偶然出会った二人が始めた小さなイタリアン、Azuteria@町屋

Azuteria
町屋のイタリアン バル Azuteria

町屋の居酒屋が並ぶ路地の奥、小さなイタリアンが2016年6月にオープンしていたのを知っていますか?

テーブル席が3つにカウンターと15人も入ればいっぱいになってしまう店内。だからこそ、たった二人でもアットホームで気配りの効いたサービスができるのです。

Azuteria のシェフ野中さんと店長上田さん
Azuteriaのシェフ野中さん(左)と店長上田さん(右)

大塚にあるたこ焼き店、名匠 上木家(町屋にもありますね)で働いていたという上田さん。

上木家グループで3号店を計画していた時に、大塚の居酒屋で友人に偶然紹介されたのが野中さんだったとか。その場で意気投合した二人は下町で店舗を探し、たどり着いたのが町屋とのこと。

3号店がイタリアンになったのは野中さんのおかげかも!?

小さいけどアットホームな店内 Azuteria
小さいけどアットホームな店内

大切にしているのは下町の雰囲気。高い素材を使わず、手間暇かけて美味しいものを作ります。

生ビールも380円〜と町屋価格。きっちりイタリアンを楽しむこともできる、ふらっと入って一杯だけ飲んで行くようなチョイ飲みもできるバルを目指しています。

人気のレバーパテと自家製パン Azuteria
人気No.1のレバーパテと自家製パン

あまり主張していはいないけれど、バケットもシェフの手作り。

その方が安くできるからとシェフの野中さんは言いますが、いやいやこれが美味いんです。

旬の野菜を使ったラタトゥイユ Azuteria
旬の野菜を使ったラタトゥイア

昼はお子様を学校に送り出したママさん、夜は仕事帰りのサラリーマンの方が多いそうです。

「華やかな料理を出しているわけではないので、様々な料理を楽しんでもらいたい」ということから旬のオススメメニューは店内の黒板に。日々変わる黒板は要チェックです。

気軽につまめる揚げたてゼッポリーニ Azuteria
気軽につまめる揚げたてゼッポリーネ

イタリアには様々な郷土料理があり、日本ではちょっと馴染みの無いものも。
そういった郷土料理になるべく手を加えずにそのままの味を出すことを心がけているそうです。

本場ナポリ風ジェノベーゼ Azuteria
本場ナポリ風ジェノベーゼ

ジェノベーゼといえば、バジルたっぷりの緑色のスパゲティを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

しかし、ナポリでジェノベーゼといえばお肉と玉ねぎを使ったもの。それを穴空きショートパスタ、リガトーニで作るのがナポリ風なんだとか。

ジェノベーゼを頼んでこれが出てきたらちょっとビックリですね。しかし、これはこれでまた美味い。

本場の味を下町で気軽に。ディナーでもランチでも気負うことなく入ることができるお店です。


<店舗情報>

  • 営業時間: [火〜日]12:00~14:30(LO14:00) 16:30~23:30(LO22:30)
  • 定休日:月曜定休
  • Facebook:https://www.facebook.com/Azuteria/
  • 住所:東京都荒川区町屋1-20-11
  • 電話:03-3895-3332

※荒川102の取材情報は地図からも探せます。ぜひご活用ください。>>> 「荒川102取材マップ」


 

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川村 大

年間500回以上お一人様で外食をするソロメシエヴァンジェリスト。 2007年から続く食べ歩きブログ「東京レビュー」を主宰 ぐるなび運営のグルメキュレーションマガジン公式キュレーター 荒川区の荒川区民による情報サイト荒川102を運営する合同会社荒川102社長 定額制温泉宿予約YYORKアンバサダー

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