。人物ドキュメントを中心に仕事を展開する。

写真集に『東欧 1989 EASTERN EUROPE』(自主出版 2025年)、『話したい-戦争は知らないけれど』(私家版、2021年)、『WINDOW’S WHISPER』(私家版、日本大学芸術学部長賞受賞、1984年)。

主な個展に「東欧 1989 EASTERN EUROPE」(IG Photo Gallery、2025年)、「CORNEREVA-ROMANIA1991」(ギャラリー冬青、2025年)、「働くこと育てること」(全国巡回、2000-2017年)。美術家スクリプカリウ落合安奈とのコラボレーション展示「私の旅のはじまりは、あなたの旅のはじまり」(横浜市民ギャラリー、2024年/MYAF、2023年/ANB Tokyo、2021年)。

著書に『絹ばあちゃんと90年の旅-幻の旧満州に生きて』(講談社、2005年)、『働くこと育てること』(草土文化、2001年)。

共著に『ときをためる暮らし』(文藝春秋/自然食通信社、2012年)、『若者から若者への手紙1945←2015』(ころから、2015年)他。

WEBサイト: https://ochiaiyuriko.com

 

関連イベント


◉10月26日(日)17:00より アーティストトーク: 絹さんを語る
要予約、定員20名 参加費:無料

◉10月31日(金) 18:30より 写真家 藤岡亜弥さんとのトークイベント
要予約、定員20名 参加費:1,000円

予約制:OGU MAG店頭 または info@ogumag.com にて受付いたします。

※予約開始日:10/11(土)~ ※定員になりましたら、予約受付を終了いたします。ご了承ください。

 

11月
1
落合由利子 写真展「絹ばあちゃんと90年の旅―幻の旧満州に生きて」 @ ギャラリーOGU MAG
11月 1 @ 1:00 PM – 7:00 PM

■会期→2025年10月23日(木)~11月9日(日)

■開館時間→OPEN: 木金土日, 13:00-19:00

 

ギャラリーOGU MAGでは、2025年10月23日(木)より、落合由利子 写真展「絹ばあちゃんと90年の旅―幻の旧満州に生きて」を開催します。

写真家・落合由利子は、これまでさまざまな人々の暮らしを写真に収めてきました。ベルリンの壁崩壊直後の東欧を巡り、ルーマニアでは村に滞在しながら、人々の自給自足の暮らしを撮影。日本で自身も子どもを育てながら「働くこと」と「子育て」を題材に複数の家族を記録し、戦後生まれの「戦争体験」をテーマに40人へのインタビューとポートレートで構成された本をまとめるなど、精力的に活動してきました。

今回の写真展は、2015年に101年の生涯を終えた後藤絹さんという、落合がかつて一冊の本としてまとめた、一人の女性の日々の暮らしに流れる時間を写し撮った写真で構成されます。

1913年に生まれ、開拓団として満州へ渡った絹さんは、ソ連の侵攻によって三人の子どもを亡くし、日本の敗戦後も中国の内戦で看護婦として従軍し、8年後にようやく帰国しました。落合は、絹さんの話を聞くうちに、まるで絹さんの人生を一緒に旅しているかのように感じ、その人生は決して「過去の出来事」ではなくなっていったと言います。

本展では絹さんの写真に加え、インタビュー時にカセットテープに録音された声、そして絹さんの人生と戦争体験をまとめた小冊子を通じて、その波乱に満ちた人生を我々も一緒にたどるものになります。ある一人の個人史を通して歴史に触れ、戦争と平和について改めて考えるきっかけとなることを願っています。

写真展の開催に合わせて、特別冊子を発売します。

また、10月26日(日)17:00からはアーティストトーク「絹さんを語る」、10月31日(金)18:30からは現在KOSHA KOSHAで展示中(10/15~東京都写真美術館でも展示予定)の写真家・藤岡亜弥さんとのトークイベントを開催します。こちらもぜひご参加ください。

 

展示作家ステイトメント


「今が一番幸せだよ」

そう言いながら伊豆半島の中央に位置する天城の山奥で一人、畑を耕しながら暮らす後藤絹さんに初めて会った日、その過酷な人生のあらすじをかいつまんで聞いた。

1913年静岡県藤枝に生まれた絹さんは、看護婦をしていた1939年26歳のとき、家の事情で、当時国策だった開拓団として満州(現中国東北部)に渡る。

開拓団の青年と結婚し三人の子どもを授かるが、夫は召集され、1945年8月9日ソ連軍の侵攻、大混乱の中を転々とする避難生活の中で、三人の子どもを次々と亡くし、難民生活者となる。

そして日本敗戦後、内戦状態となった中国で看護婦免許が絹さんを帰国から遠ざけた。中国共産党八路軍従軍看護婦として「留用」され、後方衛生部隊として3年間従軍する。1949年中華人民共和国成立後は、ハルピン医大で看護婦養成のために働くことになる。

日本敗戦から8年が過ぎた1953年39歳でやっと念願の帰国。シベリア抑留を経て天城山麓に開拓に入っていた夫と再会し再び生活を始める。二人の子どもに恵まれ、その子たちも成人し、それぞれの家族を築いた。夫は他界し、絹さんは一人で畑を耕し日々を暮らしていた。

出会った日から6年間、ときどきふらっとやってくる私を絹さんは暖かく迎えてくれた。「こんな話を聞いて、おもしろいのかい?」なんて言いながらお茶を入れてくれるのだった。

彼女と日常を共有し、その記憶を旅するうちに、今まで実感として感じなかったことを感じるようになった。

例えばこんなことだ。

ひとたび国家の戦争が起これば、星の数ほどの「個人の戦争」が始まる。「戦争」は終戦で終わるものではない。

「亡くなった子どものことは忘れないよ、これは一生ついてまわるの、死ぬまでね」

絹さんの言葉だ。

喜怒哀楽の感情は生きてきた時代が違ってもそんなに違うものではないと思う。絹さんの顔はやはり深い感情が刻まれた顔だった。

絹さんは2015年101歳でこの世を去った。

「生きてきたこと嘘じゃないんだから、話して何が悪いと思うのよ」

絹さんの生きた歴史の断片を未来に向けて伝えたいと思う。

※当時の表現のまま「看護婦」を使用しています。

 

作家プロフィール


落合由利子(おちあい・ゆりこ)

1963年埼玉県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。人物ドキュメントを中心に仕事を展開する。

写真集に『東欧 1989 EASTERN EUROPE』(自主出版 2025年)、『話したい-戦争は知らないけれど』(私家版、2021年)、『WINDOW’S WHISPER』(私家版、日本大学芸術学部長賞受賞、1984年)。

主な個展に「東欧 1989 EASTERN EUROPE」(IG Photo Gallery、2025年)、「CORNEREVA-ROMANIA1991」(ギャラリー冬青、2025年)、「働くこと育てること」(全国巡回、2000-2017年)。美術家スクリプカリウ落合安奈とのコラボレーション展示「私の旅のはじまりは、あなたの旅のはじまり」(横浜市民ギャラリー、2024年/MYAF、2023年/ANB Tokyo、2021年)。

著書に『絹ばあちゃんと90年の旅-幻の旧満州に生きて』(講談社、2005年)、『働くこと育てること』(草土文化、2001年)。

共著に『ときをためる暮らし』(文藝春秋/自然食通信社、2012年)、『若者から若者への手紙1945←2015』(ころから、2015年)他。

WEBサイト: https://ochiaiyuriko.com

 

関連イベント


◉10月26日(日)17:00より アーティストトーク: 絹さんを語る
要予約、定員20名 参加費:無料

◉10月31日(金) 18:30より 写真家 藤岡亜弥さんとのトークイベント
要予約、定員20名 参加費:1,000円

予約制:OGU MAG店頭 または info@ogumag.com にて受付いたします。

※予約開始日:10/11(土)~ ※定員になりましたら、予約受付を終了いたします。ご了承ください。

 

11月
2
落合由利子 写真展「絹ばあちゃんと90年の旅―幻の旧満州に生きて」 @ ギャラリーOGU MAG
11月 2 @ 1:00 PM – 7:00 PM

■会期→2025年10月23日(木)~11月9日(日)

■開館時間→OPEN: 木金土日, 13:00-19:00

 

ギャラリーOGU MAGでは、2025年10月23日(木)より、落合由利子 写真展「絹ばあちゃんと90年の旅―幻の旧満州に生きて」を開催します。

写真家・落合由利子は、これまでさまざまな人々の暮らしを写真に収めてきました。ベルリンの壁崩壊直後の東欧を巡り、ルーマニアでは村に滞在しながら、人々の自給自足の暮らしを撮影。日本で自身も子どもを育てながら「働くこと」と「子育て」を題材に複数の家族を記録し、戦後生まれの「戦争体験」をテーマに40人へのインタビューとポートレートで構成された本をまとめるなど、精力的に活動してきました。

今回の写真展は、2015年に101年の生涯を終えた後藤絹さんという、落合がかつて一冊の本としてまとめた、一人の女性の日々の暮らしに流れる時間を写し撮った写真で構成されます。

1913年に生まれ、開拓団として満州へ渡った絹さんは、ソ連の侵攻によって三人の子どもを亡くし、日本の敗戦後も中国の内戦で看護婦として従軍し、8年後にようやく帰国しました。落合は、絹さんの話を聞くうちに、まるで絹さんの人生を一緒に旅しているかのように感じ、その人生は決して「過去の出来事」ではなくなっていったと言います。

本展では絹さんの写真に加え、インタビュー時にカセットテープに録音された声、そして絹さんの人生と戦争体験をまとめた小冊子を通じて、その波乱に満ちた人生を我々も一緒にたどるものになります。ある一人の個人史を通して歴史に触れ、戦争と平和について改めて考えるきっかけとなることを願っています。

写真展の開催に合わせて、特別冊子を発売します。

また、10月26日(日)17:00からはアーティストトーク「絹さんを語る」、10月31日(金)18:30からは現在KOSHA KOSHAで展示中(10/15~東京都写真美術館でも展示予定)の写真家・藤岡亜弥さんとのトークイベントを開催します。こちらもぜひご参加ください。

 

展示作家ステイトメント


「今が一番幸せだよ」

そう言いながら伊豆半島の中央に位置する天城の山奥で一人、畑を耕しながら暮らす後藤絹さんに初めて会った日、その過酷な人生のあらすじをかいつまんで聞いた。

1913年静岡県藤枝に生まれた絹さんは、看護婦をしていた1939年26歳のとき、家の事情で、当時国策だった開拓団として満州(現中国東北部)に渡る。

開拓団の青年と結婚し三人の子どもを授かるが、夫は召集され、1945年8月9日ソ連軍の侵攻、大混乱の中を転々とする避難生活の中で、三人の子どもを次々と亡くし、難民生活者となる。

そして日本敗戦後、内戦状態となった中国で看護婦免許が絹さんを帰国から遠ざけた。中国共産党八路軍従軍看護婦として「留用」され、後方衛生部隊として3年間従軍する。1949年中華人民共和国成立後は、ハルピン医大で看護婦養成のために働くことになる。

日本敗戦から8年が過ぎた1953年39歳でやっと念願の帰国。シベリア抑留を経て天城山麓に開拓に入っていた夫と再会し再び生活を始める。二人の子どもに恵まれ、その子たちも成人し、それぞれの家族を築いた。夫は他界し、絹さんは一人で畑を耕し日々を暮らしていた。

出会った日から6年間、ときどきふらっとやってくる私を絹さんは暖かく迎えてくれた。「こんな話を聞いて、おもしろいのかい?」なんて言いながらお茶を入れてくれるのだった。

彼女と日常を共有し、その記憶を旅するうちに、今まで実感として感じなかったことを感じるようになった。

例えばこんなことだ。

ひとたび国家の戦争が起これば、星の数ほどの「個人の戦争」が始まる。「戦争」は終戦で終わるものではない。

「亡くなった子どものことは忘れないよ、これは一生ついてまわるの、死ぬまでね」

絹さんの言葉だ。

喜怒哀楽の感情は生きてきた時代が違ってもそんなに違うものではないと思う。絹さんの顔はやはり深い感情が刻まれた顔だった。

絹さんは2015年101歳でこの世を去った。

「生きてきたこと嘘じゃないんだから、話して何が悪いと思うのよ」

絹さんの生きた歴史の断片を未来に向けて伝えたいと思う。

※当時の表現のまま「看護婦」を使用しています。

 

作家プロフィール


落合由利子(おちあい・ゆりこ)

1963年埼玉県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。人物ドキュメントを中心に仕事を展開する。

写真集に『東欧 1989 EASTERN EUROPE』(自主出版 2025年)、『話したい-戦争は知らないけれど』(私家版、2021年)、『WINDOW’S WHISPER』(私家版、日本大学芸術学部長賞受賞、1984年)。

主な個展に「東欧 1989 EASTERN EUROPE」(IG Photo Gallery、2025年)、「CORNEREVA-ROMANIA1991」(ギャラリー冬青、2025年)、「働くこと育てること」(全国巡回、2000-2017年)。美術家スクリプカリウ落合安奈とのコラボレーション展示「私の旅のはじまりは、あなたの旅のはじまり」(横浜市民ギャラリー、2024年/MYAF、2023年/ANB Tokyo、2021年)。

著書に『絹ばあちゃんと90年の旅-幻の旧満州に生きて』(講談社、2005年)、『働くこと育てること』(草土文化、2001年)。

共著に『ときをためる暮らし』(文藝春秋/自然食通信社、2012年)、『若者から若者への手紙1945←2015』(ころから、2015年)他。

WEBサイト: https://ochiaiyuriko.com

 

関連イベント


◉10月26日(日)17:00より アーティストトーク: 絹さんを語る
要予約、定員20名 参加費:無料

◉10月31日(金) 18:30より 写真家 藤岡亜弥さんとのトークイベント
要予約、定員20名 参加費:1,000円

予約制:OGU MAG店頭 または info@ogumag.com にて受付いたします。

※予約開始日:10/11(土)~ ※定員になりましたら、予約受付を終了いたします。ご了承ください。

 

11月
6
日暮里繊維街ワークショップ(2025年11月開催) @ ふらっとにっぽり(荒川区立日暮里地域活性化施設)
11月 6 @ 11:00 AM

日暮里繊維街にある「ふらっとにっぽり」にて、Craft Apartment 日暮里のハンドメイド作家様を講師に迎えたワークショップを開催します。

手づくり好きが集まる日暮里繊維街でワークショップを楽しみたい方、ぜひご参加お待ちしております。

 

11/6(木)、11/27(木)「基本のグラニースクエアを編んでみよう」


かぎ針を使って、ヘキサゴンカーディガンの基本となる編み方をお教えします。
覚えたら応用で何でも作れますよ♪

開催時間 11:00〜16:00※最終受付14:00
所要時間 60分〜(覚えるまで)
料金   ¥2,000
持ち物  毛糸、かぎ針(お持ちでなければ1玉100円、かぎ針貸出あり)
定員   5名
講師   DearM

 

11/7(金)「クリスマスツリー型飾り」


三角形のベースにヒムロ杉やフェルトのリーフ、木の実などを飾ってツリー型の飾りを作ります。
クリスマスモチーフのパーツはお好きなものを選んで制作していただきます。
出来上がり寸法:高さ30cm×横7cm×奥行き3cm前後

開催時間 11:00/13:30
所要時間 約90分
料金   ¥3,000(材料費込み)
定員   各4名
講師   La plume

 

11/8(土)「リバティでつくる基本のがま口 」


袋部分の縫製済みからスタート!
口金入れのコツを掴んで、どちらかのがま口を1つ完成させます。

開催時間 10:00/12:30/14:00
所要時間 約90分
料金   ¥3,500(材料費込み)
定員   各2名
講師   めいびーず

 

11/22(土)「縫わない がまぐち」


針も糸も使わないで作れるがまぐちです。
お気に入りの生地を選んで、ご自分だけのステキな作品を作っていただけます。
今回は立体型の化粧ポーチも縫わないで作れます。
①ちびかま
②化粧ポーチ

開催時間 ①10:00/13:00 ②11:00/13:30
所要時間 ①60分 ②120分
料金   ①¥1,800(材料費込み) ②¥4,800(材料費込み)
定員   各2名
講師   マダムパプリカ

 

11/26(水)「レジンでつくるキーホルダー」


レジンを使ってアルファベット型と雪の結晶型のキーホルダーを1つずつお作りいただけます。

開催時間 11:00/13:30
所要時間 約60分
料金   ¥2,200(材料費込み)
定員   各4名
講師   夢衣

 

11/28(金)「羊毛フェルトでつくるハニワ」


ふわふわの羊毛を専用の針で刺し固め、好きなポーズのハニワを作ります。

開催時間 11:00〜最終受付13:00
所要時間 約2時間
料金   ¥2,500(材料費込み)
マット代別途¥110
※マットをお持ちの方はご持参ください
定員   5名
講師   Piccola Creature

 

11/29(土)「羊毛フェルトでつくるマカロンピンクッション」


羊毛を専用の針で刺し固め、お好きな色でマカロン型のピンクッションを作ります。
マグネット付きで便利です!

開催時間 11:00(満席)/13:30
所要時間 約1.5時間
料金   ¥1,500(材料費込み)
マット代別途¥110
※マットをお持ちの方はご持参ください
定員   各3名
講師   Piccola Creature

【開催場所】


ふらっとにっぽり(荒川区立日暮里地域活性化施設)
住所:荒川区東日暮里6-17-6

 

【主催】


荒川区
東京日暮里繊維卸協同組合

 

【予約・お問い合わせ】


Craft Apartment 日暮里
店頭、電話、InstagramのDMにて承ります。
住所 東京都荒川区東日暮里5-32-2種村ビル101
営業時間 11:00~17:00(日曜・祝日定休)
TEL 080-7063-5799
URL https://www.instagram.com/craft.apartment.nippori/

 

落合由利子 写真展「絹ばあちゃんと90年の旅―幻の旧満州に生きて」 @ ギャラリーOGU MAG
11月 6 @ 1:00 PM – 7:00 PM

■会期→2025年10月23日(木)~11月9日(日)

■開館時間→OPEN: 木金土日, 13:00-19:00

 

ギャラリーOGU MAGでは、2025年10月23日(木)より、落合由利子 写真展「絹ばあちゃんと90年の旅―幻の旧満州に生きて」を開催します。

写真家・落合由利子は、これまでさまざまな人々の暮らしを写真に収めてきました。ベルリンの壁崩壊直後の東欧を巡り、ルーマニアでは村に滞在しながら、人々の自給自足の暮らしを撮影。日本で自身も子どもを育てながら「働くこと」と「子育て」を題材に複数の家族を記録し、戦後生まれの「戦争体験」をテーマに40人へのインタビューとポートレートで構成された本をまとめるなど、精力的に活動してきました。

今回の写真展は、2015年に101年の生涯を終えた後藤絹さんという、落合がかつて一冊の本としてまとめた、一人の女性の日々の暮らしに流れる時間を写し撮った写真で構成されます。

1913年に生まれ、開拓団として満州へ渡った絹さんは、ソ連の侵攻によって三人の子どもを亡くし、日本の敗戦後も中国の内戦で看護婦として従軍し、8年後にようやく帰国しました。落合は、絹さんの話を聞くうちに、まるで絹さんの人生を一緒に旅しているかのように感じ、その人生は決して「過去の出来事」ではなくなっていったと言います。

本展では絹さんの写真に加え、インタビュー時にカセットテープに録音された声、そして絹さんの人生と戦争体験をまとめた小冊子を通じて、その波乱に満ちた人生を我々も一緒にたどるものになります。ある一人の個人史を通して歴史に触れ、戦争と平和について改めて考えるきっかけとなることを願っています。

写真展の開催に合わせて、特別冊子を発売します。

また、10月26日(日)17:00からはアーティストトーク「絹さんを語る」、10月31日(金)18:30からは現在KOSHA KOSHAで展示中(10/15~東京都写真美術館でも展示予定)の写真家・藤岡亜弥さんとのトークイベントを開催します。こちらもぜひご参加ください。

 

展示作家ステイトメント


「今が一番幸せだよ」

そう言いながら伊豆半島の中央に位置する天城の山奥で一人、畑を耕しながら暮らす後藤絹さんに初めて会った日、その過酷な人生のあらすじをかいつまんで聞いた。

1913年静岡県藤枝に生まれた絹さんは、看護婦をしていた1939年26歳のとき、家の事情で、当時国策だった開拓団として満州(現中国東北部)に渡る。

開拓団の青年と結婚し三人の子どもを授かるが、夫は召集され、1945年8月9日ソ連軍の侵攻、大混乱の中を転々とする避難生活の中で、三人の子どもを次々と亡くし、難民生活者となる。

そして日本敗戦後、内戦状態となった中国で看護婦免許が絹さんを帰国から遠ざけた。中国共産党八路軍従軍看護婦として「留用」され、後方衛生部隊として3年間従軍する。1949年中華人民共和国成立後は、ハルピン医大で看護婦養成のために働くことになる。

日本敗戦から8年が過ぎた1953年39歳でやっと念願の帰国。シベリア抑留を経て天城山麓に開拓に入っていた夫と再会し再び生活を始める。二人の子どもに恵まれ、その子たちも成人し、それぞれの家族を築いた。夫は他界し、絹さんは一人で畑を耕し日々を暮らしていた。

出会った日から6年間、ときどきふらっとやってくる私を絹さんは暖かく迎えてくれた。「こんな話を聞いて、おもしろいのかい?」なんて言いながらお茶を入れてくれるのだった。

彼女と日常を共有し、その記憶を旅するうちに、今まで実感として感じなかったことを感じるようになった。

例えばこんなことだ。

ひとたび国家の戦争が起これば、星の数ほどの「個人の戦争」が始まる。「戦争」は終戦で終わるものではない。

「亡くなった子どものことは忘れないよ、これは一生ついてまわるの、死ぬまでね」

絹さんの言葉だ。

喜怒哀楽の感情は生きてきた時代が違ってもそんなに違うものではないと思う。絹さんの顔はやはり深い感情が刻まれた顔だった。

絹さんは2015年101歳でこの世を去った。

「生きてきたこと嘘じゃないんだから、話して何が悪いと思うのよ」

絹さんの生きた歴史の断片を未来に向けて伝えたいと思う。

※当時の表現のまま「看護婦」を使用しています。

 

作家プロフィール


落合由利子(おちあい・ゆりこ)

1963年埼玉県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。人物ドキュメントを中心に仕事を展開する。

写真集に『東欧 1989 EASTERN EUROPE』(自主出版 2025年)、『話したい-戦争は知らないけれど』(私家版、2021年)、『WINDOW’S WHISPER』(私家版、日本大学芸術学部長賞受賞、1984年)。

主な個展に「東欧 1989 EASTERN EUROPE」(IG Photo Gallery、2025年)、「CORNEREVA-ROMANIA1991」(ギャラリー冬青、2025年)、「働くこと育てること」(全国巡回、2000-2017年)。美術家スクリプカリウ落合安奈とのコラボレーション展示「私の旅のはじまりは、あなたの旅のはじまり」(横浜市民ギャラリー、2024年/MYAF、2023年/ANB Tokyo、2021年)。

著書に『絹ばあちゃんと90年の旅-幻の旧満州に生きて』(講談社、2005年)、『働くこと育てること』(草土文化、2001年)。

共著に『ときをためる暮らし』(文藝春秋/自然食通信社、2012年)、『若者から若者への手紙1945←2015』(ころから、2015年)他。

WEBサイト: https://ochiaiyuriko.com

 

関連イベント


◉10月26日(日)17:00より アーティストトーク: 絹さんを語る
要予約、定員20名 参加費:無料

◉10月31日(金) 18:30より 写真家 藤岡亜弥さんとのトークイベント
要予約、定員20名 参加費:1,000円

予約制:OGU MAG店頭 または info@ogumag.com にて受付いたします。

※予約開始日:10/11(土)~ ※定員になりましたら、予約受付を終了いたします。ご了承ください。

 

11月
7
日暮里繊維街ワークショップ(2025年11月開催) @ ふらっとにっぽり(荒川区立日暮里地域活性化施設)
11月 7 @ 11:00 AM

日暮里繊維街にある「ふらっとにっぽり」にて、Craft Apartment 日暮里のハンドメイド作家様を講師に迎えたワークショップを開催します。

手づくり好きが集まる日暮里繊維街でワークショップを楽しみたい方、ぜひご参加お待ちしております。

 

11/6(木)、11/27(木)「基本のグラニースクエアを編んでみよう」


かぎ針を使って、ヘキサゴンカーディガンの基本となる編み方をお教えします。
覚えたら応用で何でも作れますよ♪

開催時間 11:00〜16:00※最終受付14:00
所要時間 60分〜(覚えるまで)
料金   ¥2,000
持ち物  毛糸、かぎ針(お持ちでなければ1玉100円、かぎ針貸出あり)
定員   5名
講師   DearM

 

11/7(金)「クリスマスツリー型飾り」


三角形のベースにヒムロ杉やフェルトのリーフ、木の実などを飾ってツリー型の飾りを作ります。
クリスマスモチーフのパーツはお好きなものを選んで制作していただきます。
出来上がり寸法:高さ30cm×横7cm×奥行き3cm前後

開催時間 11:00/13:30
所要時間 約90分
料金   ¥3,000(材料費込み)
定員   各4名
講師   La plume

 

11/8(土)「リバティでつくる基本のがま口 」


袋部分の縫製済みからスタート!
口金入れのコツを掴んで、どちらかのがま口を1つ完成させます。

開催時間 10:00/12:30/14:00
所要時間 約90分
料金   ¥3,500(材料費込み)
定員   各2名
講師   めいびーず

 

11/22(土)「縫わない がまぐち」


針も糸も使わないで作れるがまぐちです。
お気に入りの生地を選んで、ご自分だけのステキな作品を作っていただけます。
今回は立体型の化粧ポーチも縫わないで作れます。
①ちびかま
②化粧ポーチ

開催時間 ①10:00/13:00 ②11:00/13:30
所要時間 ①60分 ②120分
料金   ①¥1,800(材料費込み) ②¥4,800(材料費込み)
定員   各2名
講師   マダムパプリカ

 

11/26(水)「レジンでつくるキーホルダー」


レジンを使ってアルファベット型と雪の結晶型のキーホルダーを1つずつお作りいただけます。

開催時間 11:00/13:30
所要時間 約60分
料金   ¥2,200(材料費込み)
定員   各4名
講師   夢衣

 

11/28(金)「羊毛フェルトでつくるハニワ」


ふわふわの羊毛を専用の針で刺し固め、好きなポーズのハニワを作ります。

開催時間 11:00〜最終受付13:00
所要時間 約2時間
料金   ¥2,500(材料費込み)
マット代別途¥110
※マットをお持ちの方はご持参ください
定員   5名
講師   Piccola Creature

 

11/29(土)「羊毛フェルトでつくるマカロンピンクッション」


羊毛を専用の針で刺し固め、お好きな色でマカロン型のピンクッションを作ります。
マグネット付きで便利です!

開催時間 11:00(満席)/13:30
所要時間 約1.5時間
料金   ¥1,500(材料費込み)
マット代別途¥110
※マットをお持ちの方はご持参ください
定員   各3名
講師   Piccola Creature

【開催場所】


ふらっとにっぽり(荒川区立日暮里地域活性化施設)
住所:荒川区東日暮里6-17-6

 

【主催】


荒川区
東京日暮里繊維卸協同組合

 

【予約・お問い合わせ】


Craft Apartment 日暮里
店頭、電話、InstagramのDMにて承ります。
住所 東京都荒川区東日暮里5-32-2種村ビル101
営業時間 11:00~17:00(日曜・祝日定休)
TEL 080-7063-5799
URL https://www.instagram.com/craft.apartment.nippori/

 

落合由利子 写真展「絹ばあちゃんと90年の旅―幻の旧満州に生きて」 @ ギャラリーOGU MAG
11月 7 @ 1:00 PM – 7:00 PM

■会期→2025年10月23日(木)~11月9日(日)

■開館時間→OPEN: 木金土日, 13:00-19:00

 

ギャラリーOGU MAGでは、2025年10月23日(木)より、落合由利子 写真展「絹ばあちゃんと90年の旅―幻の旧満州に生きて」を開催します。

写真家・落合由利子は、これまでさまざまな人々の暮らしを写真に収めてきました。ベルリンの壁崩壊直後の東欧を巡り、ルーマニアでは村に滞在しながら、人々の自給自足の暮らしを撮影。日本で自身も子どもを育てながら「働くこと」と「子育て」を題材に複数の家族を記録し、戦後生まれの「戦争体験」をテーマに40人へのインタビューとポートレートで構成された本をまとめるなど、精力的に活動してきました。

今回の写真展は、2015年に101年の生涯を終えた後藤絹さんという、落合がかつて一冊の本としてまとめた、一人の女性の日々の暮らしに流れる時間を写し撮った写真で構成されます。

1913年に生まれ、開拓団として満州へ渡った絹さんは、ソ連の侵攻によって三人の子どもを亡くし、日本の敗戦後も中国の内戦で看護婦として従軍し、8年後にようやく帰国しました。落合は、絹さんの話を聞くうちに、まるで絹さんの人生を一緒に旅しているかのように感じ、その人生は決して「過去の出来事」ではなくなっていったと言います。

本展では絹さんの写真に加え、インタビュー時にカセットテープに録音された声、そして絹さんの人生と戦争体験をまとめた小冊子を通じて、その波乱に満ちた人生を我々も一緒にたどるものになります。ある一人の個人史を通して歴史に触れ、戦争と平和について改めて考えるきっかけとなることを願っています。

写真展の開催に合わせて、特別冊子を発売します。

また、10月26日(日)17:00からはアーティストトーク「絹さんを語る」、10月31日(金)18:30からは現在KOSHA KOSHAで展示中(10/15~東京都写真美術館でも展示予定)の写真家・藤岡亜弥さんとのトークイベントを開催します。こちらもぜひご参加ください。

 

展示作家ステイトメント


「今が一番幸せだよ」

そう言いながら伊豆半島の中央に位置する天城の山奥で一人、畑を耕しながら暮らす後藤絹さんに初めて会った日、その過酷な人生のあらすじをかいつまんで聞いた。

1913年静岡県藤枝に生まれた絹さんは、看護婦をしていた1939年26歳のとき、家の事情で、当時国策だった開拓団として満州(現中国東北部)に渡る。

開拓団の青年と結婚し三人の子どもを授かるが、夫は召集され、1945年8月9日ソ連軍の侵攻、大混乱の中を転々とする避難生活の中で、三人の子どもを次々と亡くし、難民生活者となる。

そして日本敗戦後、内戦状態となった中国で看護婦免許が絹さんを帰国から遠ざけた。中国共産党八路軍従軍看護婦として「留用」され、後方衛生部隊として3年間従軍する。1949年中華人民共和国成立後は、ハルピン医大で看護婦養成のために働くことになる。

日本敗戦から8年が過ぎた1953年39歳でやっと念願の帰国。シベリア抑留を経て天城山麓に開拓に入っていた夫と再会し再び生活を始める。二人の子どもに恵まれ、その子たちも成人し、それぞれの家族を築いた。夫は他界し、絹さんは一人で畑を耕し日々を暮らしていた。

出会った日から6年間、ときどきふらっとやってくる私を絹さんは暖かく迎えてくれた。「こんな話を聞いて、おもしろいのかい?」なんて言いながらお茶を入れてくれるのだった。

彼女と日常を共有し、その記憶を旅するうちに、今まで実感として感じなかったことを感じるようになった。

例えばこんなことだ。

ひとたび国家の戦争が起これば、星の数ほどの「個人の戦争」が始まる。「戦争」は終戦で終わるものではない。

「亡くなった子どものことは忘れないよ、これは一生ついてまわるの、死ぬまでね」

絹さんの言葉だ。

喜怒哀楽の感情は生きてきた時代が違ってもそんなに違うものではないと思う。絹さんの顔はやはり深い感情が刻まれた顔だった。

絹さんは2015年101歳でこの世を去った。

「生きてきたこと嘘じゃないんだから、話して何が悪いと思うのよ」

絹さんの生きた歴史の断片を未来に向けて伝えたいと思う。

※当時の表現のまま「看護婦」を使用しています。

 

作家プロフィール


落合由利子(おちあい・ゆりこ)

1963年埼玉県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。人物ドキュメントを中心に仕事を展開する。

写真集に『東欧 1989 EASTERN EUROPE』(自主出版 2025年)、『話したい-戦争は知らないけれど』(私家版、2021年)、『WINDOW’S WHISPER』(私家版、日本大学芸術学部長賞受賞、1984年)。

主な個展に「東欧 1989 EASTERN EUROPE」(IG Photo Gallery、2025年)、「CORNEREVA-ROMANIA1991」(ギャラリー冬青、2025年)、「働くこと育てること」(全国巡回、2000-2017年)。美術家スクリプカリウ落合安奈とのコラボレーション展示「私の旅のはじまりは、あなたの旅のはじまり」(横浜市民ギャラリー、2024年/MYAF、2023年/ANB Tokyo、2021年)。

著書に『絹ばあちゃんと90年の旅-幻の旧満州に生きて』(講談社、2005年)、『働くこと育てること』(草土文化、2001年)。

共著に『ときをためる暮らし』(文藝春秋/自然食通信社、2012年)、『若者から若者への手紙1945←2015』(ころから、2015年)他。

WEBサイト: https://ochiaiyuriko.com

 

関連イベント


◉10月26日(日)17:00より アーティストトーク: 絹さんを語る
要予約、定員20名 参加費:無料

◉10月31日(金) 18:30より 写真家 藤岡亜弥さんとのトークイベント
要予約、定員20名 参加費:1,000円

予約制:OGU MAG店頭 または info@ogumag.com にて受付いたします。

※予約開始日:10/11(土)~ ※定員になりましたら、予約受付を終了いたします。ご了承ください。