袖に荒川の文字。創部10周年を迎える「アサヒトラスト」女子硬式野球部

女子硬式野球 - アサヒトラスト

来年10周年を迎える「アサヒトラスト」は荒川区東尾久で物流ソリューションサービス等を提供している企業「アサヒ産業株式会社」が運営する日本初の女子硬式野球チームです。

部員は現在19名。日本中から集まった選手の多くはアサヒ産業や関連企業である介護施設「アサヒトラスト」で働き、寮生活を続けながら野球を続けていますが、なんと中学生も大学生・学校職員もいます。

練習場所は埼玉県三郷室内練習場と茨城県つくば市専用グラウンド。みんなでワゴン車を運転しながら様々な大会の優勝を目指して練習を重ねています。国分寺から参加する選手もいます。

「アサヒトラスト」コーチング風景

女子硬式野球の年間の大会はどこでどれ位あるのかを知らなければ、応援のしようがありません。
そこでアサヒ産業の須賀さんにお話しを伺いました。

大会の運営団体は2つ。それぞれが大きな大会を開催しています。

関東女子硬式野球連盟

ヴィーナスリーグ:こちらは読売巨人軍支援の元、4月~9月(2016年度)に開催され、1部13チーム、2部11チーム、3部11チーム、U-15(10チーム)。1部から3部までは順位による昇格、降格または入れ替え戦が行われました。 結果はこちら

全日本女子野球連盟

伊予銀行杯 第12回 全日本女子硬式野球選手権大会:2016年8月6日(土)~10日(水) 愛媛県の「マドンナスタジアム」と「坊ちゃんスタジアム」にて開催され、日本中の強豪高校・大学・クラブが一堂に会し、日本一の座を競いました。 結果はこちら

第11回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会 supported by 古田敦也:10月8日(土)~10日(月・祝) 千葉県市原市と袖ヶ浦市の球場を使い、日本一のクラブを決定します。参加クラブは16。 大会詳細はこちら
連覇が掛かったこの大会は間近に迫っています!

この他に週末を使っての練習試合やオープン戦もあり、かなりの試合数に上るようです。

 

三郷の室内練習場見学に行って来ました。

アサヒトラスト - 室内練習場

三郷でのチーム練習は毎週木曜日の仕事後。土日は筑波のグラウンドで行われています。

えっ?それだけ?と思ったら大きな間違い。他の曜日は仕事帰りに自主練の為に木曜日同様、交代でワゴンを運転しながら三郷まで通っています。

それが大変だと感じる気配はまるでなく、選手・スタッフ達からは、この環境を作ってくれる会社や同僚の皆さんに感謝している気持ちだけが伝わってきます。

練習はバラバラと始まります。

団体競技なので集合し、一斉に始めるものと思い込んでいたのでかなり驚きましたが、選手達はそれぞれの練習へと色々な場所に散らばります。

アサヒトラスト - ストレッチ&キャッチボール

初めて見るキャッチボールは、リラックスした中にもボールを弾く指の音がパチンと聞こえて来るようでした。

短い距離から長い距離、山なりボールが低く速くなり、そしてまた近づいて…迫力のあるキャッチボールに驚きました。このキャッチボールだけでも見る価値あり、です。

アサヒトラスト - バッティング

打撃練習は黙々とマシンから出てくるボールをバントから流し打ち、そして引っ張りへと変化して行くようです。

選手それぞれ課題があるのでしょう。スウィングを止めて素振りをしたり、他の選手と話す姿もかっこいいです。だけどそこは女子。時に沸き起こる笑い声は本当に明るく可愛らしいです。

アサヒトラスト - 選手の笑顔

カキーンカキーンと乾いた音が室内に響き渡ります。そして拾い集める何百というボールはいかにも硬式と言う感じでゴロゴロと低く硬い音を立てます。デッドボールは絶対に嫌だ…

ピッチャー陣は、体幹トレーニングや股関節を柔らかく保つストレッチに余念がありません。鍛え上げられたしなやかな動きは、次のトレーニングに向かう姿にも表れています。

どれもがワクワクするような光景でした。

アサヒトラスト - ピッチング

ツーシーム行きます!引き締まった声が響いてきます。同時にキャッチャーミットからもパシッと小気味いい音が響いてきます。

マウンドは2人が並んで投げる程度の広さです。

そこを交代でどんどん投げ込んでいました。オーバーハンドスロー、スリークォーター、色々な投手がいる事に驚きました。

アサヒトラスト - 袖口に荒川の文字

今回の記事を書くに当たり、2回練習場にお邪魔しました。

1度目は金曜日の全体練習。2度目は筑波の試合にと計画を立てましたが、残念ながら雨で中止になり、再度室内練習場に。幸運にも三橋社長にお会いする事が出来、お話しを伺えました。

荒川区になにか貢献できる事はないか。創部以前より変わる事のない思いを伺えました。野球を通じて社会に貢献できる人を育てる。仕事ありきの野球、地域ありきの野球。この事から選手のユニフォームの袖には大きく「荒川」の文字が刺繍されています。

東京の在クラブでありながら、東京ではなく荒川。社長の強い信念が伝わってくると同時に、その信念が監督・スタッフ・選手にもきちんと伝えられていると感じました。

次回は10月8日から始まる「第11回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会 」の観戦記を予定しています。
目指せクラブ日本一!!

アサヒトラスト webサイトはこちら

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